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    <title>日本に巨大風車はいらない</title>
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    <language>ja</language>
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    <pubDate>Sun, 17 Jul 2011 13:36:55 +0900</pubDate>
    <item>
      <title>大きな嘘をつき続けた果てに</title>
      <link>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2011/05/02/5836513</link>
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      <pubDate>Mon, 02 May 2011 17:35:10 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2011-05-08T10:07:45+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2011-05-02T17:36:32+09:00</dcterms:created>
      <description>『原発事故──その時あなたはどうするか!?』（日本科学者会議福岡支部核問題研究委員会・編、1989年、合同出版）という本があります。絶版ですので、正確には「ありました」というべきでしょう。&lt;br /&gt;&#13;
　版元などのご協力により、内容は現在ネット上で誰でも読めるようになっています。&lt;a href="http://jsa-t.jp/local/fukuoka/genpatsujiko1989.pdf" target="new"&gt;⇒こちら&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
　執筆・編纂したのは、森茂康九州大学名誉教授をはじめ、九州大学、九州工業大学、佐賀大学などの7人。&lt;br /&gt;&#13;
　20年以上昔に書かれたものですが、現在福島第一原発で起きている原発災害にそのままあてはまる内容です。今読むと、なぜこうした真摯な警告を生かせなかったのかと、改めて残念に思います。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&lt;font color="maroon"&gt;／／原子力発電所に事故が起きて放射能が漏れるような事態になったとき、国および地方自治体（知事や市町村長）には住民を被害から守る責任があります／／&lt;/font&gt;&lt;br /&gt;&#13;
　……という書き出しで始まるこの本は、「原発事故が起きたらどうすべきか」「原発事故とはどのようなものか」「放射線障害とはどのようなもので、どうすれば身を守れるか」「原発重大事故はどのようにして起こりうるか」「原発事故に対する法整備の提言」という内容を70ページ弱に収めてあり、非常に読みやすく、分かりやすい説明には感心させられるばかりです。&lt;br /&gt;&#13;
「あとがき」は、奇しくもこのように結ばれています。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&lt;font color="maroon"&gt;／／本書を作成する作業を進めている間にも、原発事故をめぐるさまざまなニュースが入ってきました。その中でも、福島原発の再循環ポンプの羽根の破損事故に際して警報が鳴っているのにそのまま運転を続けた、というニュースに、私たちは戦慄をおぼえると同時に、本書を作成する意義を重ねて確認することにもなりました。しかし、私たちは、本書が実際に使われるような原発事故がけっして起こらないことを願っています。／／&#13;
&lt;/font&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
　福島原発周辺に住む私は、この本の存在を重大事故が起きた後にネット上で読むことになりました。この本が福島の住民に配られていたら、どれだけ役に立ったことでしょう。&lt;br /&gt;&#13;
　しかし、この本の冒頭で「原子力発電所に事故が起きて放射能が漏れるような事態になったとき、住民を被害から守る責任があります」と宣告された国や地方自治体（知事や市町村長）は、原発事故への備えを固めなかっただけでなく、逆に、「原発事故は起こりえない」と国民を洗脳し続けてきました。&lt;br /&gt;&#13;
　ほんの一例を示しましょう。&lt;br /&gt;&#13;
　&lt;a href="http://www.atom-fukushima.or.jp" target="new"&gt;財団法人福島県原子力広報協会&lt;/a&gt;　という組織があります。&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
　事務所は大熊町の福島県原子力センター内にありますが、当然今は立入禁止です。でも、&lt;a href="http://www.atom-fukushima.or.jp" target="new"&gt;サイト&lt;/a&gt;は生きていて今も閲覧可能。とても興味深い内容なので、ぜひ覗いてみてください。&lt;br /&gt;&#13;
　財団の説明には、&lt;br /&gt;&#13;
&lt;font color="maroon"&gt;「財団法人福島県原子力広報協会は、県民に原子力の平和利用の知識と安全性に関する普及啓発を行い、地域社会の振興に寄与することを目的として、福島県及び原子力発電所立地・予定関係11市町村の出捐(しゅつえん)によって設立されました」&#13;
&lt;/font&gt;&lt;br /&gt;&#13;
　……とあります。&lt;br /&gt;&#13;
「出捐」という言葉は聞き慣れませんが（ATOKも変換してくれませんでした）、辞書を引くと「当事者の一方が自分の意思で、財産上の損失をし、他方に利益を得させること」とあります。&lt;br /&gt;&#13;
　ということは、福島県と浜通り11市町村が金を出して、県民に対して「原発は必要なんですよ」「原発は安全ですよ」とPRするために設立した、ということになりますね。&lt;br /&gt;&#13;
　設立出資金は2,000万円。実際の金がどこから出たのかは分かりませんが、あくまでも&lt;b&gt;形の上では東電が設立したのではなく、地元自治体が設立したことになっている&lt;/b&gt;点が重要です。&lt;br /&gt;&#13;
　この財団の「出捐団体」は、福島県、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、南相馬市、田村市、いわき市の12自治体です。理事長は渡辺利綱(大熊町長)。事業費は約1億293万円(平成22年度予算）となっています。&lt;br /&gt;&#13;
　毎年1億円以上をかけて、原発のPRをしているのです。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
　財団のサイトには「ウランちゃんのなるほどアトム教室」とか「アトムキッズランド」といった子供向けのコーナーがあり、原子力をPRしています。&lt;br /&gt;&#13;
「アトムキッズランド」には「アトム博士になろう！　クイズチャレンジ」というコーナーがあり、そこにはこんなクイズが出題されていました。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&lt;font color="maroon"&gt;問題：「地球温暖化によって地球の気温が２度上がると、海面はどのくらい上昇すると予測されているでしょう？」&lt;br /&gt;&#13;
答え：「50cm～1ｍ」　解説：21世紀末までに&lt;b&gt;地球の平均気温は約2度も上昇し、これにより北極や南極の氷が溶け海面が50cm～1ｍ上昇する&lt;/b&gt;といわれています。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;/font&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
　地球の平均気温が多少上がったからといって極地の氷が溶けたり、それによって海面上昇などしないことくらい、まともな大人なら知っていますが（そもそも北極の氷は海面に浮いているので、たとえすべて溶けたとしても海面上昇には関係しない）、こういう大嘘を金を使って子供たちに教えているのです。&lt;br /&gt;&#13;
　注意してほしいのは、こうした大嘘を子供たちに教え込んでいる組織が、あくまでも電力会社ではなく、地元自治体によって設立されている（ことになっている）ことです。&lt;br /&gt;&#13;
　最近ニュースになった「わくわく原子力ランド」（小学生用）と「チャレンジ！原子力ワールド」（中学生用）という教科書副読本も同じですね。これは国（文部科学省と経済産業省）が作製したもので、全国の小中学校に無償で配布されています。国策としての原子力発電事業を肯定する内容で、今回の事故後、「大きな地震や津波にも耐えられる」「放射性物質がもれないようしっかり守られている」などの表現が問題にされました。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;center&gt;&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/11/img11/0430/wakuwaku.jpg"&gt;&#13;
&lt;/center&gt;&lt;br /&gt;&#13;
　&#13;
　この副読本は、2008年に改訂された新学習指導要領で原子力推進を重視することが確認されたために作られました。実際の作成には&lt;a href="http://www.jaero.or.jp/" target="new"&gt;「日本原子力文化振興財団」&lt;/a&gt;（文科省関連の財団法人）が関わっていたようで、その内容を同財団のサイトでも公開していましたが、4月13日に削除しています。&lt;br /&gt;&#13;
　この「日本原子力文化振興財団」の紹介ページには、&lt;br /&gt;&#13;
&lt;font color="maroon"&gt;「地球環境への負荷の小さいエネルギーである原子力に、国民の積極的な支持と協力を得るためには、きわめて幅広く、かつ多岐にわたる活動が求められます。当財団は、発足以来、設立の趣旨にのっとり、多種多様な事業を展開し、原子力への理解を深め、不安や疑問を払拭していただくための努力を続けてまいりました」&lt;/font&gt;&lt;br /&gt;&#13;
　とあります。&lt;br /&gt;&#13;
　言い換えれば、原子力が必要不可欠かつ安全だと国民に信じ込ませるためには、ありとあらゆる手段を講じることが必要であり、その役割を担ってきた、ということですね。&lt;br /&gt;&#13;
　この「国民の積極的な支持と協力を得るための、きわめて幅広く、かつ多岐にわたる活動」が実を結んだ結果、日本人はすっかりバカになってしまいました。&lt;br /&gt;&#13;
　本当のことを自分で調べる努力をせず、テレビや新聞に書かれていること、学校で教えられることがすべて本当のことだと思うようになりました。&lt;br /&gt;&#13;
「CO2が増えると地球が熱くなって海面が上昇し、ツバルなどの島国が沈んでしまうらしい。ホッキョクグマが絶滅してしまうんだって。大変だ！　そのためにはCO2を出さないクリーンで安価なエネルギー、原子力発電や風力発電、太陽光発電に切り替えなくては！　急がなくちゃ！　そのためには何ができるだろう。そうだ、我が家も屋根に太陽光発電パネルを取り付けよう。グリーン電力証券を買おう。たまにしか乗っていない13年前のクラウンはまだ1万キロしか走っていないけど、廃車にしてプリウスに買い換えよう……」&lt;br /&gt;&#13;
　……などなど、「幅広く、かつ多岐にわたる活動」を画策した人たちの思うつぼの思考形態、行動様式に染まっていったのです。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
「ウランちゃんのなるほどアトム教室」や「わくわく原子力ランド」や「チャレンジ！原子力ワールド」は、確実に成果を上げたと言えるでしょう。&lt;br /&gt;&#13;
　こうした政策を進めてきた人たちは、人心を操ることや行政を牛耳ることにかけてはプロ中のプロです。&lt;br /&gt;&#13;
　首長の接待や立地自治体の懐柔はうまいし、そのための金はふんだんに使います。&lt;br /&gt;&#13;
　ギャラの高い有名人を起用したテレビCMを流して原子力政策をPRしてきましたし、テレビのニュース番組のスポンサーとなることで、メディアもコントロールしてきました。&lt;br /&gt;&#13;
　しかしその一方で、水に浸かっても大丈夫なバックアップ電源を用意する金は使わないし、考えようともしません。努力する目標を完全にはき違えているのです。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
　さて、話を福島に戻しましょう。&lt;br /&gt;&#13;
　子供たちに大嘘を教え込み、原発の必要性と安全性を植えつける財団の「出捐団体」となっている福島県、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、南相馬市、田村市、いわき市は、これからどうしますか？&lt;br /&gt;&#13;
　福島第一原発の後片づけだけで、東電も国も手一杯。今までのように、住民を手なずけるための金が落ちてくることはもう期待できませんよ。しっかり補償金を取りたいなら、むしろはっきりと原発を拒否する姿勢を示さないと矛盾するということにも気づいてほしいものです。&lt;br /&gt;&#13;
　土地も暮らしもめちゃめちゃにされた上で、なお「原子力行政のあり方は国民的な議論が必要」とか「地域住民の感情を考慮」などと及び腰なことを言っていては、「補償」の内容も舐められてしまうということを理解してください。&lt;br /&gt;&#13;
「原発雇用」に関しては、気の遠くなるような廃炉までの作業により、今まで以上になるので心配ありません（ただし、仕事量は増えても、内容は「汚れ仕事」が中心になりますが……）。&lt;br /&gt;&#13;
　尻尾を振っておねだりする姿勢を少しでも残していたら、福島は、このまま核廃棄物最終処分場、産廃、巨大風車などなどが集中する、永久に「文化果つる土地」「見捨てられた地」「差別される土地」になりはてるでしょう。そういう土地にすることと引き替えに国から金が投入されても、その金にどんな意味があるというのでしょうか。&lt;br /&gt;&#13;
「緊急時避難準備区域」の我が家に戻り1週間。福島に生きる一人として言います。&lt;br /&gt;&#13;
　住民や自治体の長がこんな簡単なことも分からないようでは、福島の再生なんて、到底ありえない、と。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;HR noshade&gt;&#13;
（税金投入によって懐柔され、情報コントロールによって騙され、その果てに裏切られ、被害を受ける構図は巨大風車も原発もまったく同じなので、敢えてここに掲載します。&lt;br&gt;&#13;
原発震災情報・現地リポートは別ブログ&lt;a href="http://gabasaku.asablo.jp/blog/"&gt;http://gabasaku.asablo.jp/blog/&lt;/a&gt;に更新しています。&lt;br&gt;&#13;
☆言うまでもないことですが、福島原発に近い滝根小白井ウィンドファームや檜山高原ウィンドファームは3.11以後完全に停止したままで、まったく発電していません）
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      <dc:subject>風力発電の実効性</dc:subject>
      <dc:subject>メディアによる情報操作</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>「風力発電の不都合な真実」（武田恵世・著）</title>
      <link>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2011/04/07/5782443</link>
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      <pubDate>Thu, 07 Apr 2011 21:29:10 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2011-04-11T17:56:08+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2011-04-07T21:31:24+09:00</dcterms:created>
      <description>　武田恵世氏の『風力発電の不都合な真実　風力発電は本当に環境に優しいのか？』（アットワークス刊）を先ほど読了しました。&lt;br /&gt;&#13;
　多くの日本人同様、著者も当初は「風力発電は、石油などの化石燃料を使わないので排気ガスを出さず、CO2を排出しない環境に優しい自然エネルギーだ」と信じ、大きな期待を抱き、出資しようと思っていたひとりでした。しかし、目の前で展開される事業のあまりの杜撰さ、でたらめぶりに疑問を抱き、ひとつひとつ「本当のところはどうなっているのか」と調べていきます。&lt;br /&gt;&#13;
　そうして11年かけて調査し、検討した結果「現状では風力発電は決して推進してはならない」という結論に達し、本書を書くまでに至った、ということがまえがきに書かれています。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
　風力発電に期待を抱いている人には、前半だけでも読んでいただきたいと切にお願いしたいのです。&lt;br /&gt;&#13;
　スマートグリッド、NAS電池、揚水発電所との併用の話も紹介しています。ヨーロッパでの現状も報告しています。中国で建設ラッシュになっている風力発電施設がどうなっているのかにも触れています。多分、みなさんが思っていた内容とは違うことが書かれています。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
　その上で、例えばこの一節だけでも、しっかり読んでほしいのです。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;HR noshade&gt;&#13;
&lt;font color="maroon"&gt;／／現在、日本では風力発電で発電した電気は、開閉器、変圧器などを介して電力会社の電力系統に直接入れられています。&lt;br /&gt;&#13;
　日本全国の電力会社は、強い風が吹いて風力発電所が稼働すると、火力発電所の出力をその分落とすという運用はしたことがありません。&lt;br /&gt;&#13;
　また、火力発電所が廃止されたこともありません。電力系統に大量の電気が急に入ったり、入らなくなったりすると電力系統全体が不安定になり、停電することもあるのですが、まだ風力発電所からの電気は系統全体の１～２％以下で誤算の範囲なので不安定にはならないので何もしていません。&lt;br /&gt;&#13;
　&lt;b&gt;風力発電所が結構増えた北海道電力、東北電力では、風力発電所の発電量が増えると、既存の火力発電所の出力は落とさずに、風力発電所からの送電を止めています（接続制限）&lt;/b&gt;。なぜかというと、風は一定の強さで吹き続けるものではないので、それに合わせて火力発電所などの出力を調整するのは難しいからです。&lt;br /&gt;　つまり、現状では、風力発電所ができたことで、火力発電所の出力も、数も減らしてはいないので、化石燃料の消費量をまったく減らしてはいないのです。／／（37ページ）&#13;
&lt;/font&gt;&#13;
&lt;HR noshade&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
　このことは、no-windfarm.netでもさんざん書いてきたことですが、未だにきちんと裏をとらずに感情的な反論をしてくる人たちが後を絶ちません。反論には正確なデータが必要です。私もぜひ見たいので、みなさんの力で、事業者や政府にしっかりしたデータを出させてください。お願いします。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
　先日、『そうだったのか！　池上彰の学べるニュース』（テレビ朝日系）を見ていました。原発に代わる代替エネルギー、新エネルギーの話をするというので、私は「ああ、またか」と暗い気持ちになったのですが、池上さんは風力発電についてはっきりと「低周波による健康被害が問題になってきています」と解説していました。&lt;br /&gt;&#13;
　そして、彼が紹介した「有望視されている次世代エネルギー」は、ガスハイドレートやオイルシェールでした。&lt;br /&gt;&#13;
　生放送であったため、内容的には中途半端になった感がありましたが、ああ、テレビメディアも少しずつ変わってきたのだなと、少し灯りが見えてきた気がしました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
　さて、いちばん大切なことがあとがきに書いてあります。&lt;br /&gt;&#13;
　以下、「おわりに」の一部を抜粋します。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
----------------------------------------------------　&lt;br /&gt;&#13;
&lt;font color="maroon"&gt;　この問題で注意したいのは、最初は悪意を持って風力発電を進めた人はおそらくいなかったであろうということです。化石燃料を使わない自然エネルギーとして誰もが期待したものだったのです。&lt;br /&gt;&#13;
　それがなぜこれほどの惨状を招いているのか？　問題点がわかった時点で、素早く適切な対応をしなかったからだと言えましょう。&lt;br /&gt;&#13;
　　そして、手厚い、ノーチェックの補助金政策、優遇政策がなされるとともに、それだけを目当てに成り立つ産業構造ができあがってしまいました。産業として補助金なしで成り立つように育成するための補助金であるはずが、補助金がないと成り立たない産業構造を造ってしまう従来の失敗がまたしても繰り返されました。&lt;br /&gt;&#13;
　特別会計によるノーチェックの補助金制度は、全廃するべきです。&lt;br /&gt;&#13;
　また、この風力発電の問題は、住民合意のあり方、環境影響評価のあり方、補助金政策や優遇政策のあり方など、国の民主主義や政策の問題点の縮図でもあります。&lt;br /&gt;&#13;
　（略）&lt;br /&gt;&#13;
　今度こそ、風力発電の問題だけにとどまらず、民主主義や政策の根本を改めないと、同じような問題が今後次々に起こってくるでしょう。この問題をきっかけに、今度こそなんとか改めていきましょう。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;/font&gt;----------------------------------------------------&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
　これを読んで、あれっ？　と思った人は多いはず。&lt;br /&gt;&#13;
　そう、今、福島第一原発で起きていることに、そっくりそのままあてはまるのです。&lt;br /&gt;&#13;
　&lt;br /&gt;&#13;
----------------------------------------------------&lt;br /&gt;&#13;
&lt;font color="navy"&gt;　この問題で注意したいのは、最初は悪意を持って原子力発電を進めた人はおそらくいなかったであろうということです。化石燃料を使わない未来のエネルギー産業として誰もが期待したものだったのです。&lt;br /&gt;&#13;
　それがなぜこれほどの惨状を招いているのか？　問題点がわかった時点で、素早く適切な対応をしなかったからだと言えましょう。&lt;br /&gt;&#13;
　そして、国策として強引に進められ、数々の優遇政策がなされるとともに、それだけを目当てに成り立つ「原子力村」という官産学複合体構造ができあがってしまいました。&lt;br /&gt;&#13;
　原子力発電の問題は、住民合意のあり方、環境影響評価のあり方、補助金政策や優遇政策のあり方など、国の民主主義や政策の問題点の縮図でもあります。&lt;br /&gt;&#13;
　今度こそ、原発の問題だけにとどまらず、民主主義や政策の根本を改めないと、同じような問題が今後次々に起こってくるでしょう。この問題をきっかけに、今度こそなんとか改めていきましょう。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;/font&gt;&#13;
----------------------------------------------------&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
　とにかく、日本のエネルギー問題について何か言うのなら、最低限この本くらいは読んでからにしましょう。そして、反論するなら、ここに出ているデータや事実にひとつひとつ反証しなければ無責任です。 &lt;br /&gt;&#13;
　たったひとつだけでもいい。例えば、日本の商用風力発電施設の発電実績データをひとつでもいいから提示し、その分、火力発電が燃料をセーブできていることを示してみてください。&lt;br /&gt;&#13;
　多分できません。なぜなら、どの風力発電所も発電実績データを公表しないからです。&lt;br /&gt;&#13;
　こうならいいな、という願望のもと、「電力村」（電力会社や国）がお金をかけてPRしてきたことだけを信じていたら、今福島第一原発で起きている悲劇と同じことを繰り返すことになってしまいます。&lt;br /&gt;&#13;
　今の日本には、そんなことをしている余裕はありません。&lt;br /&gt;&#13;
　本当に、&lt;b&gt;今度こそなんとかこの腐った連鎖を断ちきり、改めないと&lt;/b&gt;、この国に未来はないのです。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;HR noshade&gt;&#13;
&lt;table border=0 width=95%&gt;&#13;
&lt;tr&gt;&lt;th width=150&gt;&lt;a href="http://www.atworx.co.jp/goods/goods.html#_56"&gt;&lt;img src="http://no-windfarm.net/futsugo-h250.jpg" alt="風力発電の不都合な真実" width=176 height=250 border="0"&gt;&lt;/a&gt;&#13;
&lt;/th&gt;&lt;td valign=top bgcolor=cornsilk&gt;&#13;
&lt;H2&gt;&lt;A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4939042715/tanupack-22" target="new"&gt;風力発電の不都合な真実　風力発電は本当に環境に優しいのか？　武田恵世・著&lt;/A&gt;&lt;/H2&gt;&#13;
三重県で長年自然環境調査活動を続けてきた著者は、当初は広くPRされているように「風力発電は化石燃料を使わない、CO2を排出しない「環境に優しいエネルギー」だと信じていたが、目の前で展開される巨大風力発電施設建設のでたらめぶりに驚き、調査を開始。11年を経て、この事業がいかに欺瞞に満ちた詐欺的なビジネスであるかを知って戦慄する。&lt;br /&gt;&#13;
現状の風力発電ビジネスは、CO2排出を増加させ、健康被害を引き起こし、補助金制作に頼り切る「使いものにならない」事業だった。原発震災に揺れている今こそ全国民が「正しいエネルギー政策」を考える第一歩として必読の書。&lt;br /&gt;&#13;
アットワークス刊、2000円＋税　　&#13;
&lt;A HREF="http://www.atworx.co.jp/goods/goods.html#_71"&gt;&lt;img src="http://takuki.com/yaji12.gif" alt="こちらから" height="12" width="12" border="0"&gt;注文はこちらから&lt;/A&gt;　　&#13;
&lt;/td&gt;&#13;
&lt;/tr&gt;&lt;BR&gt;&#13;
&lt;/table&gt;
</description>
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      <dc:subject>風力発電の実効性</dc:subject>
      <dc:subject>風力発電事業者の違法行為</dc:subject>
      <dc:subject>低周波による健康被害</dc:subject>
      <dc:subject>巨大風車による環境破壊</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>福島第１原発事故から学ぶこと</title>
      <link>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2011/03/16/5743279</link>
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      <pubDate>Wed, 16 Mar 2011 11:07:40 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2011-03-16T11:56:57+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2011-03-16T11:12:00+09:00</dcterms:created>
      <description>今回の震災は地震による倒壊は大したことはなく、ほとんどが津波による被害だった。&lt;br /&gt;&#13;
私は震源に近い福島県川内村（震度６強と発表されている）にいたが、揺れはすごかったものの建物の損傷はまったくなし。&lt;br /&gt;&#13;
中越地震で家を失ったときに比べれば、地震の揺れによる被害はほとんどゼロと言ってもいいほどだった。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
しかし、原発が……。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
まさかあれほど杜撰な運営をしているとは思いもしなかった。&lt;br /&gt;&#13;
最初の水素爆発の映像がテレビに流れたのが1時間半も経過してから。その時点で、格納容器ごと吹っ飛んだのかどうかは分からないまま。NHKは映像もこの事実も報じていなくて、古い情報を流していた。&lt;br /&gt;&#13;
その後の官房長官会見がまったくお話になっていなかったことで、相当慌てた。&lt;br /&gt;&#13;
津波による甚大な被害は、ある程度避けようがなかったが、その後、さらにひどい状態にさせたのはすべて人災だ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;16日朝の時点で、書き留めておきたいこと&lt;/b&gt;&#13;
&#13;
&lt;ol&gt;&#13;
&lt;li&gt;汚染はひどいけど、逆に言えば、こんなに汚染されても平気なものだということ。吸い込まないようにして粛々と救援作業をするしかない。扇情的な報道はやめて、風向き情報のこまめな発信だけ徹底せよ。風上になっている場所と時間帯をはっきりさせ、むしろ&lt;b&gt;「今の時間、ここは比較的安全ですから動きましょう」という前向きな情報を出すべき&lt;/b&gt;。いたずらに数値を発表しているだけでは、一般人は混乱し、救援活動が不必要に邪魔される&#13;
&#13;
&lt;li&gt;原発事故は、直接の放射線汚染による被害もさることながら、&lt;b&gt;世界の中での風評被害、それによる経済的損失が多大&lt;/b&gt;。そういうリスクも含めると、原発は非常に高くつく発電。被害の補償は全部電気料金や税金に跳ね返る。すでにCNNなど海外メディアは、津波災害での死者や取り残された被災者の窮状は一切報じず、すべて放射能汚染関連のニュースになっているという&#13;
&#13;
&lt;li&gt;首都圏にいる人は、買い出しパニック的自衛より、すぐ隣で物資がなく、通信が途絶えて見殺し状態になっている二次被災者への支援を考えるべき。陸路で簡単に物資が届けられる川内村など、直接被害のなかったエリアへなぜ物資が届かないのか。&lt;b&gt;半径20kmだの30kmだのといった避難エリア指定はまったく無意味&lt;/b&gt;。風上10kmより風下100kmのほうが汚染数値は高くなるのだから。救援活動や住民の健康を阻害するだけだから、&lt;b&gt;距離による避難指示はすぐにやめるべき&lt;/b&gt;。まずは&lt;b&gt;移動できる人をすべて移動させ、残った病人や独居老人などのケアを専門家がやりやすくするように身軽にする&lt;/b&gt;こと。過疎の村に平時以上の人（特に普通の生活者）がひしめいていることが、復旧を困難にさせている&#13;
&#13;
&lt;li&gt;&lt;b&gt;エリアごとに一斉停電させるという乱暴な「計画停電」&lt;/b&gt;（実際には停電になってみないと分からないのだから、少しも計画的ではない）&lt;b&gt;よりも工場などの大型消費を見合わせるよう要請すべき&lt;/b&gt;。そのほうが事前に計画が立てられるし、不意の停電での二次災害も防げる。こういう馬鹿なお役所仕事ぶりを見ていても、電力会社がいかにダメか分かる。広報や運営、経営トップ陣がひどすぎる&#13;
&#13;
&lt;li&gt;「原発は止めろ」「いや、原発しかない」という両極論をぶつけ合っている段階ではない。今できることは、&lt;b&gt;早急に全国の原発のバックアップ電源を二重三重四重に強化しておく&lt;/b&gt;こと。内陸側から強固な電源供給ルートを複数確保して、事故が起きたときに今回のような無様なことにならないよう、金を投入して緊急対策すること。浜岡など、特に危険性の高いものは止めた上で、安全に後処理できるよう集中すること&#13;
&#13;
&lt;li&gt;原発の安全対策に金をかけよ。使いものにならない風力発電などに金をかけて遊んでいる暇はない。電力会社も経産省もきちんと本当のこと（新エネルギーと言われるものは、まだ技術が確立されていないし、現段階では資源を浪費するだけだということ）を言い、当面は&lt;b&gt;火力、水力など、柔軟に発電能力を変えられるものがいかに重要か&lt;/b&gt;をPRすること。電力という基本の基本を早く立て直さないと、このまま世界の孤児になりかねない。事故後、死に体だった日本風力開発の株がストップ高などというニュースを見ていると、あまりにも分かっていない人が多すぎることに、改めて不安を覚える。まあ、電力会社も国も、今回ばかりは本音で動くだろうとは思うのだが、今の政府の勘違いぶりは嫌と言うほど見せられてきただけに、心配だ&#13;
&#13;
&lt;li&gt;少し先のことになるだろうが、今回のことを「未曾有の天災」で片づけるのではなく、&lt;b&gt;大量生産大量消費社会が豊かな国の証という従来の発想から完全に脱皮し、少ないエネルギーで豊かに生きられる国をめざす&lt;/b&gt;べき。そのためには経済成長率などというただの数字が下がることを恐れていてはいけない。ガソリンがなければ高級車もただのお飾り。日本人は本来、こんなに貪欲な消費をする人たちではなかったはず。もっと精神的に豊かな生き方を知っていたはず。「粋な江戸人」の文化をもう一度めざそう&#13;
&lt;/ol&gt;&#13;
&lt;HR noshade&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
滝根小白井ウィンドファームは全機停止。非常時に風力からの不安定な電力がきたりこなかったりで系統を乱されたらますます電力供給が混乱するので、停止させるしかない。もとよりバックアップにならないことは明白だが、今回のことで、海岸沿いの巨大風車は巨大な津波に襲われたら凶器になるということを再認識させられた。&lt;br /&gt;&#13;
ムードで踊らされるのはいい加減にやめて、現実をしっかり見つめてほしい。&lt;br /&gt;&#13;
福島原発はこのまま廃炉になる。もうすでに相当量の放射性物質をばらまいてしまったが、最後までしっかり廃炉処理してほしい。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
ちなみに、つい先日のニュース↓&lt;br /&gt;&#13;
&lt;HR noshade&gt;&#13;
&lt;b&gt;福島第１原発で新たに33機器点検漏れ&lt;/b&gt;&#13;
&#13;
　保守管理の規定の期間を超えても点検を実施していない点検漏れの機器が見つかった問題で、東京電力は28日、経済産業省原子力・安全保安院に調査結果を最終報告した。報告では福島第1原発で新たに33機器で点検漏れが見つかった。県は「信頼性の根本に関わる問題」と東電に再発防止策の徹底を求めた。&lt;br /&gt;&#13;
　東電によると、福島第1原発で見つかった点検漏れは定期検査で行われる機器ではなく、東電の自主点検で定期点検が行われている機器。しかし、最長で11年間にわたり点検していない機器があったほか、簡易点検しか実施していないにもかかわらず、本格点検を実施したと点検簿に記入していた事例もあった。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;a href="http://www.minyu-net.com/news/news/0301/news3.html" target="new"&gt;(2011年3月1日　福島民友ニュース）&lt;/a&gt;&#13;
&lt;HR noshade&gt;&#13;
緊張感のなさ、無責任が積み重なってこうなった。今までなんとかなってきたのは単に運がよかっただけなのだ。
</description>
      <enclosure url="http://no-windfarm.asablo.jp/blog/img/2011/03/16/165625.jpg" length="34878" type="image/jpeg"/>
      <dc:subject>風力発電の実効性</dc:subject>
      <dc:subject>メディアによる情報操作</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>風力発電問題を考える全国集会 東京宣言2010 「風の心」</title>
      <link>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2010/04/30/5054265</link>
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      <pubDate>Fri, 30 Apr 2010 20:11:09 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2010-05-01T11:21:22+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2010-04-30T20:17:33+09:00</dcterms:created>
      <description>2010年4月30日、東京大井町において、「風力発電問題を考える全国集会」が開催されました。&#13;
100人を超える人たちが全国から集まり、風力発電の実態について報告し、問題点を論じ合いました。&#13;
集会の最後には、以下のようなメッセージを「東京宣言2010」として採択しました。&#13;
&lt;hr noshade&gt;&#13;
&#13;
&lt;h1&gt;風の心&lt;/h1&gt;&#13;
&lt;h2&gt;風力発電全国情報ネットワーク　東京宣言2010&lt;/h2&gt;&#13;
&#13;
　２０世紀、この国では、数々の間違った政策や人々の欲望によって、取り返しのつかない大規模な環境破壊が行われました。その結果、今の日本には、本来その土地の潜在自然植生を残した森は０．０６％しか残っていません。日本中に存在する荒れ果てた人工林を元の姿に戻すことは、もう不可能でしょう。&lt;br /&gt;&#13;
　アイヌの人たちが聖地として代々守り続けた沙流川では、司法が「違法な建設」と認めた二風谷ダムが、すでに半分土砂に埋まり、その上に泥水を溜めた姿を晒しています。&lt;br /&gt;&#13;
　こんなことが許されるのだろうか？　なぜそこまで強引に進めなければいけないのか？&lt;br /&gt;&#13;
　周辺住民や、多くの専門家、研究者たちは疑問の声、生活権をかけた叫びを上げましたが、国策という巨大な力に阻まれ、国民の多くには届くことなく、圧殺されてきました。&lt;br /&gt;&#13;
　何が行われたのか。その結果、どうなったのか。国民が少しずつ知るようになったのは、すでに回復不能なまでに環境が破壊された後のことです。&lt;br /&gt;&#13;
　&lt;br /&gt;&#13;
　私たちは今、目の前で展開されている風力発電という国策事業の現状に、過去何度も繰り返されてきた過ちと同じものを見ています。&lt;br /&gt;&#13;
　「地球温暖化防止」「ＣＯ２削減」というスローガンのもと、巨額の国費を注ぎ込んで進められる大規模風力発電事業は、本当に公益性の高い、価値のある事業なのでしょうか。地球環境にとってプラスに働いているのでしょうか。&lt;br /&gt;&#13;
　この国は、前世紀に犯した過ちを、今も繰り返していないでしょうか。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
　風が安定せず、中山間地が７割を占める日本列島に、すでに１，５００基を超える風力発電用設備が建設されています。現在の主流は、全高が１００ｍを超える、定格（最大）出力が２，０００ＫＷ、２，５００ＫＷといった超大型風車です。&lt;br /&gt;&#13;
　すでに建てられた施設には、地元の行政や土地所有者に適切な説明をせず、「最初に建設ありき」の姿勢で工事が進められた例が多数あります。国定公園内に建てたものや、水源涵養保安林指定を解除して森林伐採や地形改変を進めたものもあります。しかし、これだけの無理をして建設した１，５００基の発電実績は、全発電量の１％にもなりません。用地の選定においても、建設後の運営においても、すでに様々な問題を露呈しており、しかも、これらの問題は簡単に修整が効くものではなく、根本的なものです。このまま、さらに無理を重ねたとして、発電実績を数％のレベルまで引き上げることが可能でしょうか。日本の風力発電は果たしてどれだけの「有効な電力」を作りだしているでしょうか。稼働した分、本当に化石燃料の使用が減っているでしょうか。&lt;br /&gt;&#13;
　&lt;br /&gt;&#13;
　「風力発電は発電しなくてもいいのです。補助金をいただけるから作るのです」と言ってはばからない事業者がいます。故障して長期間止まったまま、中には事実上修理が断念され、ただのオブジェとして放置された風車もあります。&lt;br /&gt;&#13;
　稼働している風車のそばでは、２０Hz以下の「耳に聞こえない低周波音」が原因と思われる深刻な健康障害に苦しむ住民がいます。不正出産や奇形が多発する家畜。すみかを追われ、里に下りてきて農作物を荒らす野生生物。羽根に巻き込まれて命を落とす野鳥。水源が破壊され、涸れたり汚される川や井戸。こうした被害の実態は、なかなか報道されません。一方で、冷静な検証や考察がされないまま、「ＣＯ２削減のために必要不可欠な風力発電」というメッセージだけが、繰り返しメディアを通じて流れていきます。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
　やみくもに「推進」を叫ぶのではなく、すべての国民が「環境問題の本質とは何か」を冷静に考える時間を持つ必要があります。そうした思いから、私たちはここに、共同メッセージを発します。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&lt;font color="green"&gt;●&lt;/font&gt;&lt;b&gt;日本政府、および各行政機関のみなさんへのお願い&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&#13;
　風力発電推進を既定の政策と位置づけず、一度立ち止まって、日本における風力発電の実態を正確に把握し直してください。「風力発電推進は必須である」という前提を一度リセットし、ゼロから、真剣に検証し直してください。&lt;br /&gt;&#13;
　その結果、疑いの持たれるデメリットや予測可能な被害に対して、あらゆる予防手段を講じてください。「科学的に証明できない」「基準値を超えていない」「問題はないと理解している」……そうした杓子定規な対応が続く限り、被害者の苦しみは今後も再生産されていきます。少なくとも、現在被害者が苦しみを訴えている地域の施設については、住民の命を最優先させ、すぐに稼働停止を指導してください。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&lt;font color="green"&gt;●&lt;/font&gt;&lt;b&gt;風力発電を応援している企業へのお願い&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&#13;
　環境問題を「イメージ広告」の材料として安易に扱わないでください。みなさんが援助している風力発電事業の実態を正確に知ってください。&lt;br /&gt;&#13;
　日本には、深刻な公害時代に多くの企業が立ち向かい、低公害技術を開発してきた歴史があります。誤りを訂正する勇気と知恵こそ、日本が世界に誇れるものです。&lt;br /&gt;&#13;
　未来につながる実効性のある技術や事業とはどんなものか。先人たちの努力を無駄にせぬよう、困難な課題から逃げずに、見つめ続けてください。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&lt;font color="green"&gt;●&lt;/font&gt;&lt;b&gt;すべての人々に向けてのお願い&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&#13;
　すでに建設された巨大風車群を、一度、ぜひご自分の目で見てみてください。先入観を持たず、静かな心で、変わってしまった風景を見てください。そこで感じ取れる素直な気持ちを出発点にして、風力発電にまつわる様々な情報に、改めて向き合ってみてください。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
　人間が、生物本来の正常な判断力や危険察知の本能を取り戻すこと。&lt;br /&gt;&#13;
　風力発電問題に限らず、これからの時代を生きていく上で、これが基本的な出発点だと、私たちは思います。&lt;br /&gt;&#13;
　私たち人間を含め、地球上のすべての命を育み、活動を保証してくれた、かけがえのない自然。自然が発する大切なメッセージを、私たちはいつの間にか正しく受け取ることができなくなっているのではないでしょうか。ここで一度立ち止まり、自然のメッセージ、水の心、土の心、風の心を、正しく読み取る時間を持ちませんか。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
　様々な立場にいる私たちですが、以上のことを、まずは共通の、心からの願いとして、ここに発信いたします。&lt;br /&gt;&#13;
２０１０年４月３０日&lt;br /&gt;&#13;
風力発電全国情報ネットワーク&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&lt;font size="-1" color="#575757"&gt;★私たち風力発電全国情報ネットワークは、風力発電開発に疑問を抱く市民、実際に風力発電施設からの被害を受けている市民、これから被害を受けることを懸念している市民が、情報共有化のために結成したネットワークです。&lt;/font&gt;&lt;br /&gt;
</description>
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      <dc:subject>風力発電の実効性</dc:subject>
      <dc:subject>低周波による健康被害</dc:subject>
      <dc:subject>メディアによる情報操作</dc:subject>
      <dc:subject>巨大風車による環境破壊</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>南伊豆風車紀行（３）</title>
      <link>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2010/01/22/4830925</link>
      <guid>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2010/01/22/4830925</guid>
      <pubDate>Fri, 22 Jan 2010 15:41:30 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2010-01-22T15:55:00+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2010-01-22T15:41:47+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;center&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-034.jpg" alt="" height="337" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&lt;/center&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
石廊崎の先端を回って、中木という集落に向かってみました。&lt;br /&gt;&#13;
途中の海岸沿いの道（県道16号）では、海からの風の強さをよく示す、こんな風景に出くわします。&lt;br /&gt;&#13;
シュロの木？が、全部山側に曲がっていますね。この風を受けて風車が回るとき、住民の苦しみも上昇するわけです。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&#13;
&lt;center&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-035.jpg" alt="" height="312" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
奥石廊崎から見た風車群&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-036.jpg" alt="" height="450" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
自然の宝庫　という文句が悲しい&lt;br /&gt;&#13;
南伊豆町はかけがえのない宝物を&lt;br /&gt;&#13;
自らの手で簡単に壊してしまった&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-038.jpg" alt="" height="362" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
三坂漁港からの風景&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&#13;
&lt;/center&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
この風景はやはり狂っているとしか思えません。&lt;br /&gt;&#13;
壊れた風車を修理に来たドイツの技師が、日本での風車の建て方を見て唖然としていたという話を思い出しました。ヨーロッパでは、こんな場所（住居が近隣にある山間の地）に風車を建てるなんて、絶対にありえないことだと。&lt;br /&gt;&#13;
要するに、とんでもない勘違いをしているのですね。&lt;br /&gt;&#13;
かつて、台所用の液体合成洗剤が発売されたとき、それでせっせと野菜や果物を洗っている家がいっぱいありました。今ではそんな恐ろしいことをする家はないでしょうが、ベトナムなどでは今も日本から輸出された合成洗剤で野菜を洗っている光景が普通に見られると聞いたことがあります。&lt;br /&gt;&#13;
山間部に建てられる風車は、それに似ています。よきことと信じて、とんでもない勘違いをやらかしている。&lt;br /&gt;&#13;
近い将来、「バカみたいだったねえ、あれは」という話になっているのでしょうが、それまでに破壊される自然や、苦しみを押しつけられる人々のことを思えば、とても笑い話ではすまされません。&lt;br /&gt;&#13;
あまりのばからしさに、どっと疲れが出てきました。&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
風車建設現場の悲劇を、高速道路建設で立ち退かされた人たちの悲劇と同じだと言う人たちがいます。&lt;br /&gt;&#13;
可哀想だけれど、社会全体の発展、環境保護のためには仕方がない。誰かが犠牲になって、社会全体の発展や利便性向上をはからなければ、日本はここまでやってこれなかった……と。&lt;br /&gt;&#13;
でも、それは違うのです。&lt;br /&gt;&#13;
道路建設など、多くの公共事業には、デメリットもありますが、それによって社会の利便性が上がるというよき面があります。高速道路が山を破壊するのはデメリットですが、それによって大渋滞が解消されれば、無駄な燃料消費や大気汚染が減り、人々の労働エネルギーの節約にもなるでしょう。そのメリットのためになされる事業です。&lt;br /&gt;&#13;
しかし、風力発電施設にはそうしたメリットがほとんど見込めません。&lt;br /&gt;&#13;
効率の悪い発電方式を、無理矢理、税金を投入し、法律で優遇（高額買い取り義務など）し、推し進めているわけですから、結果として、環境破壊はますます進み、エネルギーも無駄に使うことになってしまいます。そのことは、別稿でさんざん論考してきましたので、ここでは繰り返しませんが、このことだけは間違えてほしくないのです。&lt;br /&gt;&#13;
日本の山間部に建てられる巨大風車は、「必要悪」ではなく、完全な「不必要悪」なのです。&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
今回の訪問で分かったこと、印象に残ったことをまとめておきます。&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&lt;ul&gt;&#13;
&lt;li&gt;巨大風車にとって、1kmはごくごく近距離である。2kmは完全危険範囲。3kmも安全圏ではない&#13;
&lt;li&gt;耳に聞こえる低周波騒音（ブ～ンといううなり音や、ジュワッジュワッという風切り音）もこたえるが、やはり耳に聞こえない超低周波（20Hz以下）のエネルギーが与える健康被害が深刻である&#13;
&lt;li&gt;超低周波による健康被害は、単純に距離が近ければダメージが大きいというわけではなく、地形や位置関係が複雑に関係している。つまり、事前にシミュレーションすることはほとんど不可能である&#13;
&lt;li&gt;工事が着工したらあっという間に取り返しがつかない風景となる。その前に止めないと、どうにもならない&#13;
&lt;/ul&gt;&#13;
&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
南伊豆町の風車群は、まだ試験運転段階です。これが本格稼働したら、東伊豆町や田原市などの被害同様、あるいはそれ以上のひどい状況が出現することでしょう。&lt;br /&gt;&#13;
すでにこれだけ被害が出ている以上、住民の安全を守るには、住民を完全移転させるか風車を止めるしかないわけで、事業として成立しえないことも明白です。&lt;br /&gt;&#13;
事業者はお金を持っているでしょうから、ここがビジネスとして成立しなくても大丈夫なのかもしれませんが、町の行政は、とんでもない問題を今後ずっと抱えていくわけです。観光地としても致命的なダメージをすでに受けてしまいました。これから一体、どうするつもりなのでしょう。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
同じ道を、私が住む阿武隈も歩むのだろうかと思うと、どっと疲れが襲ってきました。&lt;br /&gt;&#13;
田村市といわき市にまたがる滝根小白井ウィンドファームは、ほぼ完成に近づいています。&lt;br /&gt;&#13;
南伊豆町と同じ、2000kw風車ですが、基数はさらに多い23基です。&lt;br /&gt;&#13;
檜山高原も2000kwが14基。&lt;br /&gt;&#13;
これらはもう止められません。行政の手によって水源涵養保安林が解除され、私たちの税金が注ぎ込まれ、進められてきました。もうすぐ完成し、稼働します。&lt;br /&gt;&#13;
南伊豆町と同じ風景、同じ苦しみが、我が家の周りで始まるのです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
のどかな天候なのに、なんとも気分の重い伊豆紀行となりました。&lt;br /&gt;&#13;
もうだめだな……。&lt;br /&gt;&#13;
その思いだけが、べっとりと体中に貼り付いています。&lt;br /&gt;&#13;
風車問題を知り、いやが上にも調べなくてはいけなくなってから、もうすぐ１年が経ちます。&lt;br /&gt;&#13;
正直、ほとほと疲れました。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
いっそ、まったくなかったこと、見なかったこと、知らなかったことにして、この問題には一切沈黙したいと、何度も思いました。&lt;br /&gt;&#13;
ひとつ書けば、誹謗中傷のメールやＷＥＢ上での攻撃が増え、仕事面では完全に無視され、干されていきます。&lt;br /&gt;&#13;
しかし、最後はやはり、素直な気持ちになって、ひとりでも多くの人にこの現実を伝えたほうがいいと思い直し、これを書いています。&lt;br /&gt;&#13;
大きな嘘ほど、見抜けなくなると言います。&lt;br /&gt;&#13;
風車のある風景を配した広告は、増えるばかりで減る気配はありません。こんな時代がいつまで続くのでしょう。&lt;br /&gt;&#13;
ここに掲載した「風車のある風景」の写真を、素直に見てください。これが「地球環境を救う」景色だと感じられますか？&lt;br /&gt;&#13;
人間として、一生物としての直観を大切にして生きていきたいものです。&lt;br /&gt;
</description>
    </item>
    <item>
      <title>南伊豆風車紀行（２）</title>
      <link>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2010/01/22/4830912</link>
      <guid>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2010/01/22/4830912</guid>
      <pubDate>Fri, 22 Jan 2010 15:14:12 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2010-01-22T17:20:54+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2010-01-22T15:15:55+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;center&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-015.jpg" alt="" height="442" width="600"&gt;&#13;
&lt;/center&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
幸か不幸か、この日はほとんどの風車が回っていませんでしたが、近隣の人たちの声を聞いたり、変わってしまった風景を見るために、南伊豆町の中を回りました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
海沿いの道に出た途端、こんな光景が車の前に現れます。↑↓&#13;
&#13;
&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&lt;center&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-016.jpg" alt="" height="450" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
これを「観光資源」と考える人がいるとは……&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-017.jpg" alt="" height="275" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
大瀬漁港から見た風景&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-018.jpg" alt="" height="256" width="350"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
…………きれいに…………&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-019.jpg" alt="" height="307" width="800"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
「冗談みたいな景色だよね」と、港にいた人がつぶやいていた&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-020.jpg" alt="" height="600" width="386"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
……近い……&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-021.jpg" alt="" height="322" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
山から山へと渡る送電線。これだけでも十分不愉快な景色&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-022.jpg" alt="" height="371" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
この集落は背後に風車群を抱え込む形に&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-023.jpg" alt="" height="390" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
軽自動車がぎりぎり通れるような細い道の両脇に家が建ち並ぶ&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-024.jpg" alt="" height="337" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
風景を見ているだけでなんだかめまいがしてきた&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-025.jpg" alt="" height="384" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
風車を眼前に、「子供たちのことをなぜ考えないのか！」と嘆く住民&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&lt;/center&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
この集落に住むひとりは、かつて産廃処分場問題で苦労されたそうで、ここに引っ越してきたとき「これだけ道が細ければトラックも通れない。ここなら産廃も来ないだろう」と考えたそうです。&lt;br /&gt;&#13;
ところが、山の反対側から風車が……。なんとも悲しい話です。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
集落の一番奥に住むかたとお話ができました。&lt;br /&gt;&#13;
この家からいちばん近い風車までは540ｍ。その風車も含め、家の背後に風車群が迫っています。&lt;br /&gt;&#13;
ところが、このかたのお話は驚くべきものでした。&lt;br /&gt;&#13;
試験運転が始まるなり、奥様がたちまち胸の圧迫感や頭痛、吐き気など、典型的な風車病（超低周波振動によると思われる健康被害）の症状に襲われたのですが、それがひどいのは、目の前の近い風車ではなく、北東方向にある1km離れた風車が回っているときだというのです。&lt;br /&gt;&#13;
試験運転中は、すべての風車を稼働させているわけではなく、何基かは止めて、何基かを動かすということを繰り返しやっています。&lt;br /&gt;&#13;
止めた風車の羽根（ブレード）は、羽根の付け根を回転させて、風を羽根に受けないようにします。&lt;br /&gt;&#13;
風が、　↓↓　こう吹いてくるとすると……、&lt;br /&gt;&#13;
羽根を風に向かって（つまり風車の正面に対して）　／　ではなく、｜　のように傾けて、風をそのまま素通りさせるわけです。&lt;br /&gt;&#13;
風車を真上から見たとして、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
　　　↓↓↓　　　　　　……風がこう吹いているとき、&lt;br /&gt;&#13;
　　　　／　　　　　　　……ブレードの角度がこうなっていると風を受けて回るわけですが、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
　　　↓↓↓　　　　　　……風に対して、&lt;br /&gt;&#13;
　　　　｜　　　　　　　……このように羽根をまっすぐにしてしまえば、&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;風は通り抜けてしまい、ブレードはほとんど回らない、というわけです。&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
ですから、止まっている風車は、回転していないだけではなく、正面から見たとき、羽根が細くなっているので分かります。&lt;br /&gt;&#13;
いちばん近い風車（家から540ｍ）がぶんぶん回っているときは、音はすごいものの、身体が受けるダメージはそれほどでもなく、それが止まっていて、北東方向の１km離れた風車が回っているときのほうがダメージがはるかに大きいというのです。&lt;br /&gt;&#13;
これは予想もしていなかった話でした。&lt;br /&gt;&#13;
風車の低周波被害は、単純に近ければ近いほどひどいだろうと思っていましたが、そう単純なものではないということなのです。&lt;br /&gt;&#13;
問題の１km離れた風車というのは、そのお宅からはある場所に立つと、山と山の間に姿が半分くらい見えてきます。おそらく、そこから家までのびる谷戸が、バックロードホーンのような働きをして、低周波の通り道になり、あるいは増幅させるような効果を持っているのかもしれません。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
似たような証言は他の家でもあり、風車が山陰に隠れて見えない、1.5kmくらい離れた家では、その見えない風車からの音は聞こえないのですが、回っているとき、ぴったり連動して住民が吐き気や胸の圧迫感、頭痛、耳鳴り、目眩などに襲われていることが分かったそうです。&lt;br /&gt;&#13;
そのかたは、当初、見えない風車のことなど気にしていなかったのですが、昨年暮れから急に、そして、あまりに頻繁に気持ちが悪くなるので、体調がおかしくなる時間帯を記録していたところ、それが風車の稼働している時間とぴったり重なったのです。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
今、風車の周辺の住民たちの間では、様々な疑心暗鬼が渦巻き始めています。&lt;br /&gt;&#13;
はっきり聞こえない音で体調がおかしくなることなどあるのだろうか……。しかし、風車が稼働してから、突然、身体がだるくなったり、音もしないのに圧迫感に襲われて眠れなくなったり、吐き気や頭痛に襲われることが多くなった。これはやはり風車のせいではないのか……。しかし、風車が目の前にある××さんの家などと違って、我が家は風車が見えない、少し離れた場所にある。うちでクレームなど言いだしたら、まるで補償目当てのように、変に思われるのではないか。村八分にされるのではないか……。いやいや、△△さんの家は、黙っているけれど、業者とこっそり示談金交渉をしているらしい。うちも黙っていたらバカみたいだ……。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
静かに仲よく暮らしていた住民たちの間に、こうした、声にならない声が溜まっていっているというのです。&lt;br /&gt;&#13;
一人の住民はこう言っています。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;font color="maroon"&gt;&#13;
「風車への恐れは時間と共に疲れとなり、やがては、大きな渦の中で諦めに変わっていくんです。周りの人たちがそうなっていくのを、今までずっと見てきました。&lt;br /&gt;&#13;
風車直下の地区は勿論のことですが、風車から遠く離れていても、送電塔や送電線埋設の問題が出現した地区などでは、平和だった土地の住民が利害を巡って無理矢理二分され、不和が生じ、人々の中でどんどんタブーが増えていくんです。&lt;br /&gt;&#13;
地区が二分しないようにどんなに気をつけても、一旦受け入れてしまい、異常な事業が続けば、二分は避けられません。しかも、それは風車がそこにある限り、ずっとつきまといます。&lt;br /&gt;&#13;
伊豆のあちこちですでにそうした問題が生まれてしまいましたが、稼働が続き、苦しむ人が増えていけば、さらに根は深くなります。&lt;br /&gt;&#13;
それをまのあたりに見続けてきました。悔しいですが、全部予測できたことなのに、結局は何もできず、何も救われず、ここまで来てしまいました。&lt;br /&gt;&#13;
試験運転で風車が稼働した途端、それまでの精神的な苦痛以上に、現実的な身体の苦しみが襲ってきて、今はもう、思考もまともに働かず、ただただ疲れ、打ちのめされ、逃げまどうだけの日々です」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;/font&gt;&#13;
風車はまだ試験運転の段階で、本格稼働はこれからです。一部をこわごわ（？）動かしている今でさえこれだけの被害が出ているのですから、全機が一斉に動き始めたら一体どういうことになるのでしょう。&lt;br /&gt;&#13;
町はすでに、苦情や相談は事業者との個別交渉へと導き、諸手を挙げて誘致した自分たちの責任から逃げることで精一杯のようです。&lt;br /&gt;&#13;
隣の下田市は、市長が風車を拒否する姿勢を貫いていて、住民説明もろくにしないまま、早い段階で誘致した南伊豆町とは対照的です。行政の責任者がどれだけまともな感性、判断力を持っているかで、住民の運命はこうも違ってくるのだと、痛感させられます。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
別の住民（70代くらい？男性）は、私の目をまっすぐに見つめ、繰り返し繰り返し言っていました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&lt;font color="maroon"&gt;「建てられてしまったらおしまいです。何を言っても、何をやってもだめ。とにかく、絶対に建てさせないこと。建てられたらもう遅いんです」&lt;br /&gt;&#13;
&lt;/font&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
このかたは、ご自分は今のところ目立った体調異変はないそうですが、奥様がたちまち体調を崩し、今は半別居状態になってしまいました。&lt;br /&gt;&#13;
彼はまた、こうもおっしゃっていました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&lt;font color="maroon"&gt;「ぼくは今のところ元気だし、ひとりでもここに住んでいこうと思っているけれど、小さいお子さんやお孫さんがいらっしゃるかたたちがしっかり声を上げないのが不思議でしょうがない。孫子の時代のことを真剣に考えていないんじゃないですか。子供たちが住めないような土地にして、どうするんですか」&lt;/font&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
本当に、この町はどうなっていくのでしょうか。ゴーストタウンになるのか。それとも、風車病の町として有名になるのを恐れ、残った住民たちが箝口令を敷き、どんどん閉鎖的になっていくのか……。&lt;br /&gt;&#13;
町の中を回っているうちに、見たくないものを見てしまった、知りたくないことを知ってしまったという、何とも言えない重たい気分に襲われていきました。&lt;br /&gt;&#13;
そう、まさにこの感じ、このどんよりした空気が、今、全国の風車現場で広がっているのです。わが村でも、まったく同じです。&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;center&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-026.jpg" alt="" height="320" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
目の前のこれらの風車が回っているときより……&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-027.jpg" alt="" height="308" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
右端の山と山の間に見えている遠くの風車が回ったときのほうがダメージが大きいという&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&#13;
&lt;/center&gt;&#13;
&#13;
&#13;
&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
山の中に入っていく道を進むと、風車の建設現場の爪痕も見ることができます。&lt;br /&gt;&#13;
この沈砂池↓は、工事のとき、大量の泥水が海や住宅地に流れ込んだため、対策として作られたものですが、大雨の後はこれがあふれてしまい、さらにもう一つ作ったそうです。&lt;br /&gt;&#13;
これも全国の風車建設現場で起きている典型的な公害。滝根小白井ウィンドファームでも、建設中から降雨後の泥水流出がひどく、下流の夏井川では岩魚や山女が産卵できなくなり、夏井川漁協が事業者に補償を求めました。&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&#13;
&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;center&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-028.jpg" alt="" height="450" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
沈砂池ひとつではとても間に合わなかった泥水流出公害&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-029.jpg" alt="" height="402" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
ここもこんなに近くに……&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-030.jpg" alt="" height="600" width="414"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
頑張って声を上げている人たちもいる&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-031.jpg" alt="" height="402" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
「お尻（ナセル）がこっちを向いたときが怖い」と住民は言う。&lt;br /&gt;&#13;
自分の家が風車に対して風下になったとき、という意味だ&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-032.jpg" alt="" height="600" width="404"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
強風や落雷で羽根がちぎれ飛んだときは、この道など直撃の可能性もある&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-033.jpg" alt="" height="366" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
風車と風車の間隔が狭すぎて、相互干渉は必至だろう&lt;br /&gt;&#13;
「建ててしまえばなんでもいい」という姿勢が見える&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;/center&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
間近に風車を見ているうちに、だんだん気持ちが悪くなってきてしまいました。見ているだけで気分が悪くなるのですから、ぶんぶん回っているときはどういうことになるのか……。&lt;br /&gt;&#13;
車で通過する人は、「下田を過ぎたあたりで気分が回復した」という人もいるとか。なるほど、よく分かります。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&lt;a href="http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2010/01/22/4830925"&gt;（その３へ続く）&lt;/a&gt;
</description>
    </item>
    <item>
      <title>南伊豆風車紀行（１）</title>
      <link>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2010/01/22/4830900</link>
      <guid>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2010/01/22/4830900</guid>
      <pubDate>Fri, 22 Jan 2010 14:49:38 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2010-01-22T16:17:06+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2010-01-22T14:51:00+09:00</dcterms:created>
      <description>&#13;
南伊豆の風車現場を見てきました。&lt;br /&gt;&#13;
日帰りのつもりだったのですが、風車が目の前に建ち、もはや住めなくなってしまったご夫妻の家に一泊させてもらえることに。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;center&gt;&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/18-01.jpg" alt="" height="450" width="600"&gt;&#13;
&lt;/center&gt;&#13;
&#13;
&#13;
これが泊めていただいた離れの中↑&lt;br /&gt;&#13;
できたばかり。細部にまでこだわりを感じられるすばらしい家です。驚くことに、これは全部自力で、何年もかけて作ったものなのだとか。&lt;br /&gt;&#13;
将来、お母様の隠居所として造った離れなので、ベッドはひとつ。トイレ、キッチン、シャワールームがついています。母屋も含め、材木の多くは、近隣の林の間伐などで切り倒した木を自分で製材して使ったのだそうです。&lt;br /&gt;&#13;
ものすごいエネルギーだなあと、ひたすら感嘆するばかり。&lt;br /&gt;&#13;
川内村の友人たちも、家は自分の手で作ったというケースが多く、「家は自分で建てるもの」という感覚には慣れてしまっているのですが、母屋も含め、これは、今まで見てきた中でも、特選クラスの「作品」です。&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
夕方出発したのですが、伊豆半島の付け根から先端までは、どう頑張っても２時間以上かかります。着いたのは夜９時近かったでしょうか。&lt;br /&gt;&#13;
真っ暗で風車は見えません。山の上に警告灯が点滅していて、ああ、これか……と分かっただけ。&lt;br /&gt;&#13;
闇の中でも、距離があまりないことだけは感じられました。&lt;br /&gt;&#13;
数日前まで、ぶんぶん回っていて、家の中にはとてもいられない状態だったそうです。ところが、昨日今日はピタッと風がやみ、嘘のような静けさに。まだ試験運転中ということもあり、風車群（2000kw×15基）の大半は止まっていました。&lt;br /&gt;&#13;
ほっとしたような、経験できずに残念なような……。&lt;br /&gt;&#13;
おかげで、この夜はしっかり安眠できました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
……で、翌朝、窓を開けてビックリ。&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&#13;
&lt;center&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-001.jpg" alt="" height="450" width="600"&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
カーテンを開けると、いきなり目の前に風車が……&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-004.jpg" alt="" height="450" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
外に出て確認してみる。はああ～……&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-005.jpg" alt="" height="402" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
直線距離は440ｍ&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-006.jpg" alt="" height="402" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
かなり大型の猛禽類が一羽、のんびりと止まった風車にまとわりつくように飛んでいた&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-007.jpg" alt="" height="600" width="510"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
これじゃあ、バードストライクも起きるわけだよね&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-008.jpg" alt="" height="500" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
遊んでいるつもりなのか、偵察のつもりなのか……&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-009.jpg" alt="" height="600" width="462"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&lt;/center&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
風車からの送電線と鉄塔は、ヘリコプターが空中輸送して建設したものです。&lt;br /&gt;&#13;
ああ、これが……と、見上げながら、昨年（2008年）3月末、ケータイから打たれた11KB（400字詰め原稿用紙20枚以上！）のメールを受け取ったときのことを思い出しました。あまりに悲惨な内容に、思考が停止してしまうほどの衝撃を受けたものです。&lt;br /&gt;&#13;
一部を抜き出してみます。（転載についてはご本人の承諾を得ています）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;HR noshade&gt;&#13;
&#13;
&lt;font color="maroon"&gt;私の家は海から1.５km程離れた小さな山合い、風のよく通る谷に位置します。&lt;br /&gt;&#13;
ホールのように円く山に囲まれた地形なので、鳥のさえずりがそのホール状の谷をサラウンドし、夜には洋上沖を通過する船の音が風に乗って届いてくるところです。&lt;br /&gt;&#13;
何もない、手つかずの小さな自然の残る地です。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
私達夫婦はＩターン組、つまり移住者です。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
こつこつと自分達の手で何年もかけて建てた家で、住みながらつくりました。&lt;br /&gt;&#13;
なんだかんだと十数年経ちまして、やっと落ち着いた日々となったところでした。年老いた母もゆっくり住めるようにと、次につくり始めた２棟目ができたばかりのところです。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
１年前のある日、どうも山がざわつく、何かおかしい。こちらからは見えないが山の裏で何をやっているンだろう？…と気付き、町に尋ねて初めて、風力発電施設建設位置が自宅から近い事を知りました。&lt;br /&gt;&#13;
すぐさま事業者を呼びつけ問い正したところ、なんと、石廊崎から大瀬という地域にかけて、小さな山並の尾根を広大に削って風車が17基。それも景観にそぐわないほど巨大な風車（ベスタス・2.000kw・120m高・ブレード直径80m）を建てると言うのです。&lt;br /&gt;&#13;
その17基のうち６基が我が家の１km圏内にありました。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
冬に吹く強い西風をあてこんで建てられる風車群の真東に我が家は位置しているので、全ての風車の風下となります。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
そのうちの１基は家の正面目の前、190m高しかない小さな山の頂上を削って建てるとの事、そこから家までの間に遮蔽物は一切ありません。風車からの距離はタワーの中心ポイントから測って、たったの440メートルです。遮蔽物のない小山なので、体感距離はもっと近く感じます。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
我が家は全窓西向き、西を正面とするので、全部屋のどの位置からもその巨大な風車１基は、すぐ目の前にそびえ覆い被さる形となります。&lt;br /&gt;&#13;
その風車のすぐ後ろに自宅から800mの距離でもう１基。正面左手には１kmで２基、正面右手にも１kmで２基と囲まれます。&lt;br /&gt;&#13;
（中略）&lt;br /&gt;&#13;
その上、こちらから問わなければ事業者は何も明らかにしないので、しばらくは知りませんでしたが、17基全ての風車が発電した22,000ボルトの電気を送る「高圧線」が、その目の前の山から走るとの事。&lt;br /&gt;&#13;
風車で満杯になってた頭の中に、追い討ちをかけるように「30m高の送電塔と送電線」までもが、自宅から200mの距離で正面から右手を囲むように数基建てられる事を知った時には本当に打ちのめされました。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
私達は目の前に回転する巨大な人工物を建てられ、後ろに５基も控え、その風車群に囲まれた上に22.000ボルトの高圧線と送電塔にまで囲まれるのです！！&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
その後、その送電塔を建てる方法がヘリコプター建設である事を知ります。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
目の前の山の後方に仮設ヘリポートができ、部材を吊り下げた低空飛行のヘリコプターが半年近くも往来するわけです。&lt;br /&gt;&#13;
なんと！我が家はヘリルートにすっぽり入っておりました。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
（中略）&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
不安とやって来る苦痛を訴え続け、危惧の大きい号基の取りやめと送電塔の移動を申し入れ続けた１年でした。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
いよいよ事業者側の工期が差し迫ると、こちらの要望は軽くはねのけ、「これ以上話をしても協議にならないと判断した。工期として進めないといけない時期に来たので、そろそろ工事に入る事を通告する」と一本の電話をよこしたきり、いきなり翌々日から目の前の山の岩を砕く物凄い音が谷合いをサラウンドし始めたのです。&lt;br /&gt;&#13;
この３月頭の話です。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
現在、風車が来る前にもう既に耳の奥が痛い毎日です。&lt;br /&gt;&#13;
（後略）&lt;br /&gt;&#13;
&lt;/font&gt;&#13;
&lt;HR noshade&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
人間、ひどい光景を見たり、あまりにも理不尽な話を聞いたりすると、ああ、これ以上知りたくない！　と、拒否反応を起こします。あのときの私は、正直そんな感じでした。&lt;br /&gt;&#13;
ひどい話、悲しい話、やりきれない話は、世界中にいくらでもあります。アフリカの難民が飢え死にしているというようなニュース映像に接するときも、私だけでなく、似たような反応を示す人は多いと思います。&lt;br /&gt;&#13;
自分には何もできない。たとえ何か小さなことをしたところで、原因を作っている根本の部分（為政者の横暴や、権力者の金儲けのために弱い立場の人々の暮らしや命が犠牲になる社会の構造などなど）が変わらない限り、理不尽な不幸は際限なく再生産される……。&lt;br /&gt;&#13;
しかしこれは遠い国の話ではありません。同じことが、今、自分の住む村にも起きようとしている。&lt;br /&gt;&#13;
自分がそうなったときはどうすればいいのか、と想像するのが精一杯でした。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
あれからまだ１年経っていません。風車群は完成し、昨年末から試験運転に入りました。&lt;br /&gt;&#13;
今、目の前に見えているのがそれです。&lt;br /&gt;&#13;
この日の穏やかすぎる天候と、のんびりした鳥の動きが、悲惨な現実とどこか乖離していて、「どうしようもないなあ」という、諦めの気持ちがどんどん広がっていきました。&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&#13;
&lt;center&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-010.jpg" alt="" height="423" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
母屋の玄関から見る風車&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-011.jpg" alt="" height="600" width="432"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
今日は回っていないので、猫ものんびり&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-012.jpg" alt="" height="402" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
リビングの窓から見える風車&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-013.jpg" alt="" height="402" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
移り住んで十数年。住みながらこつこつ自力で建てた家&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/10/imgs10/0119/19-014.jpg" alt="" height="428" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
この朝は風車が止まり、無事、朝食の準備もできたけれど……&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;/center&gt;&#13;
&#13;
&#13;
このお宅で、今何が起きているのか……。&lt;br /&gt;&#13;
風車が回り始めると、このLDKにはいられなくなるそうです。&lt;br /&gt;&#13;
先日いただいたメールにはこうありました。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&lt;HR noshade&gt;&#13;
&lt;font color="maroon"&gt;からだに与えられる風車からの影響は予測以上のもので、勿論…もはや安全・安心・健康なる居住空間ではなくなり、住める状態ではないというのが現実です。&#13;
（略）&#13;
生活環境だけでなく、生活基盤が根底から覆されています。&#13;
&#13;
冬場の現在、伊豆半島はほぼ西の風となるのですが、我が家は風車全機の東側に位置し、生活時間が一番長い中心スペースであるリビングとキッチンが酷い環境となってしまいました。&#13;
&#13;
私は船に弱いのですが、リビングとキッチンで船酔いです。脳みそから揺らされている感覚で頭の中が一杯になるので、キッチンにいると食事を作る段取りさえ組めなくなるのです。目と胸が圧迫され続ける感覚が、船酔いの上に乗っかる感覚で、吐き気が襲って食事が取れず、まだ症状がそう酷くない主人に頼んで毎回外食をしに連れ出してもらいます。&#13;
&#13;
寝室は、不思議なことにキッチンやリビングほど、ぐるぐると撹拌されている感じや圧迫感は少ないのですが、全窓が風車に向かっている為、これがまた夜中の風切り音で眠れないのです。風切り音が弱くなって眠りにやっと着いたと思ったら、１時間もしないうちに再びジュワッ・ジュワッという刻み音に起こされてしまいます。&lt;br /&gt;&#13;
音は大きかろうと小さかろうと、同じ箇所で針が飛んで繰り返し戻るレコードor CDを聴かされているようで、自分の意思でOFFにできず毎晩眠らせてもらえないのは拷問だなぁ…と実感しています。&lt;br /&gt;&#13;
現在の回避策として眠る為には毎晩夜中に車を使って音源から離れる以外にありません。&lt;/font&gt;&#13;
&lt;HR noshade&gt;&#13;
&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
実は、お宅を訪問する直前、「今から少し家を出ています。到着される頃までには戻りますので……」というメールがあったのですが、後で聞くと、ちょうど風が出てきて風車が回り始め、LDKにいるのが耐え難くなったために一時的に家から離れていたのだというのです。&lt;br /&gt;&#13;
お二人は、もうこの家を捨てて出て行くことを決断しています。それはそうでしょう。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
自らの手で作り上げた家を捨てるというのは、単純にお金で換算できることではないでしょう。&lt;br /&gt;&#13;
しかし、事業者が補償に応じるのかどうかという基本的な問題すら、今は何も見えてきていません。&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
60代に入ったご主人は、どこかでまたゼロから始める気持ちは十分あると明るい顔でおっしゃっていました。&lt;br /&gt;&#13;
すごい人だなあと感嘆するばかりです。僕にはとてもとても、そんな元気はありません。&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&lt;a href="http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2010/01/22/4830912"&gt;（その２へ続く）&lt;/a&gt;
</description>
      <dc:subject>低周波による健康被害</dc:subject>
      <dc:subject>巨大風車による環境破壊</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>これ以上資源の無駄使いはやめてください</title>
      <link>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2009/11/20/4709113</link>
      <guid>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2009/11/20/4709113</guid>
      <pubDate>Fri, 20 Nov 2009 14:27:40 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2009-12-02T01:10:02+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2009-11-20T14:28:52+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;center&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/img/09/1120/shira2.jpg" width=648 height=486&gt;&#13;
&#13;
&lt;/center&gt;&#13;
白滝山（山口県）のウィンドファームは、今年の補助金申請でCEF案件としては唯一（継続で）認められたものですが、ついに20基全部が建ってしまいました。（上の写真はサイト運営者に使用許可を得て転載しています）。&lt;br /&gt;&#13;
この景色を見て、おかしいんじゃないかと感じない人は世の中にどれくらいいるでしょうか。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
白滝山もそうですが、最近、巨大風車ブレードが「自然落下」？したのではないかという報告が全国あちこちから入ってくるようになりました。&lt;br /&gt;&#13;
白滝山の現場でも、実際ブレードが１枚落ちたままの風車が写っていますね↓&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&lt;center&gt;&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/img/09/1120/shira1.jpg" width=600 height=470&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
↑羽根が１枚ない&#13;
&lt;/center&gt;&#13;
&#13;
青山高原のウインドパーク美里（2000ｋＷ×8基。ガメサ製。ローター直径80ｍ）でも、一基のブレードが今年（2009年）8月中旬に、突然、なんの原因らしい原因も考えられないまま落下したという情報が伝わってきています。目下、新聞記者が取材しているとか。&lt;br /&gt;&#13;
ウインドパーク美里は、８基のうち６基が今年２月から故障した（昨年９月から故障したままのものもある）まま放置されているという、惨憺たる状況を呈していますが、&lt;a href="http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2009/09/18/4585022"&gt;事業者はさらに隣接地に増設を計画しています&lt;/a&gt;。&lt;br /&gt;&#13;
民主党の「事業仕分け」に、なぜこうしたものが入ってこないのか、不思議でなりません。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&lt;h2&gt;言動には責任を持ってください&#13;
&lt;/h2&gt;&#13;
&#13;
最近、WEB上で私の名前をあげて誹謗しているブログなどが増えてきました。&lt;br /&gt;&#13;
それはともかく、村の中では、「村の将来を考えて、リスクが大きすぎる。私の責任で風車は受け入れられない」と明言し、各地区の住民に説明して回っている村長に対して、建設業者たちが「風車を受け入れるように」という要望書を提出するとか。&lt;br /&gt;&#13;
住民が首長に対して「風車を受け入れないでほしい」という要望書を提出している他の土地とはまったく逆ですね。恥ずかしい限りです。&lt;br /&gt;&#13;
自分たちに金が一時的に落ちれば、他の村民が暮らせなくなってもいい。村に人が住めなくなり、村が滅びてもいいというのでしょうか。村が存続できなくなって、土建業者だけが生き残るなどということはありえないのに。&lt;br /&gt;&#13;
彼らは、風車を受け入れたらどういうことになるのか知ろうとしませんし、説明しても聞く耳を持ちません。&lt;br /&gt;&#13;
挙げ句の果てには、風車に反対するなら村を出て行けとまで言います。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
こうした言動をする人たちは、結果に対して自分が一生をかけて責任を取っていく覚悟があるのでしょうか。WEB上に好き勝手なことを書いている人たちにも、同じことを申し上げます。&lt;br /&gt;&#13;
私は実際に仕事を失うのと引き替えにこれを書いています。人間として、そうせざるをえないからです。&lt;br /&gt;&#13;
イメージにとらわれ、風車賛美を繰り返す人たちは、自分たちの過ちに気づいたとき、どう責任を取るおつもりなのでしょうか。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
『日経エコロジー』2009年12月号に風車の健康被害についてルポを書いたルポライターのかたは、実際に、田原市の被害者宅に一泊し、夜中に目が覚めてしまうことや、翌朝、頭痛で目覚めた体験をもとに記事を書きました。&lt;br /&gt;&#13;
水俣市長は、議会で風車問題について質問され「それは私がこれから実際に伊豆や川内村を訪ねてから決める」と答弁し、実際、九州から遠路はるばる、我が川内村までやってきました。&lt;br /&gt;&#13;
川内村村長も、自ら伊豆半島まで足を運び、被害を受けている人たちに直接会って話を聞いています。&lt;br /&gt;&#13;
みんな、自分の言動に責任を持つため、実際に自分の身体で動いています。&lt;br /&gt;&#13;
その現場に居合わせもせず、データの裏を取ろうともせず、自分が信じたい情報だけを鵜呑みにして風力発電賛美を続けることは、犯罪に荷担しているのと同じです。&lt;br /&gt;&#13;
まずは立ち止まり、自分が「常識」だと思いこんでいる情報や知識がどれだけのものなのか、確認してみてください。&lt;br /&gt;&#13;
スマートグリッド、新型蓄電池……結構でしょう。しかしそれらは現段階では、「こうなればいいなあ」という願望に近いものであり、検証されたもの、実現できたものではないのです。&lt;br /&gt;&#13;
物理学の基本を無視した計画は、実現できません。&lt;br /&gt;&#13;
スーパーマンが石炭をぎゅっと握りしめてダイヤモンドに変えるというシーンがありましたが、そういうアイデアは、物理法則を無視した願望、妄想にすぎません。&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&lt;h2&gt;エネルギー問題を「イメージ」でとらえてはいけない&#13;
&lt;/h2&gt;&#13;
&#13;
エネルギー問題は、投入エネルギーに対してどれだけのエネルギーを取り出せるかという計算問題です。ところが、新聞の経済記事や科学技術記事でさえ、投入エネルギーのほうがはるかに大きくなり、採算が取れない技術を「夢の新技術」「新エネルギー」などと持ち上げているのをよく目にします。&lt;br /&gt;&#13;
こうなると、記事を読む側も、冷静に、日常生活の中で普通に培ってきた「まともな感覚」を呼び覚ませながら読むことが必要になります。&lt;br /&gt;&#13;
例えば、電池というのは、そもそも効率が極度に悪いため、移動用の電源など、固定電源が取れない場合にやむを得ず使うものです。そんなことは、現代人なら誰もが感覚的に分かっていることだと思うのです。&lt;br /&gt;&#13;
ところが、固定の発電所で起こした電気を溜めておくために電池を使うという話を「新技術」だと言われると、「それはいい！」と鵜呑みにしてしまう人がたくさんいます。これが、スマートグリッドなどという、素敵な呼び方がついてくると、なんだかよく分からないがすごいものなんだな、早く採用しろ、という気分にさせられるようです。&lt;br /&gt;&#13;
スマートグリッドという考え方は間違っていませんし、どんどん新技術を開拓していくことはよいことです。しかし、手段と目的が逆になってしまうことが多いことが問題です。送電網の総入れ替えとか、蓄電施設の建設とか、高温超伝導ケーブルであるとか、いろいろなアイデアが出てくること自体はいいのですが、そのために従来より多くのエネルギーを使ってしまうのであれば意味がありません。&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
エコカー減税などのてこ入れで売り上げが伸びているハイブリッドカーにしても、なぜ採用が高級乗用車ばかりなのか、考えてみたことはありますか。&lt;br /&gt;&#13;
ストップ＆ゴーを繰り返し、トータルでは大変な燃料を使う都内のタクシーがどんどんプリウスに代わっていくのは当然のことでしょう。タクシー業界は競争の厳しい業界ですから、きれい事では動きません。実際に計算してみて、プリウスのほうがコストがかからないという結論を出したから導入するのです。多分、これは正しい選択でしょう（耐用年数の問題がまだ完全には実証されていないかも知れませんが）。&lt;br /&gt;&#13;
しかし、長距離輸送用のトラックや、その他商用車がハイブリッドカーに置き換わることはあるのでしょうか？　本当にエネルギー効率がよいというのであれば、そうした車ほど置き換わらなければ変ですよね。&lt;br /&gt;&#13;
日産は来年、高級車フーガにハイブリッドカーを投入すると発表しました。&lt;br /&gt;&#13;
省エネ型の小型車や、必要不可欠の商用車ではなく、お金持ち向きの高級乗用車をハイブリッドにするというのです。&lt;br /&gt;&#13;
高級乗用車の買い換えは、乗れなくなったからではなく、オーナーが「飽きたから」行われることがほとんどです。２万キロも走らずに自家用乗用車を買い換えてしまう裕福層にハイブリッドカーが売れても、地球規模の資源節約には結びつきません。大して乗らない車なら、あと10年、そのままずっと持っていてくれたほうが、資源節約に貢献するはずです。お金持ちが休みの日にしか乗らないような車がプリウスに置き換わったとしても、プリウスを新しく１台生産するのに使った資源やエネルギーのほうが、今までの車を乗り続けたときに使う燃費との差が生み出すエネルギー減よりはるかに大きいであろうことは、誰が考えても明らかなことです。&lt;br /&gt;&#13;
また、リチウムなどの、ただでさえ希少な資源を、自動車用のバッテリーに大量に使い続けることに不安はないのでしょうか。リチウムは石油以上に産出場所が偏在し、遠くない時期、枯渇するのが目に見えている資源です。&lt;br /&gt;&#13;
希少資源は、通信機器などのために、大切に大切に使っていかなければなりません。大型蓄電池に使う希少資源をケータイなどのバッテリーに使えば、一体何個分に相当することでしょう。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
ここでもう一度、では、自動車よりはるかに巨大な、かつ、電気を作る大本である発電所という施設に電池を据え付けるという発想がまともなものかどうかを考えてみてください。&lt;br /&gt;&#13;
普通に考えれば、「おいおい待てよ……」と気づくはずです。しかも、風力発電で発生した電気を溜めるという電池の寿命は、風車よりも短いのです。冬の夜間に風車が勝手に発電した電気を、真夏の需要増大時にまで蓄電してとっておくとでも言うのでしょうか。馬鹿を言うのもいい加減にしてほしいものです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&#13;
今の文明を長続きさせるには、都合のよい「技術信仰」に期待するのではなく、なくなることが分かっている貴重な資源を少しでも大切に、長く使いながら、ソフト面での文明を発展させ、人間の欲望を満たしていく、幸福感を得る方向にシフトすることが不可欠です。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;b&gt;エコ替えなどといって、今使っているものを捨てさせてまで新しい需要を喚起し、従来型の大量生産・大量消費型の文明を維持しようとするのは間違っています&lt;/b&gt;。&lt;br /&gt;&#13;
今使えるものを極力長く使いながら、新しいアイデア、ソフト、ひいては「思考や想像の喜び」を生みだしていく。それ以外、今の文明を長続きさせる道はないと、私は考えます。&lt;br /&gt;&#13;
困難な道であっても、現実から目を背けていては、文明の寿命を縮めるだけです。&lt;br /&gt;&#13;
風力発電賛美、新エネルギー信仰（振興ではなく「信仰」）は、従来型の大量生産・大量消費型文明の終焉を認めたくない人たちが悪あがきし、滅亡を早めるだけの愚行です。&lt;br /&gt;&#13;
これ以上、貴重な資源を浪費し、大切な自然環境を破壊する行為はやめようという声を、一緒に上げようではありませんか。&#13;
&#13;
&lt;HR noshade&gt;
</description>
      <dc:subject>風力発電の実効性</dc:subject>
      <dc:subject>風力発電事業者の違法行為</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>川内村用パンフレット第二弾</title>
      <link>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2009/10/12/4629568</link>
      <guid>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2009/10/12/4629568</guid>
      <pubDate>Mon, 12 Oct 2009 20:20:41 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2009-10-12T20:22:48+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2009-10-12T20:22:48+09:00</dcterms:created>
      <description>川内村および周辺の住民に説明するためのパンフ第２弾を作成しました。印刷するのに5日ほどかかるので、先にWEB上でPDFファイルにてダウンロード可能にしました。↓クリックするとダウンロードできます。&#13;
&#13;
&lt;a href="http://no-windfarm.net/kawauchi2.pdf"&gt;http://no-windfarm.net/kawauchi2.pdf&lt;/a&gt;
</description>
      <dc:subject>風力発電の実効性</dc:subject>
      <dc:subject>低周波による健康被害</dc:subject>
      <dc:subject>巨大風車による環境破壊</dc:subject>
      <dc:subject>風力発電施設の事故</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>経産省に風力発電への補助金凍結要望書を提出</title>
      <link>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2009/10/12/4628919</link>
      <guid>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2009/10/12/4628919</guid>
      <pubDate>Mon, 12 Oct 2009 11:26:58 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2009-10-13T00:56:02+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2009-10-12T11:27:57+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;center&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/img/09/1007/003.jpg" alt="増子輝彦経産省副大臣に要望書を渡し、内容を説明する加藤登紀子さん" height="410" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
副大臣室で増子輝彦経産省副大臣に要望書を渡し、&lt;br /&gt;&#13;
内容を説明する加藤登紀子さん（09/10/07）&lt;br /&gt;&#13;
&lt;/center&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
2009年10月7日、私たちは、加藤登紀子さん（国連環境計画特使）の呼びかけに応じ、経済産業省に対して、以下のような要望書を提出いたしました。&#13;
&lt;HR noshade&gt;&#13;
&#13;
&#13;
&lt;b&gt;&lt;font size="+1"&gt;経済産業大臣　直嶋正行様&#13;
&lt;/font&gt;&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&#13;
&lt;h3&gt;■風力発電施設への補助金交付制度の抜本的な見直しを要望いたします&#13;
&lt;/h3&gt;&#13;
　ここ数年、日本各地に大型風力発電施設が次々に建設されるようになり、それに伴い、深刻な自然破壊、騒音・低周波音等が原因と思われる近隣住民への健康被害が報告されています。&lt;BR&gt;&#13;
　定格出力が2000kwを超えるような大型風力発電施設建設は、世界的に見ても、ごく最近始まったものであり、ましてや日本においては、法規制が事実上ないに等しい状態です。&lt;BR&gt;&#13;
　その一方で、「環境に優しいクリーンなエネルギー」「地球温暖化対策に不可欠」といった理由で、補助金制度や、発電した電力の高額買い取り義務などの法制化を先行させたため、事業者は「発電実績は二の次で、建ててしまえば勝ち」という姿勢で、各地に強引な手法で建設を進めています。その結果、風力発電施設が原因と思われる被害を受けても、住民は事業者にも行政にも見捨てられ、途方に暮れているのが現状です。&lt;BR&gt;&#13;
　風力発電は「CO2削減」という名目で国策として推進されていますが、実際には無風状態では発電せず、いつどれだけ発電できるか、人知でコントロールすることがまったくできないという致命的な欠点をもっているため、電力の安定供給を維持するためには、火力発電など、他のバックアップ電源が不可欠です。というよりも、風力発電を主軸に電力供給をすることはできません。このことは欧米の専門家たちも繰り返し指摘してきており、「風力発電を増やせば、実際にはそれに起因する出力変動を補うための火力発電所を増やす必要があり、資源浪費につながる」という主張を展開するメディアも、ヨーロッパを中心に複数存在します。&lt;BR&gt;&#13;
　風力発電施設建設に関して、以下の大きな問題が存在しているにもかかわらず、建設にあたっての法律、条令などの制限がないことが無秩序な建設につながっています。風力発電のガイドラインを明確にし、早急に法的整備をしてください。&lt;BR&gt;&#13;
　&lt;BR&gt;&#13;
&lt;b&gt;　1.　風力発電施設建設による地形の破壊、森林の喪失&lt;BR&gt;&#13;
&lt;/b&gt;　&lt;BR&gt;&#13;
　風力発電施設建設に際し、送電塔の建設、道路の拡幅、資材置場や掘り出した残土の捨て場などのために、貴重な森林の大規模な伐採が行われ、その結果、土砂崩れ、土壌の流出、飲料水や海水の汚染などの深刻な環境破壊が始まっています。&lt;BR&gt;&#13;
　近隣住民のみならず地域全体の住民への被害、多様な生物への悪影響、景観の破壊による観光への悪影響などが想定されますが、風力発電施設は環境影響評価法（アセス法）の対象事業になっておらず、そのため、環境への影響を適切に測ることなく建設された風力発電施設が多くあり、被害が多数報告されています。&lt;BR&gt;&#13;
　&lt;BR&gt;&#13;
&lt;b&gt;　2.　巨大風車の回転による近隣住民への精神・肉体両面への深刻な影響&lt;BR&gt;&#13;
&lt;/b&gt;　&lt;BR&gt;&#13;
　巨大風車からは低周波・超低周波音が発生し、近隣住民に健康被害をもたらしています。現実に、巨大風車周辺住民には、抑鬱、無気力、極度の不眠、頭痛、血圧上昇、嘔吐、耳鳴りなど、様々な健康被害が発生していて、事故などで風車が止まれば症状も緩和、あるいは消えるということが分かっているにも関わらず、「（風車との）因果関係が証明できない」「騒音公害の基準値以下の測定値である」などという理由で、被害住民の訴えは完全に切り捨てられています。&lt;BR&gt;&#13;
　その他、風車の回転するブレードが作り出す影、夜間の航空標識灯のストロボ現象による不快感、圧迫感は、実際その現場を見ない者には想像を絶するストレス源となっています。 救済策がない状態のまま、人家のそばに巨大風車群の建設を許すどころか、補助金をつけて国が奨励している現状は、まさに国民不在の政治と言わざるをえません。&lt;BR&gt;&#13;
&lt;BR&gt;&#13;
&lt;b&gt;　3.　あまりに簡単に起きる事故&lt;BR&gt;&#13;
&lt;/b&gt;　&lt;BR&gt;&#13;
　すでに建設された風力発電施設では、現在、多くの風車が事故や故障で止まっています。風速60メートルの風にも耐えるといわれている風車のブレードが、実際には風速20メートル程度でも簡単に折れたり脱落したりしているのです。中には、無風にもかかわらず、風車が根元から倒壊するというお粗末な事故さえ起きています（青森県東通村）。&lt;BR&gt;&#13;
　風車の耐用年数は15～20年とされていますが、実際には試験運転中に羽根が脱落するなどしており、中には修理を事実上断念しているのではないかと思われるケースも多数あります（御前崎港町営風車、三重県ウィンドパーク美里など）。&lt;BR&gt;&#13;
　台風が少なく、安定した偏西風が吹くヨーロッパで設計された風車は、風が安定せず、山地が多い日本の風土に合っていないからだとも言われますが、巨大風車がもつ根源的な脆弱性とも考えられます。樹脂製の羽根の弱さだけでなく、絶えず変則的な力を受ける発電機の寿命も短く、トータルで考えたときの発電効率、コストパフォーマンスに大きな問題を抱えていると言わざるをえません。&lt;BR&gt;&#13;
　耐用年数を過ぎて巨大な処理困難ゴミとなった廃風車を撤去する費用をどこが出すのかという基本的な問題さえ確認しないまま建設された施設も多数あります。最後に責任をとるのは誰なのでしょうか。&lt;BR&gt;&#13;
　&lt;BR&gt;&#13;
&lt;b&gt;　4.　出力変動が大きすぎるという根源的弱点&lt;BR&gt;&#13;
&lt;/b&gt;&lt;BR&gt;&#13;
　風力発電は、風が吹かなければ発電量はゼロであり、風がいつ吹くかは誰にも予測できません。電力使用量の少ない夜間に強風が吹けば、「いらない電気」を作り出すだけで、買電義務を負わされた電力会社は、ただでさえ余剰電力対策に困っている夜間の出力調整に苦労させられます。いちばん電力を必要とする真夏の日中は無風であることが多いため、風力発電がどれだけの定格出力をもっていようがまったく関係なく、風力からは電気が来ないために、従来通りの火力、水力など、他の発電施設をフル稼働させるしかありません。&lt;BR&gt;&#13;
　出力変動の問題を解決するには巨大な蓄電施設の併設などが理論上考えられますが、これは費用対効果の点でまったく問題外です。&lt;BR&gt;&#13;
　風力発電施設を増やせば増やすほど、その出力変動に備えて、既存の火力発電所は発電と停止を繰り返す、極めて燃費の悪い運転を強いられ、結果としては資源の浪費になります。計画発電していれば最大限の燃費で運転できる火力発電所が、風力発電が系統につながれてしまうと、燃料を無駄遣いしなければいけなくなるのです。&lt;BR&gt;&#13;
　実際に、ドイツでは風力発電施設の増加に伴い、何十箇所もの石炭火力発電所が増設されているとの報告もあります。現在PRされている「風力発電によるCO2削減政策」には、こうした実態が一切隠されています。&lt;BR&gt;&#13;
　&lt;BR&gt;&#13;
&lt;b&gt;　5.　生物多様性へのとりかえしのつかない悪影響&lt;BR&gt;&#13;
&lt;/b&gt;　&lt;BR&gt;&#13;
　風車が野生生物に及ぼす影響としては、いわゆる「バードストライク」（野鳥の衝突死）が有名で、実際に日本国内でもすでに多くの事例が確認されています。&lt;BR&gt;&#13;
　バードストライク以外にも、風車建設地が山地である場合は、野生生物が棲めなくなり、里に下りてきて農作物に被害を与えたり、繁殖地を奪われて地域内で種が絶滅するなど、計り知れない悪影響があります。国定公園地域内や、水源涵養保安林をわざわざ解除して建設するなどの事例も数多くあり、すでに日本の山間部は巨大風車で多大な環境破壊を受けています。&lt;BR&gt;&#13;
　&lt;BR&gt;&#13;
　&lt;BR&gt;&#13;
　以上、大まかにまとめましたが、上記の理由の他にも、風力発電施設の建設には慎重にならざるをえない要素、未知なる問題点が多数存在します。こうした深刻な問題点を放置し、いたずらに税金を投入して推進することは、取り返しのつかない結果を招きます。まずは冷静に風力発電事業を見直すことが必要です。そのための好機とすべく、風力発電施設への補助金交付制度の抜本的な見直しを以下のように、強く要望いたします。&lt;BR&gt;&#13;
&lt;BR&gt;&#13;
&lt;b&gt;一.　風力発電施設建設に対する補助金交付制度を即時凍結し、風力発電が多額の税を投じる価値のあるものかどうか再検討してください。&lt;BR&gt;&#13;
&lt;BR&gt;&#13;
二.　補助金申請が採択され現在建設中の風力発電施設について、補助金申請に関わる手続きの不備や違法行為、近隣住民の低周波音被害、野生生物への影響、自然破壊などの問題がないかどうかを早急に調査し、問題のあるものについては採択決定を取り消し、審査をやり直してください。&lt;BR&gt;&#13;
&lt;BR&gt;&#13;
三.　すでに設置された風力発電施設について、補助金申請にかかわる手続きの不備や違法行為、近隣住民の低周波音被害、野生生物への影響、自然破壊など問題がないかどうか早急に調査し、問題のあるものについては、交付された補助金の返還を命令し、風力発電施設の速やかな撤去と建設地の原状復帰を指導してください。&lt;BR&gt;&#13;
&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;HR noshade&gt;&#13;
呼びかけ人　加藤登紀子（嶺岡平久里の風力発電を考える会　代表　千葉県鴨川市大山平塚乙2-732-2　電話0470-99-9011）&lt;BR&gt;&#13;
賛同団体・賛同者　福島県自然保護協会（福島県）、嶺岡平久里の風力発電を考える会（千葉県）、千倉の風力発電問題を考える会（千葉県）、残土産廃問題ネットワークちば（千葉県）、きさらづ市民ネットワーク（千葉県）、市原市民ネットワーク（千葉県）、袖ヶ浦市民ネットワーク代表（千葉県）、反焼却市民の会　横浜（神奈川県）、逗子考える市民の会（神奈川県）、熱川風車被害者の会（静岡県）、風車問題を考える住民の会（静岡県）、伊豆半島くらしと環境を守る連絡会（静岡県）、三筋山風力発電を考える河津町民の会（静岡県）、南豆の和（静岡県）、ドンキホーテの会（静岡県）、風車からふるさとを守る婦人の会（静岡県）、風車から健康と環境を守る住民の会（静岡県）、伊豆山並み景観研究会（静岡県）、伊豆の自然を考える会（静岡県）、伊豆熱川風力発電連絡協議会（静岡県）、風力発電を考える会（愛知県）、五並地区の環境を守る会（愛知県）、M&amp;D風力発電被害者の会（愛知県）、五並女性の会（愛知県）、日本野鳥の会和歌山県支部（和歌山県）、宇久・若いもんを支援する会（長崎県）、三盛山の風力発電に反対する会（長崎県）、ふるさと自然の会（長崎県）、水俣・風力発電を考える会（熊本県）、たくきよしみつ（作家／ノーウィンドファームネット・福島県）、小塚勝昭（高田島農縁／檜山高原風力発電を考える会・福島県）、大塚しょうかん（建築士／木こりの家プロジェクト・福島県）、池田守（木工・福島県）、浅田正文（あぶくま農業者大学校・福島県）、飯田裕子（写真家・千葉県）、寺本怜子（千葉県）、永六輔（放送タレント・東京都）、前川真帆香（東京都）、吉田正人（東京都）、竹内晶洋（自営業・東京都）、槌田敦（物理学者／環境経済学者・神奈川県）、鶴田由紀（フリーライター・神奈川県）、小林悦子（神奈川県）、鹿島佐貢子（神奈川県）、今大地晴美（敦賀市議会議員・福井県）、久保哲夫（福井県）、岡安純子（長野県）、川上昭一郎（静岡県）、小沢祐子（岐阜県）、工藤省三・直子・櫻子（静岡県）、加嶋尚美（静岡県）、小針兼人（静岡県）、杉山智之（建築家・静岡県）、英みどり（静岡県）、横田純一（静岡県）、今井弘司（自営業・静岡県）、橋本裕子（有機農家・愛知県）、坂口のり子（風力発電・産廃「お勝手口」・愛知県）、沖章枝（愛知県）、大羽康利（愛知県）、渡辺則子（豊橋市議会議員・愛知県）、大河剛（愛知県）、伊藤善規（愛知県）、丸山直希（愛知県）、北河伸太良（愛知県）、海住恒幸（松阪市議会議員・三重県）、武田恵世（三重県）、波戸賢一（自営業・兵庫県）、津野修一（和歌山県）、白井修司・綾子（和歌山県）、白井信彦・久美子・文代（和歌山県）、白井孝志（和歌山県）、武内敏雄・千寿・かずへ・啓和・雅志・直人（和歌山県）、藤田俊児・よし子・紫恩・奏音（和歌山県）、高垣由美子（和歌山県）、黒田街子（和歌山の“いのち”と“景観”を危惧する者たちの会代表・和歌山県）、永山伸一（自営業・山口県）、大岩康久（愛媛県）&#13;
&lt;HR noshade&gt;
</description>
      <dc:subject>風力発電の実効性</dc:subject>
      <dc:subject>低周波による健康被害</dc:subject>
      <dc:subject>巨大風車による環境破壊</dc:subject>
      <dc:subject>風力発電施設の事故</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>日本国内での風車病被害報道動画リンク集</title>
      <link>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2009/10/05/4616104</link>
      <guid>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2009/10/05/4616104</guid>
      <pubDate>Mon, 05 Oct 2009 17:55:50 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2009-10-05T17:56:37+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2009-10-05T17:56:37+09:00</dcterms:created>
      <description>youtubeにアップされている、日本での風車被害報道動画へのリンクです。すべて、リンクがいつ切れるかは分かりません。youtube内で「風力発電　低周波被害」などのキーワードで検索してみてください。&#13;
&#13;
&#13;
&lt;HR noshade&gt;&#13;
&lt;object width="425" height="344"&gt;&lt;param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/FIO-kyyk-ok&amp;hl=ja&amp;fs=1&amp;"&gt;&lt;/param&gt;&lt;param name="allowFullScreen" value="true"&gt;&lt;/param&gt;&lt;param name="allowscriptaccess" value="always"&gt;&lt;/param&gt;&lt;embed src="http://www.youtube.com/v/FIO-kyyk-ok&amp;hl=ja&amp;fs=1&amp;" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"&gt;&lt;/embed&gt;&lt;/object&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
テレビ朝日　報道ステーション&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
この番組キャスターは「CO2温暖化説信仰」をいつ引っ込めるのでしょうか。将来、歴史的にこの大規模詐欺プロパガンダが「21世紀初めの汚点」として記されることは間違いありませんが、そのときまで、私は多分生きていないでしょう。若いみなさんは、ぜひ見届けてください。&#13;
&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&lt;HR noshade&gt;&#13;
&lt;object width="425" height="344"&gt;&lt;param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/Y0fGvHcXSeI&amp;hl=ja&amp;fs=1&amp;"&gt;&lt;/param&gt;&lt;param name="allowFullScreen" value="true"&gt;&lt;/param&gt;&lt;param name="allowscriptaccess" value="always"&gt;&lt;/param&gt;&lt;embed src="http://www.youtube.com/v/Y0fGvHcXSeI&amp;hl=ja&amp;fs=1&amp;" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"&gt;&lt;/embed&gt;&lt;/object&gt;&lt;br /&gt;&#13;
テレビ朝日　スーパーモーニング　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;HR noshade&gt;&#13;
&lt;object width="425" height="344"&gt;&lt;param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/A1NcRvGFT5c&amp;hl=ja&amp;fs=1&amp;"&gt;&lt;/param&gt;&lt;param name="allowFullScreen" value="true"&gt;&lt;/param&gt;&lt;param name="allowscriptaccess" value="always"&gt;&lt;/param&gt;&lt;embed src="http://www.youtube.com/v/A1NcRvGFT5c&amp;hl=ja&amp;fs=1&amp;" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"&gt;&lt;/embed&gt;&lt;/object&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
ＮＨＫ　ほっとイブニング&lt;br /&gt;&#13;
御用学者が登場してコメントしています。水俣病の原因が水銀だと指摘されても、御用学者たちの「因果関係は証明されていない」という「調査報告」のおかげで、国が原因を認めるまでにはさらに12年もかかりました。はっきりした原因「物質」が検出されていてもこれなのです。風車の低周波被害は、耳に聞こえない音を問題にしているので、おそらく未来永劫、国が因果関係を認めることはないでしょう。&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&lt;HR noshade&gt;&#13;
&lt;object width="425" height="344"&gt;&lt;param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/UOfcJNBrp7Q&amp;hl=ja&amp;fs=1&amp;"&gt;&lt;/param&gt;&lt;param name="allowFullScreen" value="true"&gt;&lt;/param&gt;&lt;param name="allowscriptaccess" value="always"&gt;&lt;/param&gt;&lt;embed src="http://www.youtube.com/v/UOfcJNBrp7Q&amp;hl=ja&amp;fs=1&amp;" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"&gt;&lt;/embed&gt;&lt;/object&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
テレビ静岡　特報しずおか&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
「別荘地」という言葉が繰り返されていますが、実際には多くの人がこの土地を終の棲家として財産をはたいて購入し、普通に生活しているのです。
</description>
      <dc:subject>低周波による健康被害</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>阿武隈に最初の悪魔が出現</title>
      <link>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2009/10/05/4615910</link>
      <guid>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2009/10/05/4615910</guid>
      <pubDate>Mon, 05 Oct 2009 14:41:01 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2009-10-05T14:49:23+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2009-10-05T14:42:08+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;center&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/img/09/091004/04-00.jpg" alt="" height="450" width="600"&gt;&#13;
&#13;
&lt;/center&gt;&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
滝根小白井風力発電（ユーラスエナジーのサイトを見ると、どうやら「滝根小白井ウィンドファーム」と名称変更したようだ）の建設現場に、最初のタワーが建ったという話を聞いたので確認しに行った。&lt;br /&gt;&#13;
タワーどころか、もう羽根がついて、ナセル（発電機を内蔵したブレードの中心部分。扇風機でいえばモーター部分にあたるところ）をゆっくり回転させ、動作試験をしていた。&lt;br /&gt;&#13;
最初の１基は、滝根町といわき市の境のあたり、県道小野富岡線の西側に建った。&lt;br /&gt;&#13;
これから次々と2000kw風車が23基。いわき市と田村市にまたがる山の尾根づたいに、ほぼ南北に渡って並ぶことになる。&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&lt;center&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/img/09/091004/map2.gif" alt="" height="800" width="681"&gt;&#13;
&lt;/center&gt;&#13;
&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
これは23基の風車建設位置と、そこから半径3kmを示した図。半径3kmというのは、渥美半島の1500kw風車１基の影響が3km離れた民家にまで及んでいるという聞き取り例を参考にしたもので、実際にどの程度の範囲に風車病の影響が出るのかはまったく分からない。&lt;br /&gt;&#13;
分かっているのは、すでに大量のコンクリートが流し込まれ、部材搬入路や土台工事のために、表土の緑が失われ、雨が降ると大量の泥水が夏井川などに流れ込んでいるということだ。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;a href="http://kamiyama.sakura.ne.jp/blog/2009/07/post_504.html" target="new"&gt;夏井川漁協では岩魚や山女が捕れなくなったことに対する補償を求めている&lt;/a&gt;。&lt;br /&gt;&#13;
魚の次に被害が表面化するのは人間か、野生生物か。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&lt;center&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/img/09/091004/04-01.jpg" alt="" height="600" width="450"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
数百メートルまで近づいて撮ってみた&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/img/09/091004/04-002.jpg" alt="" height="600" width="450"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
どうも大きさの実感がわかない。真下に止まっているトラックを拡大してみる&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/img/09/091004/04-002b.jpg" alt="" height="302" width="482"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
クレーンが巨大すぎて、風車の高さも今イチピンとこない&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&lt;/center&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
風車の大きさは、むしろ離れたところから見たほうがよく分かる。滝根町に下りていき、セブンイレブンと&lt;a href="http://abukuma.biz/dandan/" target="new"&gt;生産者直売所「だんだん」&lt;/a&gt;がある交差点から見ると、遠くの山の上に異様なシルエットが飛び出しているのが分かる。ここからだと風車までの距離は6km弱。これだけ離れたところからの風景の中でも、その大きさは威圧感がある。住民はみんなぎょっとしているだろう。&lt;br /&gt;&#13;
これが最初の１基で、これから23基、次々に建つのである。滝根から見た山並みの景観は、もうおしまいだ。あぶくま洞を訪れる観光客は、これからあぶくま山系に入ったところで、まずこの風車群に出迎えられることになる。「あぶくま」のイメージもまったく変わってしまう。&#13;
&#13;
&#13;
&lt;center&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/img/09/091004/04-003.jpg" alt="" height="450" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
6km弱離れた滝根のセブンイレブンの交差点から見る&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/img/09/091004/04-003a.jpg" alt="" height="463" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
これが最初の一基&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/img/09/091004/04-003b.jpg" alt="" height="329" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
これからこの山は、巨大風車が林立した異様な風景に変わる&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;/center&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
テレビでは連日、ＣＯ２温暖化という史上最悪・最凶の偽プロパガンダを垂れ流している。今日もニュースで、中部電力社員が小学校に「出前授業」して、「CO2が地球を危機に陥れている」という大嘘を「授業」として子供たちにすり込んでいることを、あたかもよきこと、望まれることとして報じている。&lt;br /&gt;&#13;
その中部電力の傘下にある風力発電事業者シーテックの課長が&lt;b&gt;「風力発電は発電しなくてもよい。補助金がいただけるから、建設しさえすればいい」&lt;/b&gt;という言葉を行政担当者などに繰り返し言っているということは、すでに書いた。&lt;a href="http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2009/09/18/4585022"&gt;&lt;img src="http://abukuma.us/yaji12.gif" alt="" height="12" width="12" border="0"&gt;こちらを参照&lt;/a&gt;。&lt;br /&gt;&#13;
風力発電事業者も、親会社である電力会社も、もちろん経産省などの官僚たちも、風力発電が役に立たないことくらい百も承知している。税金を投入できる事業として目をつけ、補助金が集められる今のうちに何が何でも建ててしまいたいと思っている。税金だけでは足らず、&lt;a href="http://www.asahibeer.co.jp/csr/eco/eco_27.html" target="new"&gt;ビール会社&lt;/a&gt;やらテレビ局やら、民間企業や一般市民からも大金を集めて風力発電会社に流している。&lt;br /&gt;&#13;
気が狂っているとしか言いようがない。&lt;br /&gt;&#13;
これから阿武隈の、普通に人が住んでいる山村が、こうしたふざけたものに蝕まれていくのを見ていくのは、あまりにも悲しく、ストレスフルだ。&lt;br /&gt;&#13;
人間の愚かさ、悪魔性も、ここまできてしまったのかと思うと、いよいよ人類史も最後の段階に入ったのだなと、いやが上にも実感させられる。&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
小野町で買い物（&lt;a href="http://www.asahibeer.co.jp/csr/eco/eco_27.html" target="new"&gt;アサヒビール&lt;/a&gt;は買っていない）を済ませ、帰り道、中秋の名月の下、最初の悪魔は、隣の巨大クレーンの警告灯の赤いライトとともに、山の上に不気味な姿を浮かび上がらせていた。&lt;br /&gt;&#13;
風車ファンにとっては、こうした光景も美しいのだろうか。これから先、この地に住む住民が味わうストレスと健康不安、あるいは具体的な身体的精神的苦痛を想像することができない人たちが風車を賛美し、そんなことは切り捨てればいいと思う官僚や事業者たちが風車を建て続ける。&lt;br /&gt;&#13;
住民はどうすればいいのか。&lt;br /&gt;&#13;
自分たちが収めた税金で、このようなものを無理矢理作られ、苦しみを受ける。こんな理不尽が許されていいのか。&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&lt;center&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/img/09/091004/04-04.jpg" alt="" height="600" width="395"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
満月の下に浮かび上がる、最初の一基&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/img/09/091004/04-05.jpg" alt="" height="297" width="600"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;/center&gt;&#13;
ちなみに、この撮影ポイントのそばには、つい先日建ったばかりの立派なログハウス風の家がある。家主はこれから毎日、眼前の山の上に風車が１基また１基と増えていくこの風景を見ながら、低周波健康被害の恐怖に耐えながら暮らすのだろうか。&lt;br /&gt;&#13;
距離は1kmもない。気の毒だが、風車が止まらない限り、最後は新居を捨てて移転ということになるのではないか。&lt;br /&gt;&#13;
ただでさえ過疎の山村は、こうしてどんどん人が出ていき、新しく入ってくる人はいなくなり、消えていく。&lt;br /&gt;&#13;
二地域居住を推進している福島県は、この事態をどう考えるのだろう。生活基盤を壊された土地に、わざわざ住もうと移住する者などいるはずがない。&lt;br /&gt;&#13;
これら巨大風車は、落雷や強風で、遅かれ早かれ壊れ、運転停止になるだろう。無償修理保証期間が切れた後は、修理さえされず放置される。そのことはすでに全国の先例で分かっている。&lt;br /&gt;&#13;
最後はこの粗大ゴミを誰が片づけることになるのかも決まっていない。&lt;br /&gt;&#13;
誰が片づけるにしても、税金や電気料金が使われることに変わりはない。
</description>
      <dc:subject>巨大風車による環境破壊</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>想像してみよう！ わが村の山に巨大風車が建つ前に</title>
      <link>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2009/09/28/4602837</link>
      <guid>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2009/09/28/4602837</guid>
      <pubDate>Mon, 28 Sep 2009 20:58:26 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2009-10-04T02:10:03+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2009-09-28T20:58:54+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;h2&gt;&#13;
想像してみよう！　生コン車三千台分のコンクリートが山に流し込まれることを&#13;
&#13;
&lt;/h2&gt;&#13;
今日のテーマは「IMAGINE」です。ジョン・レノンの歌を口ずさみながら（別に口ずさまなくてもいいけれど……）、これから起きようとしていることを「想像して」みてください。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;center&gt;&#13;
&lt;font size="-1" color="#0080C0"&gt;↓滝根小白井風力発電建設現場　09年9月15日撮影&#13;
&lt;/font&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/img/09/0913/011.jpg" width=600 height=402 alt="滝根小白井風力発電建設現場　09年9月15日撮影"&gt;&#13;
&lt;/center&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
全国各地で、住民の強力な反対意見に押される形で、自治体首長が風力発電建設計画受け入れ拒否を表明し始めています。当然のことです。&lt;br /&gt;&#13;
しかし、わが福島県川内村では、未だに「なぜ計画が止まっているんだ。せっかく金が入るチャンスなのに！」「風車反対のやつはとっとと村を出て行け」などと言って、風車誘致にムキになっている村民がいます。&lt;br /&gt;&#13;
こうした人たちは、目先のはした金と引き替えに、どんなものが山に建ってしまうのか、イメージできていないようです。&lt;br /&gt;&#13;
彼らがネットで巨大風車のことを調べるとは到底思えませんが、ここでは、巨大風車とはどういうものなのか、少しでも実感していただきたいと思い、例を挙げて説明を試みてみます。&lt;br /&gt;&#13;
全国の大多数のみなさん、つまり、ご自分の家の周囲に風車など建つわけもない場所に住んでいらっしゃるみなさんも、どうぞしばしおつきあいください。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
幸いというか能天気にと言うか、横浜市のWEBサイトに、横浜市が建てた「ハマウィング」という1980kw風車について、かなり詳しいデータや写真、動画があります。&lt;br /&gt;&#13;
ハマウィングは、&lt;a href="http://google-earth-travel.net/mars/maps.cgi?loc=0809080002" target="new"&gt;瑞穂ふ頭という、住宅街からは遠く離れた海の中に突き出した人口埠頭&lt;/a&gt;に単体で建てられていますが、これがごく一般的な日本の山村、つまり、人家にほど近い山の上にずらっと並べて建てられる場合のことを想像してみてください。&lt;br /&gt;&#13;
まず、風車を建てる土台に流し込まれるコンクリートの量。&lt;br /&gt;&#13;
ハマウィングの建設風景が&lt;a href="http://www.city.yokohama.jp/me/kankyou/ondan/furyoku/construction/"&gt;&lt;img src="http://takuki.com/yaji12.gif" alt="" height="12" width="12" border="0"&gt;こちら&lt;/a&gt;に写真や動画と一緒に出ています。これを参照すると、土台に使われたコンクリートの量は約５３０立方メートル。&lt;b&gt;生コン車（コンクリートミキサー車）延べ１０６台&lt;/b&gt;により運搬されたとあります。&lt;br /&gt;&#13;
1980kw風車１基の土台に使われたコンクリートがミキサー車106台分です。&lt;br /&gt;&#13;
川内村に隣接（モリアオガエル繁殖地として国の特別天然記念物指定を受けている平伏沼から約２km）して建設中の&lt;a href="http://www.pref.fukushima.jp/asesu/zigyou15.html.htm" target="new"&gt;滝根小白井風力発電&lt;/a&gt;は、2000kwが23基です。1980kwのVestas社製風車の土台１つに使われたコンクリートがミキサー車106台分ですから、単純にこれに23をかけ算すると、2438台分。１基110台分とすると23倍で2530台分。まあ、ざっと計算して、&lt;b&gt;ミキサー車2500台分、１万数千立方メートルのコンクリートが、水源地の保安林解除で強行建設されている山に流し込まれる&lt;/b&gt;（すでにほとんど流し込まれてしまった）のです。&lt;br /&gt;&#13;
この場所が水源涵養保安林として指定されていたのは、清流として知られる夏井川や千翁川の水源地だからです。周辺住民にとって重要な生活用水を守っていた、なけなしの保安林を解除して、今そこに数十メートルの穴を掘り、大量のコンクリートを流し込んで工事は進められています（写真参照＝09年9月15日撮影）。&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
大津辺山・黒佛木山の山頂を含む約500haに2500kwを26基といっているCEF福島黒佛木ウィンドファーム計画の場合は、さらに大きな風車が26基ですから、&lt;b&gt;山に注入されるコンクリートの量は、生コン車3000台分を超える&lt;/b&gt;のではないでしょうか。&#13;
&#13;
&#13;
&lt;h2&gt;想像してみよう　いわきマリンタワーの２倍の高さの風車が並ぶ山を&#13;
&lt;/h2&gt;&#13;
&#13;
&#13;
&lt;center&gt;&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/img/09/0907/117.jpg" width=600 height=450 alt="いわきマリンタワー＝高さ約60ｍ　の頂上展望台から見下ろした風景"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;font size="-2" color="#0080C0"&gt;↑いわきマリンタワー（高さ60ｍ）の展望台から見下ろした風景&lt;br /&gt;&#13;
2000kw風車はこの２倍、2500kw風車はこの２倍＋15ｍもの高さ&lt;/font&gt;&#13;
&lt;/center&gt;&lt;br /&gt;&#13;
福島県民は、日頃、あまり高い建物を目にすることはありません。&lt;br /&gt;&#13;
この写真は、いわき市小名浜港のそばにある&lt;a href="http://www.iwakicity-park.or.jp/misaki/marine_tower.html" target="new"&gt;「いわきマリンタワー」&lt;/a&gt;という観光用の展望台の展望室から下を見下ろしたところです。左下に見えている影はタワーの影です。まだかなり日は高かったのですが、すでにこの程度の範囲で地上に影を落としています。&lt;br /&gt;&#13;
港の近くににょっきりと建ち、遠くからもすぐに分かるこのタワーの高さは60ｍです。&lt;br /&gt;&#13;
滝根小白井や檜山高原に建設中の2000kw風車というのは、羽根の頂点までの高さがざっとこの２倍あります。CEFが川内村に作ろうとしている福島県黒佛木ウィンドファーム計画では、さらに大きな2500kw風車が26基です。&lt;br /&gt;&#13;
浜通りに住んでいる人でも、いわきマリンタワーは見たことがないというかたはいらっしゃるでしょう。では、福島県でいちばん高い人工建造物である、&lt;a href="http://www.big-i.co.jp/" target="new"&gt;郡山駅前の「ビッグアイ」という高層ビル&lt;/a&gt;と比較してみましょう。このビルは一度くらいは見たことがあるはずですから。&lt;br /&gt;&#13;
ビッグアイは高さが約133mあります。CEFが大津辺山と黒佛木山という水源地を約500haも使って建設しようと計画している&lt;a href="http://www.pref.fukushima.jp/asesu/zigyou23.html" target="new"&gt;CEF福島黒佛木ウィンドファーム事業&lt;/a&gt;は、2500kw風車が26基というとんでもない計画ですが、この2500kw風車の全高（羽根の先端まで）が、大体このビッグアイと同じくらいです。&lt;br /&gt;&#13;
雑木林で覆われた川内村、いわき市にとって重要な水源地である２つの山を埋め尽くす形で、26基の「ビッグアイ」が山頂にずらずらと並ぶ光景を想像してみてください。&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&lt;center&gt;&#13;
&lt;img src="http://no-windfarm.net/imgs/hikaku-fukushima.gif" alt="2500kw風車の大きさとは……" height="577" width="808" border="0"&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
GE社製2500kw風車のカタログは&lt;a href="http://www.ge-energy.com/prod_serv/products/wind_turbines/en/downloads/GEA17007A-Wind25Brochure.pdf" target="new"&gt;&lt;img src="http://no-windfarm.net/yaji12.gif" alt="" height="12" width="12" border="0"&gt;こちらにあります&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;&#13;
羽根直径：100ｍ　ローターハブ地上高：75/85/100ｍ&lt;br /&gt;&#13;
（羽根を取り付けた全高は125/135/150ｍ）&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://no-windfarm.net/imgs/2500kw-hito.gif" alt="2500kw風車の寸法図" height="479" width="549" border="0"&gt;&lt;br /&gt;&#13;
2500kw風車の寸法図　人の大きさはあまりに小さいので拡大表示&lt;br&gt;&#13;
画像参照　&lt;a href="http://chikurawind.web.fc2.com/Home/Project.html"&gt;千倉の風力発電問題を考える会&lt;/a&gt;&#13;
&lt;/center&gt;&#13;
&#13;
&#13;
&lt;h2&gt;今のうちにまともな感覚をとりもどせ　計画が進み始めたら止められない&#13;
&lt;/h2&gt;&#13;
&#13;
それでもイメージできない場合、親切にも動画を公開してくれている横浜市に感謝しながら、ハマウィング建設の様子を見てください。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;a href="http://www.city.yokohama.jp/me/kankyou/ondan/furyoku/construction/"&gt;&lt;img src="http://takuki.com/yaji12.gif" alt="" height="12" width="12" border="0"&gt;こちらで見られます。&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;&#13;
「風車が来ないと、森の枝伐採の仕事が入らなくなって困る」と言っていたAさん。「自然を守って生きていければいいですけど、そうはいきませんよね」と言っていたBさん。「低周波は空の上を伝わっていくから、下で住んでいる俺たちには関係ない」と、事業者の馬鹿げた説明を鵜呑みにしていたCさん。&lt;br /&gt;&#13;
みなさん、軽口を叩く前に、しっかり想像してみてください。こういうとんでもないものが、私たちが生活するこの村を侵食することを。&lt;br /&gt;&#13;
みなさんの両親、子供、隣人……みんな巻き込まれるのです。そして、こんなものをあっさり受け入れた村に愛想を尽かし、あるいは風車病のストレスや隣人との軋轢に耐えきれず、ひとり、またひとりと村を出て行くでしょう。もちろん、そんな村に外からやってきて骨を埋めようという新住民も現れません。&lt;br /&gt;&#13;
残った土地を売ろうにも、不動産価値は激減し、もう売ることさえできません。&lt;br /&gt;&#13;
建設工事の下請け、孫請け、あるいは工事のときのちょっとした臨時収入と引き替えに、死の村にしていいのですか？&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
あと１年もすれば、まずは滝根小白井に23基の巨大風車が建ち、嫌でも生活の中で目にしなければなりません。さらに１年も経てば稼働し、やがて付近の住民に風車病の兆候が出始めるでしょう。そのとき、いくら後悔しても、もう遅いのです。&lt;br /&gt;&#13;
滝根小白井風力発電を誘致した旧滝根町は、「町の観光資源になる」などと言って、嬉しそうに風車が完成するずっと前から町の観光マップに風車のイラストを入れたりしています。↓&lt;br /&gt;&#13;
&lt;center&gt;&lt;img src="http://takuki.com/dsk/takinekankopr.jpg" height=600 width=373&gt;&#13;
&lt;/center&gt;&lt;br /&gt;&#13;
工事のために大幅拡幅された道は風車のすぐ下を通っています。かつてツツジの名勝地として知られた精九朗壇から大滝根方向に向かう山沿いの緑は破壊され、風車がずらっと並ぶのですが、ここに一般車、ハイカーが自由に入れるようにするつもりなんでしょうか？　観光してくださいと言って。&lt;br /&gt;&#13;
欧米では巨大風車の周辺は一般人立ち入り禁止が当たり前になっています。なにしろ危険ですから。&lt;br /&gt;&#13;
現実に、日本でも風車は建てた先から羽根がちぎれて公道をふさぐように落下したり、中には青森の東通村のように、風車がタワーごと根こそぎ倒れるというお粗末すぎる事故も起きています。&lt;br /&gt;&#13;
阿武隈山系は、風がないときはゼロ。吹くときはとんでもない強風という極端な風況の土地ですから、稼働後、羽根がちぎれて落ちるなどという事故は時間の問題で起きるでしょう。&lt;br /&gt;&#13;
滝根小白井や檜山の風車が「観光資源」になると言って立ち入り禁止にもしないのであれば、これはもう、肝試しスポットとしての観光資源ですね。低周波を短期に体感してみよう！　羽根は落ちないかな？　精九朗の祟りはあるのか……。そういうＰＲなら、成功するかもしれません。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
ともかく、ここまで来たら稼働までは突き進むのでしょう。&lt;br /&gt;&#13;
さあ、保安林を解除した田村市長。しっかり責任を取る準備をしてくださいね。命ある限り自治体の首長として、被害者の補償問題や、ゴミとなった後の撤去問題などに対応してください。&lt;br /&gt;&#13;
風車万歳、雇用増大だ、経済効果だとおっちょこちょいな提灯持ち発言をしたあなたもですよ。この村がこれから先どうなっていくのか、残りの人生、しっかりとここに踏みとどまって、見守ってくださいね。&lt;br /&gt;
</description>
    </item>
    <item>
      <title>風力発電が使い物にならないというこれだけの証拠</title>
      <link>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2009/09/20/4589096</link>
      <guid>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2009/09/20/4589096</guid>
      <pubDate>Sun, 20 Sep 2009 14:55:33 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2011-07-17T13:36:55+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2009-09-20T14:56:18+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;h2&gt;&#13;
風力発電が実際に使い物になっていない証拠&#13;
&#13;
&lt;/h2&gt;&#13;
&#13;
前原国交相が八ツ場ダム建設中止を発言したことで、メディアは「地元が一斉に反発」などと書いていますが、間違えてほしくないのは、こうした事態を招いた責任者は今までの自公政権であるということです。地元はもともと建設反対だったのを、57年もの気の遠くなる時間をかけて懐柔し、脅し、無理矢理にここまで建設を進めてきたのは前の政権と官僚たちです。それを間違えないようにしてほしいものです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
小沢鋭仁環境相は、温暖化対策に寄与する新エネルギー事業である太陽光や風力発電には積極的に金を出すと発言したようですが、この人と、党内で最も「温暖化対策に熱心」と言われる岡田克也外相には特に、すり込まれた間違った情報と認識を早急に改めてもらわないと、日本の環境も経済も破壊されてしまいます。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
最近ようやく、無茶な風力発電事業開発で住民が健康被害などで苦しみ、貴重な自然が破壊されていることに注目が集まるようになりましたが、ほとんどの人たちは「それでも風力発電事業そのものは地球温暖化対策のために絶対必要だ」という思いこみから抜けられないでいます。&lt;br /&gt;&#13;
まず、地球が多少温暖化しても、メリットのほうがデメリットよりはるかに大きいということ（大きな戦争が起こったのは寒冷化のときであるということは歴史が語っています）、ここ数十年の温暖化傾向は昨年あたりから頭打ちで、今は放っておいても小さな寒冷化傾向にあるらしいこと、温暖化が続いていたとしてもそれはＣＯ２のせいではないということ（温暖化は人為的発生のCO2が急増するよりずっと以前の1800年頃から始まっている「自然現象」です）……こうした認識がないままに、多くの人たちが温暖化プロパガンダにころっと騙されていることが大きな問題ですが、それらを全部「おいておいて」、&lt;b&gt;風力発電事業というものが資源節約に寄与するのかという点だけに絞っても、根本的にダメ&lt;/b&gt;なのだということを理解してほしいのです。&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&#13;
&lt;h2&gt;風力発電から買い取らなければならない電気はこんなに不規則&#13;
&lt;/h2&gt;&#13;
&#13;
&#13;
最初に下のグラフを見てください。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;center&gt;&lt;img src="http://takuki.com/dsk/imgs/hamawing.gif" alt="ハマウィング時間別発電量" height="775" width="530" border="0"&gt;&lt;br /&gt;&lt;/center&gt;&#13;
&#13;
&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
これは横浜市が市民に地球温暖化対策をＰＲするために建設したという「ハマウィング」という定格出力1980kwの風車が、１日にどのように発電しているかを時間別に記録したものです。&lt;br /&gt;&#13;
これは『ストップ！風力発電』（鶴田由紀・著）の75ページから借りてきました。&lt;br /&gt;&#13;
風力発電の時間別発電量データを見れば、風力発電がいかに使い物になっていないかが一目瞭然なのですが、それゆえに、風力発電業者はデータを表に出そうとしません。そこで、情報開示義務がある公営風車のデータを出してもらったわけです。&lt;br /&gt;&#13;
しかし、このデータが入手できたのは幸いで、その後、東京新聞の取材班が横浜市に「ハマウィングの発電実績データを見せてほしい」と要望した際、&lt;b&gt;「発電量が目標に達しておらず、議会で追及されてしまう恐れがあるので公開したくない」と拒否&lt;/b&gt;してきたそうです（東京新聞2009年10月8日付「こちら特報部」）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
さて、このグラフで、&lt;font color="#FF8080"&gt;ピンク━━━━&lt;/font&gt;が4月1日、&lt;font color="red"&gt;赤━━━━&lt;/font&gt;が7月1日、&lt;font color="#00FFFF"&gt;水色━━━━&lt;/font&gt;が10月1日、&lt;font color="#00FF00"&gt;緑━━━━&lt;/font&gt;が2008年1月1日です。偏見や恣意的操作が入らないよう、年度初めの4月1日から３か月おきに各月の1日を抽出しています。&lt;br /&gt;&#13;
これを見てまず分かることは、定格出力1980kwといっても、その最大出力を得られている時間がないということです。4月1日未明（真夜中の1時過ぎ）に突出して発電量が多くなっていますが、この極端なピークでさえ、980kw程度で、定格出力の半分に過ぎません。&lt;br /&gt;&#13;
その他、ほとんどの時間帯では、0～200kwあたり、あるいはせいぜい500kwを一時的に突破している程度です。&lt;br /&gt;&#13;
次に、4月1日の突出した発電ピークが真夜中であることに注意してください。夜中の1時過ぎから明け方4時くらいまでにせっせと発電していますが、この時間帯は１日のうちで最も電力需要がなく、原子力発電以外を止めてもまだ夜間電力が余るので、揚水発電に回しているという時間帯です。&lt;b&gt;電力があり余っている深夜の時間帯に突然風力から電気が送られてきて、それを高額で「買い取らなくてはいけない」という状況が、どれだけ電力供給システムにとって迷惑なことか&lt;/b&gt;、誰でも簡単に理解できるでしょう。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
世の中で最も電気を使っているのは昼間、具体的には朝の10時くらいから夜の10時くらいまでです。グラフの中に薄い黄色の四角で囲った部分がその時間帯ですが、最も電気が必要なこの時間帯にハマウィングがまともに発電していないことは一目瞭然です。特に10月1日と1月1日は、電気がいらない真夜中に発電し、電気がほしい昼間は発電しないというあべこべの図式がはっきり見て取れます。&lt;br /&gt;&#13;
また、どの日も、出力変動幅が大きく、しかもめまぐるしく変わっていることが分かります。これほど激しく変化する風力発電の出力に合わせて、他の発電設備（主に火力）を細かく調整するなどということは無理ですから、結局は火力発電は風力からの電気がゼロ状態に合わせた形で常に稼働していなければなりません。&lt;br /&gt;&#13;
次の図は、１日の電力発電量の変化に、各発電手段がどのように対応しているかを示したものです。&#13;
&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;center&gt;&lt;img src="http://takuki.com/dsk/imgs/bm.gif" alt="時間別発電手段変化" height="325" width="464" border="0"&gt;&#13;
&lt;/center&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
これを見ると分かるように、まず流水型水力や地熱というのは、投入エネルギーの調整ができない発電なので、常に100％出力で稼働させます。&lt;br /&gt;&#13;
原子力も同じで、出力変動させるには燃料棒の抜き差しという非常に危険な作業を伴うため、一旦稼働させた後は100％出力で動かし続けます。これらが不変のベース電源となり、いちばん下（土台部分）にきます。&lt;br /&gt;&#13;
実際にどうなっているかを示した実例が以下のデータです。データが2000年4月といささか古いのですが、現在では火力の割合がもっと増えています。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;center&gt;&lt;img src="http://takuki.com/dsk/imgs/henka2000-4.gif" alt="出力変動に合わせた電源対応" height="380" width="379" border="0"&gt;&lt;/center&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
これを見れば分かるように、原子力などのベース電源を止められずに余った夜間電力は、揚水発電所というダムに送られ、下のプールから上のプールに水を電気ポンプで（つまり電気を使って）汲み上げることに使われます。汲み上げた水は、昼間、電力使用量が増えたときに、下のプールへと放水し、その水力で発電するという仕組みです。&lt;br&gt;&#13;
つまり、一度作った電気を位置エネルギーに変換させて溜めておくということになります。そこから再度電気にしたときは、当然のことながら、最初に発電したときよりも効率は著しく落ちます。しかし、余った電気を捨てるわけにはいかないので、このように苦肉の策で処理しているわけです。&lt;br /&gt;&#13;
風力発電が夜中に突然大出力で動き出せば、ただでさえ余っている夜間電力の処理に深刻な問題を与えます。もちろん、夜間に風力発電から発生させた（というよりも、風が吹いたために、人間のコントロールできないところで勝手に生まれてしまった）電気は、まったく役に立ちません。&lt;br /&gt;&#13;
昼間の電気が必要なときにも、風力からの電気は変動が大きすぎるため、火力発電所がその激しすぎる変化に対応するには燃料カットでは無理で、「空焚き」や、極端に悪い燃費での運転を強いられます。&lt;br /&gt;&#13;
それでも出力変動調整が追いつかない場合は、風力から来た電気のおかげで、供給される電気の周波数が不安定になり、電気を使う現場では電気機器の動作不調などの問題が起きます。わざわざ大金を使って使えない発電施設を作り、その結果、電気の供給を不安定にさせる。&#13;
これほど馬鹿げた発電手段が他にあるでしょうか。&lt;br /&gt;&#13;
そもそも、人間が発電時間や発電量をまったくコントロールできない機械を「発電施設」と呼べるのでしょうか。社会はお天気任せで動いているわけではないのです。雨が降っても、風が吹かなくても、人間は定時に起きて、活動し、電気を使います。それに合わせて電気を作り、供給するシステムが発電施設であって、お天気任せの発電施設を増やせば増やすほど無駄が大きくなることくらい、小学生でも分かることです。&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&lt;h2&gt;風力発電をすればするほど化石燃料が無駄に使われる&#13;
&lt;/h2&gt;&#13;
&#13;
そもそも、日本における発電手段の割合はどうなっているのでしょうか。&lt;br /&gt;&#13;
下のグラフがそれです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&lt;center&gt;&lt;img src="http://takuki.com/dsk/imgs/dengenwariai.gif" alt="" height="373" width="600" border="0"&gt;&#13;
&lt;/center&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
この図では、風力発電は地熱を除いた「新エネルギー」に入りますが、他のものと合わせても「新エネルギー」なるものは0.4％に過ぎません。この0.4％の中で、時間別に激しく出力変動して使い物にならないというのが風力発電です。&lt;br /&gt;&#13;
「温暖化防止のために、風力発電などの新エネルギーの割合を増やさなければならない」と主張する人たちは、本気でこの0.4％をこれから他の発電手段並みに伸ばせると考えているんでしょうか。まともな感覚なら「到底無理だ」と分かるはずです。&lt;br /&gt;&#13;
次のグラフは、発電手段の年次別変化を示したものです。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;center&gt;&lt;img src="http://takuki.com/dsk/imgs/hatsudenjisseki.gif" alt="" height="620" width="840"&gt;&#13;
&lt;/center&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
2004年から2009年（見込み）への変化として、火力と水力が減った分、原子力が増えています。これはひとえに、「地球温暖化対策」が叫ばれ、火力発電が悪者にされた結果でしょう。&lt;br /&gt;&#13;
火力発電を必要以上に悪者扱いするのは危険な思考です。&lt;br /&gt;&#13;
石油はエネルギー資源であると同時に工業原料、素材資源であり、また、貴重な移動動力用エネルギーですから、火力発電で「生炊き」するのはもったいないことです。&#13;
&#13;
ただし、石油火力発電で使われるのは重油ですから、工業製品原料としての石油や、輸送用燃料としての石油が使い続けられる限り、その分の重油は必ず生じます。&lt;br /&gt;&#13;
原油を精製すると、成分の軽いものから順に、&lt;br /&gt;&#13;
ＬＰガス → ナフサ → ガソリン → 軽油 → 灯油 → 重油 → アスファルト&lt;br /&gt;&#13;
……という順番で精製されます。&lt;br /&gt;&#13;
精製後の量を割合で表すと、いちばん多いのが重油で約29％、次いでガソリン24％、軽油16％、灯油12％、ナフサ8％……となります。&lt;br /&gt;&#13;
この比率を人間が勝手に調整することはできません。つまり、ガソリンとナフサはたくさんほしいけれど、重油はいらないよ、というわけにはいかないのです。原油を精製すれば、必ず29％は重油になるのです。&lt;br /&gt;&#13;
重油からはプラスチックを作ることはできませんし、移動用燃料にも向いていません。いわば、燃やすしか使い道がないものであり、その重油を燃やして発電することは極めて理にかなっているとも言えるのです。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
天然ガスは石油に比べると埋蔵量が莫大で、そもそも地下においてどういう仕組みで天然ガスが作られてきた（あるいは現在も作られている）のか、詳しくは分かっていません。&lt;br /&gt;&#13;
日本は、もっと真剣に天然ガス発電を考える必要があるでしょう。今はパイプラインがないため、液化天然ガスにしてから輸入しています。その結果、液化する段階でエネルギーが使われる分、エネルギー効率が落ちていますが、これをどう改善していくか。日本の領海内に天然ガス資源は見つからないのか、といったことを真剣に考える必要があります。資源大国モンゴルなどの近隣国との友好を深めておくことも重要でしょう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
石炭は燃焼効率が石油に比べれば落ちるためにCO2発生量が増えるということで悪者にされますが、日本は脱硫技術は世界一ですし、かつてのような規模の大気汚染は引き起こしていません。CO2そのものは無害な気体であり、石炭火力を「CO2」だけを理由に圧殺するのは馬鹿げた自殺行為です。&lt;br /&gt;&#13;
プルサーマルなど、事故を起こしたら取り返しのつかない危険性を伴うことを推進して、技術がほぼ確立している石炭火力を封印するというのはどういう神経なのでしょう。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
現在の、CO2悪者説は、いたずらに火力発電を悪魔に仕立てすぎています。&lt;br /&gt;&#13;
特に、石油よりも可採年数がはるかに長い（豊富な）石炭や、パイプラインで運べばいちばん理想的な発電用エネルギー源である天然ガスから電気を得るという発想は間違っていません。特に天然ガス火力は、今後最も有望な発電方法であるということについては、資源物理学や経済学、地質学など、あらゆる分野から見て異論はないところでしょう。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
日本を守る、国民の命を大切にする、限りある資源を有効に使う、これからのマイナス成長時代を少しでも幸福感を持って生きていけるための新しい生活習慣、価値観を模索し、築いていく……こうした視点に立てば、CO2温暖化説という詐欺が引き起こしている現在の危険な状況から一刻も早く脱却し、国民全員が覚悟を持って新しい未来像に向かっていく努力が必要です。そのリーダーとなるべき人たちが、真っ先に温暖化説による危険な思想・思考に染まり、国を間違った方向に誘導していくのを見るのは、悲しく、恐ろしいことです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
CO2による地球温暖化説というのは、もともとが原子力発電推進の理由として考え出された方便であることは業界人や学者たちの間では常識ですが（補助金や研究費をもらっているため、表だってそう言えないだけのことで）、まさにそれを裏付けるような推移になっています。&lt;br /&gt;&#13;
私は原子力発電の存在を肯定していません。核廃棄物という、処理できない毒物を生み出す発電には依存してはいけないと考えます。しかし、CO2温暖化説による地球温暖化防止キャンペーンが進めば進むほど、原発依存度が上がっているという現実を、反原発の人たちはどう考えているのでしょうか。これこそ産業界の「思うつぼ」ではないですか。&lt;br /&gt;&#13;
リサイクル幻想と同じで、風力発電が明るい未来を切り開くといったでたらめ情報を流布することで、実際にはより多くの金が動き（つまりそれだけ余計なエネルギーが使われ）、一部の巨大企業に金が集まり、環境は破壊され、生活格差は広がっているではありませんか。&lt;br /&gt;&#13;
現実に、データを見ても「新エネルギー」が増えていないことは一目瞭然です。これは、いくら補助金をつけて推進したところで、基本的に使い物にならないものは使えないという当然の結果にすぎません。&lt;br /&gt;&#13;
この1％に満たない、最も優遇された発電手段が他の発電手段の代替になるなどと考えることは妄想以外のなにものでもありません。&lt;br /&gt;&#13;
太陽光は晴れた日以外にはまともに発電できませんが、それでもまだ、電気を必要としている昼間に発電し、需要が落ちる夜間には発電しないというパターンが分かっている分、風力よりはマシです。風力はその逆（昼間は止まっていて、電気を必要としていない夜中に突然発電を始めるパターン）であることが多いばかりか、30分先の発電量も予測不能という、どうしようもない代物です。&lt;br /&gt;&#13;
いくら補助金をつけて、あるいは国民や企業を騙して援助金を集めて運転し続けたところで、タチの悪い冗談、お遊びでしかありません。いい加減、こういう馬鹿げたものを「環境保護」「省資源」などといって真顔で論じるのはやめようではありませんか。時間とエネルギーの無駄です。&lt;br /&gt;&#13;
最近では、放送メディアもようやく風力発電の負の面を報道するようになりましたが、それでも「風力発電は温暖化効果ガス削減のためになくてはならないものですが……」という前置きを必ずぶちあげてから本題に入ります。その前置きは根本的に間違っています。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
すでに報告しているように、風力発電事業者は別に温暖化だの省資源だのという理想を信じて日本の山の中に巨大風車を建てているわけではありません&lt;a href="017.htm"&gt;。&lt;b&gt;「建てさえすれば、発電できなくてもいいのです。補助金がいただけるから建てるのです」&lt;/b&gt;という姿勢でやっているだけ&lt;/a&gt;なのです。&lt;br /&gt;&#13;
鳩山由紀夫さん、菅直人さん、岡田克也さん、小沢鋭仁さん、前原誠二さん……みなさんには特にこのことを知っていただく必要があります。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;b&gt;風力発電事業に税金を投入することは、日本の国土を破壊し、限りある化石燃料を無意味に使うことに他ならない&lt;/b&gt;ということを。
</description>
      <dc:subject>風力発電の実効性</dc:subject>
      <dc:subject>メディアによる情報操作</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>「風力発電は発電しなくてもいいんです。補助金がいただけますから」</title>
      <link>http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2009/09/18/4585022</link>
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      <pubDate>Fri, 18 Sep 2009 14:01:18 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2009-11-21T13:50:50+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2009-09-18T14:03:13+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;H2&gt;&#13;
「風力発電は発電しなくてもいいんです。補助金がいただけますから」&#13;
&lt;/H2&gt;&#13;
&#13;
『ストップ！風力発電』（鶴田由紀・著、アットワークス刊）は、今、日本国中の風車建設現場で何が起きているのかを、誇張なく、詳細に報告しています。&lt;br /&gt;&#13;
かつて北欧を旅行したときに、洋上に浮かぶ風車群を見て「すごいなー、さすが環境先進国だなー」と感心し、帰国後、市民風車に出資しようとしたという著者によるリポートは、マスメディアが語りたがらない現実を、分かりやすく、公平に記述しているところが、他の類書とは違って、感心させられました。&lt;br /&gt;&#13;
その中の第３章「青山高原（三重県）で起きていること」の中に、非常に興味深い話が紹介されています。&lt;br /&gt;&#13;
内容をまとめると以下のようになります。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
ウィンドパーク美里（中部電力の子会社、株式会社シーテックが建設・運営。2000kw×8基。2006年2月運転開始）は、山頂に自衛隊のレーダー基地があるため、風の当たらない東の中腹に建設されています。このエリアでは北西から西の季節風がいちばん強いのに、わざわざその風が当たらない反対側の斜面に風車を建てて、使い物になるのでしょうか？&lt;br /&gt;&#13;
青山高原には、美里ウィンドパークに先立ち、2003年3月に運転を開始した「青山高原ウィンドファーム」（750kw×24基。うち4基は津市が所有するもので久居榊原風力発電所といい、1999年5月に運転開始。現在の運営は株式会社青山高原ウィンドファームという、シーテック、津市、伊賀市が出資する第三セクター）というものもあります。&lt;br /&gt;&#13;
こちらは750kw風車ですから、現在主流の2000kw以上の大型風車に比べると小振り（とはいうものの、羽根の直径は50ｍ）ですが、この24基は建っている間隔が狭く（150ｍ程度～）、互いに干渉しあって効率的な発電ができていないように見えます。&lt;br /&gt;&#13;
こんな建て方をしていて、まともに発電できるのでしょうか？&lt;br /&gt;&#13;
──誰もが抱く疑問に対して、事業者は「風力発電は採算が合わない。補助金があるからやる」と答えているというのです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
この話の真偽を確かめるため、取材源者に直接確認をしてみたところ、本当でした。&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&#13;
&#13;
&lt;h2&gt;ウインドパーク笠取（三重県）建設に際して実際にあった話&#13;
&lt;/h2&gt;&#13;
&#13;
株式会社シーテックは、美里ウィンドパークに続いて、青山高原（布引山地）の主峰である笠取山の北の尾根に、新たにウィンドパーク笠取（2000kw×40基）を現在建設中です。&lt;br /&gt;&#13;
このウィンドパーク笠取の環境影響評価準備書段階で、現地で鳥類を中心とした生態系調査に関わってきた日本野鳥の会・会員から「予定地中央にクマタカがいるから建設しないように」という意見書が提出されたのですが、2007年3月、シーテックの本社課長、三重事務所所長、調査を請け負った日本気象協会の担当者の３人が、その意見書を提出した人のもとを訪ねてきて「すでに買収や借地の手続きが終わっていて、補助金の期限が迫っているので、敷地内に巣でもない限り、断固建設したい」ということを訴えたそうです。&lt;br /&gt;&#13;
その際、課長は&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
「三重県内の風況のよい山地すべてを風力発電所で埋め尽くして、日本一にしたいと思っています。国立国定公園内でも規制緩和でドンドン建設できるようになる情勢でもありますので」&lt;br /&gt;&#13;
と豪語したそうです。&lt;br /&gt;&#13;
風力発電は、発電では採算が合わないのではないかと質したところ、&lt;br /&gt;&#13;
「&lt;b&gt;その通りです。しかし、補助金をいただけますので、建設するのです&lt;/b&gt;」&lt;br /&gt;&#13;
という驚くべき答えが返ってきたそうです。さらには、久居榊原風力発電所（青山高原に最初に建設された風力発電所（1999年））の発電実績で計算すると、建設費をまかなうのに14年かかる計算になるのではないかと確認したところ、&lt;br /&gt;&#13;
「あれは古い小さなタイプ（ブレードの直径50.5ｍ）ですから、ダメです。&lt;b&gt;発電機の寿命は13～14年です&lt;/b&gt;。私共のウインドパーク美里のように大きなもの（2000kw級。ブレードの直径80ｍ）ならもっと発電効率はよいのです」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
と答えたというのです。&lt;br /&gt;&#13;
風力発電事業者の感覚がいかに麻痺してしまっているかを如実に物語るエピソードと言えるでしょう。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;b&gt;風力発電が発電手段としては使い物にならないことは、事業者がいちばんよく知っています&lt;/b&gt;。しかし&lt;b&gt;「補助金がいただけるから建設する」&lt;/b&gt;というのです。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
この課長が「もっと発電効率がよい」というウインドパーク美里（2000kw級8基。ガメサ製）は、前述のように、風のあまり当たらない尾根の東斜面に建てていて、とてもまともに発電しているとは思えません。効率云々以前に、2006年の完成直後から故障が頻発し、80％が停止していることが半年続くといった状態が何度も繰り返されています。今年も2月から8基中6基が停止したまま。中には、昨年9月からずっと停止したままのものもあります。&lt;br /&gt;さらには、2009年8月中旬には、強風や落雷などの目立った原因もないまま、突然ブレードが「自然落下」するという事故が起きたようです（公表されていないようですが、目下、メディアの記者が調査中）。&lt;br /&gt;&#13;
要するに、まったくお話になりません&lt;br /&gt;&#13;
取材した新聞記者によれば「故障した風車については、どうも修理する気はないのでは？」とのこと。&lt;br /&gt;&#13;
既設施設がこうした惨憺たる状況にもかかわらず、さらにその隣りにウインドパーク笠取18基の建設をしていて、さらに47基（！）の建設計画を申請しているというのです。&lt;br /&gt;&#13;
この47基の建設計画（青山高原ウインドファーム増設計画）に際して、事業者が県職員に繰り返し語っているのが、&lt;br /&gt;&#13;
&lt;b&gt;「建設さえすればいいんです。発電しなくてもよいのです。補助金をいただけますから」&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&#13;
という言葉なのだそうです。&lt;br /&gt;&#13;
これは、シーテックだけでなく、すべての風力発電事業者の本音でしょう。&lt;br /&gt;&#13;
税金投入、つまり、補助金を止めれば、日本の風力発電事業は最初から成立しない事業なのです。&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
&lt;h2&gt;補助金以上に問題な企業からのＰＲ目的の援助金&#13;
&lt;/h2&gt;&#13;
&#13;
しかし、国からの補助金は建設費の３分の１です。残りの３分の２はどうするのでしょう。&lt;br /&gt;&#13;
実際の建設費に水増しをして請求しているのではないかということは容易に想像できます。NEDOでは、&lt;br /&gt;&#13;
&lt;b&gt;「補助金申請の書類をチェックして、過大なものではないか調べることはしていないし、する予定もない」&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;&#13;
とのことだそうです。&lt;br /&gt;&#13;
それにしても、建てた後、ほとんど止まっているような風力発電施設では、いくら国が電力会社に高い価格で買電義務を負わせたところで、売電の売り上げだけで施設を維持できるものなのでしょうか？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
この疑問をずっと抱いていたのですが、どうやらその裏には答えが２つありそうです。&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
まず、ほとんどの巨大風力発電施設は、10電力会社の子会社化されていたり、資本下に置かれています。&lt;br /&gt;&#13;
風力発電が出した赤字は、親会社が吸収してうまく処理するのでしょう。国は「温暖化対策」「環境保全」の名目で多額の金を原発に援助していますから、電力会社としては、原発の巨額の援助は必要だが風力はいらない、とは言えないのです。&lt;br /&gt;&#13;
基幹電力会社が親会社になることで、風力発電施設の惨憺たる採算性、効率の悪さは目立たなくなります。表向きには、これだけの発電能力があります、これだけ発電しましたという数字だけをＰＲし、実際の電力供給現場で風車から無秩序にやってくる電気がどれだけ貢献しているかは考えさせないようにできるからです。&lt;br /&gt;&#13;
風力発電事業が完全な独立事業であれば、成立しえないのですから、最初からやる企業などありません。&lt;br /&gt;&#13;
独立系の事業者は、施設を建設した後は電力会社や他の大手企業に売却、子会社化して、その後の赤字リスクから逃れようとします。&lt;br /&gt;&#13;
例えば、&lt;a href="http://www.kinden.co.jp/pdf/topic191.pdf" target="new"&gt;CEFはCEF白馬ウインドファーム株式会社とCEF白滝山ウインドファーム株式会社の２つを、きんでんに株式売却し、きんでんの子会社に&lt;/a&gt;しました。&lt;br /&gt;&#13;
きんでんは、関西を代表する大手電気系ゼネコンであり、関西電力関連の工事などを一手に請けています。CEF南あわじウィンドファームなど、風力発電所の建設も行ってきました。&lt;br /&gt;&#13;
しかし、最近では、きんでんも、これ以上CEFとつきあって、買電実績が見込めない風力発電所を傘下に置くことのリスクを分かってきたようで、CEFと決別したがっているという話も聞こえてきます。&lt;br /&gt;&#13;
民主党政権が風力発電事業の実態に気がつき、政策変更を匂わせれば、一気に風力発電業界は様変わりし、独立系事業者から順番に淘汰されていくことでしょう。これ以上、各地に被害を広げないために、一刻も早くそうなってほしいと願っています。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
もうひとつは、他企業や個人からの援助です。&lt;br /&gt;&#13;
グリーン電力証券をはじめ、風力発電事業には他の企業から多額の金が注入され、無理矢理存続させられています。&lt;br /&gt;&#13;
企業はそのことで「我が社は環境にやさしい企業です。地球温暖化に貢献しています」とＰＲできると思っているため、「広告費」「ＰＲ費」として処理しています。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;a href="http://www.asahibeer.co.jp/news/2003/0911.html" target="new"&gt;アサヒビールなども大々的にＰＲしていますが（⇒こちら）&lt;/a&gt;、これを知って、我が家では今後、アサヒビールがこの過ちに気づき、姿勢を変えない限り、アサヒビール製品は極力買わないことにしました。&lt;br /&gt;&#13;
横浜市では「ハマウィング」という2000kw級風車を建てて、大々的に「地球温暖化防止」を謳っています。&lt;br /&gt;&#13;
この風車も、単独で採算をとることは無理なため、&lt;a href="http://www.city.yokohama.jp/me/kankyou/ondan/furyoku/outline/" target="new"&gt;企業や市民から金を集めて、無理矢理回しているという構図です（⇒こちら）&lt;/a&gt;。&lt;br /&gt;&#13;
発電云々よりも、「新エネルギー」の広告塔という役割が大きいもので、実際、夜間には目立つようにライトアップされていたりします。このハマウィングには、キリンビール、日産自動車、新日本石油、ファンケルグループ、日本郵船、三菱地所、セガ……といった、そうそうたる有力企業が出資し、「グリーン電力証書」という名称で企業や個人から援助金を募って「新エネルギー」発電施設などに渡す日本自然エネルギー株式会社もバックアップしています。&lt;br /&gt;&#13;
これだけの援助を得て動いているハマウィングですが、東京新聞が、横浜市にハマウィングの発電実績データを求めたところ、「発電量が目標に達しておらず、議会で追及されてしまう恐れがあるので公開したくない」と拒否してきたそうです（東京新聞2009年10月8日付「こちら特報部」）。データ公表を拒否する理由が「議会で追及される恐れがあるため」というのですから、これまたお話になりません。市民からも協賛金を募って建てた風車なのですから、どの程度世の中に貢献しているのか、きちんとデータを公開する義務があるのはあたりまえのことでしょうに。&lt;br /&gt;&#13;
実効性のある発電を行っていない施設に、イメージ先行で企業や個人からの援助金を注ぎ込むことは正しいことでしょうか。&#13;
&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
こうした&lt;b&gt;協賛金、援助金が、環境破壊のシステムである風力発電事業を支えている&lt;/b&gt;のです。&lt;br /&gt;&#13;
CEF南あわじウィンドファームを例にとると&lt;a href="http://www.kiis.or.jp/greenpow/case/index.html" target="new"&gt;、関西グリーン電力基金というところが、平成17年度に1200万円の助成金を与えています&lt;/a&gt;。&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
&lt;img src="http://abukuma.us/takuki/imgs/newawaji-broken.jpg" align="left" hspace="10" vspace="10"&gt;関西グリーン電力基金はその２年前、平成15年度（2003年度）には、ホテルニューアワジ（兵庫県三原郡南淡町）の2000kw風車に1900万円を援助し、2004年3月に完成させていますが、この風車は翌2005年11月29日に、ブレードが根元から裂けて垂れ下がるというお粗末な事故を起こして停止しました（神戸新聞記事）。&lt;br /&gt;&#13;
幸い怪我人、死者は出ませんでしたが、すぐ下には道路が通っており、巨大なブレードがちぎれて落下した場合、どんな惨事になっていたか分かりません。&lt;br/ &gt;&#13;
最近では、テレビでも「この番組は環境に優しいグリーン電力で製作・放送されています」などという許し難いＰＲをよく見聞きしますが、こうしたＰＲに接したときは、「へえ、感心だなあ」と騙されず、「許せない！」と声を上げることが大切です。&lt;br /&gt;&#13;
日本の環境を取り返しのつかないまでに破壊し続ける風力発電に金を出す企業には、不買などの行動ではっきりとNOを突きつけましょう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&#13;
&#13;
八ツ場ダムのような悲劇を繰り返さないためにも、新政権には、真っ先にこの馬鹿げた事業をやめさせるべく、動いてほしいと願っています。&lt;br /&gt;&#13;
&lt;br /&gt;&#13;
日本の風力発電事業の実体は、少し調べればすぐに本質が見えてきます。&lt;br /&gt;&#13;
政治家だけでなく、「新エネルギー幻想」を抱いている多くの国民に訴えます。&lt;br /&gt;&#13;
私たちのなけなしのお金を、こうした大規模環境破壊詐欺に注ぎ込む政策はやめてください。また、そうした政策を国民が後押しするような悲しいことはやめようではありませんか。
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      <dc:subject>風力発電の実効性</dc:subject>
      <dc:subject>メディアによる情報操作</dc:subject>
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