「風力発電の不都合な真実」(武田恵世・著)2011/04/07 21:29

風力発電の不都合な真実(武田恵世・著)
 武田恵世氏の『風力発電の不都合な真実 風力発電は本当に環境に優しいのか?』(アットワークス刊)を先ほど読了しました。
 多くの日本人同様、著者も当初は「風力発電は、石油などの化石燃料を使わないので排気ガスを出さず、CO2を排出しない環境に優しい自然エネルギーだ」と信じ、大きな期待を抱き、出資しようと思っていたひとりでした。しかし、目の前で展開される事業のあまりの杜撰さ、でたらめぶりに疑問を抱き、ひとつひとつ「本当のところはどうなっているのか」と調べていきます。
 そうして11年かけて調査し、検討した結果「現状では風力発電は決して推進してはならない」という結論に達し、本書を書くまでに至った、ということがまえがきに書かれています。

 風力発電に期待を抱いている人には、前半だけでも読んでいただきたいと切にお願いしたいのです。
 スマートグリッド、NAS電池、揚水発電所との併用の話も紹介しています。ヨーロッパでの現状も報告しています。中国で建設ラッシュになっている風力発電施設がどうなっているのかにも触れています。多分、みなさんが思っていた内容とは違うことが書かれています。

 その上で、例えばこの一節だけでも、しっかり読んでほしいのです。

//現在、日本では風力発電で発電した電気は、開閉器、変圧器などを介して電力会社の電力系統に直接入れられています。
 日本全国の電力会社は、強い風が吹いて風力発電所が稼働すると、火力発電所の出力をその分落とすという運用はしたことがありません。
 また、火力発電所が廃止されたこともありません。電力系統に大量の電気が急に入ったり、入らなくなったりすると電力系統全体が不安定になり、停電することもあるのですが、まだ風力発電所からの電気は系統全体の1~2%以下で誤算の範囲なので不安定にはならないので何もしていません。
 風力発電所が結構増えた北海道電力、東北電力では、風力発電所の発電量が増えると、既存の火力発電所の出力は落とさずに、風力発電所からの送電を止めています(接続制限)。なぜかというと、風は一定の強さで吹き続けるものではないので、それに合わせて火力発電所などの出力を調整するのは難しいからです。
 つまり、現状では、風力発電所ができたことで、火力発電所の出力も、数も減らしてはいないので、化石燃料の消費量をまったく減らしてはいないのです。//(37ページ)


 このことは、no-windfarm.netでもさんざん書いてきたことですが、未だにきちんと裏をとらずに感情的な反論をしてくる人たちが後を絶ちません。反論には正確なデータが必要です。私もぜひ見たいので、みなさんの力で、事業者や政府にしっかりしたデータを出させてください。お願いします。

 先日、『そうだったのか! 池上彰の学べるニュース』(テレビ朝日系)を見ていました。原発に代わる代替エネルギー、新エネルギーの話をするというので、私は「ああ、またか」と暗い気持ちになったのですが、池上さんは風力発電についてはっきりと「低周波による健康被害が問題になってきています」と解説していました。
 そして、彼が紹介した「有望視されている次世代エネルギー」は、ガスハイドレートやオイルシェールでした。
 生放送であったため、内容的には中途半端になった感がありましたが、ああ、テレビメディアも少しずつ変わってきたのだなと、少し灯りが見えてきた気がしました。


 さて、いちばん大切なことがあとがきに書いてあります。
 以下、「おわりに」の一部を抜粋します。

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 この問題で注意したいのは、最初は悪意を持って風力発電を進めた人はおそらくいなかったであろうということです。化石燃料を使わない自然エネルギーとして誰もが期待したものだったのです。
 それがなぜこれほどの惨状を招いているのか? 問題点がわかった時点で、素早く適切な対応をしなかったからだと言えましょう。
  そして、手厚い、ノーチェックの補助金政策、優遇政策がなされるとともに、それだけを目当てに成り立つ産業構造ができあがってしまいました。産業として補助金なしで成り立つように育成するための補助金であるはずが、補助金がないと成り立たない産業構造を造ってしまう従来の失敗がまたしても繰り返されました。
 特別会計によるノーチェックの補助金制度は、全廃するべきです。
 また、この風力発電の問題は、住民合意のあり方、環境影響評価のあり方、補助金政策や優遇政策のあり方など、国の民主主義や政策の問題点の縮図でもあります。
 (略)
 今度こそ、風力発電の問題だけにとどまらず、民主主義や政策の根本を改めないと、同じような問題が今後次々に起こってくるでしょう。この問題をきっかけに、今度こそなんとか改めていきましょう。
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 これを読んで、あれっ? と思った人は多いはず。
 そう、今、福島第一原発で起きていることに、そっくりそのままあてはまるのです。
 
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 この問題で注意したいのは、最初は悪意を持って原子力発電を進めた人はおそらくいなかったであろうということです。化石燃料を使わない未来のエネルギー産業として誰もが期待したものだったのです。
 それがなぜこれほどの惨状を招いているのか? 問題点がわかった時点で、素早く適切な対応をしなかったからだと言えましょう。
 そして、国策として強引に進められ、数々の優遇政策がなされるとともに、それだけを目当てに成り立つ「原子力村」という官産学複合体構造ができあがってしまいました。
 原子力発電の問題は、住民合意のあり方、環境影響評価のあり方、補助金政策や優遇政策のあり方など、国の民主主義や政策の問題点の縮図でもあります。
 今度こそ、原発の問題だけにとどまらず、民主主義や政策の根本を改めないと、同じような問題が今後次々に起こってくるでしょう。この問題をきっかけに、今度こそなんとか改めていきましょう。
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 とにかく、日本のエネルギー問題について何か言うのなら、最低限この本くらいは読んでからにしましょう。そして、反論するなら、ここに出ているデータや事実にひとつひとつ反証しなければ無責任です。
 たったひとつだけでもいい。例えば、日本の商用風力発電施設の発電実績データをひとつでもいいから提示し、その分、火力発電が燃料をセーブできていることを示してみてください。
 多分できません。なぜなら、どの風力発電所も発電実績データを公表しないからです。
 こうならいいな、という願望のもと、「電力村」(電力会社や国)がお金をかけてPRしてきたことだけを信じていたら、今福島第一原発で起きている悲劇と同じことを繰り返すことになってしまいます。
 今の日本には、そんなことをしている余裕はありません。
 本当に、今度こそなんとかこの腐った連鎖を断ちきり、改めないと、この国に未来はないのです。


風力発電の不都合な真実

風力発電の不都合な真実 風力発電は本当に環境に優しいのか? 武田恵世・著

三重県で長年自然環境調査活動を続けてきた著者は、当初は広くPRされているように「風力発電は化石燃料を使わない、CO2を排出しない「環境に優しいエネルギー」だと信じていたが、目の前で展開される巨大風力発電施設建設のでたらめぶりに驚き、調査を開始。11年を経て、この事業がいかに欺瞞に満ちた詐欺的なビジネスであるかを知って戦慄する。
現状の風力発電ビジネスは、CO2排出を増加させ、健康被害を引き起こし、補助金制作に頼り切る「使いものにならない」事業だった。原発震災に揺れている今こそ全国民が「正しいエネルギー政策」を考える第一歩として必読の書。
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風力発電問題を考える全国集会 東京宣言2010 「風の心」2010/04/30 20:11

山口県白滝山に建てられた風車群
2010年4月30日、東京大井町において、「風力発電問題を考える全国集会」が開催されました。 100人を超える人たちが全国から集まり、風力発電の実態について報告し、問題点を論じ合いました。 集会の最後には、以下のようなメッセージを「東京宣言2010」として採択しました。

風の心

風力発電全国情報ネットワーク 東京宣言2010

 20世紀、この国では、数々の間違った政策や人々の欲望によって、取り返しのつかない大規模な環境破壊が行われました。その結果、今の日本には、本来その土地の潜在自然植生を残した森は0.06%しか残っていません。日本中に存在する荒れ果てた人工林を元の姿に戻すことは、もう不可能でしょう。
 アイヌの人たちが聖地として代々守り続けた沙流川では、司法が「違法な建設」と認めた二風谷ダムが、すでに半分土砂に埋まり、その上に泥水を溜めた姿を晒しています。
 こんなことが許されるのだろうか? なぜそこまで強引に進めなければいけないのか?
 周辺住民や、多くの専門家、研究者たちは疑問の声、生活権をかけた叫びを上げましたが、国策という巨大な力に阻まれ、国民の多くには届くことなく、圧殺されてきました。
 何が行われたのか。その結果、どうなったのか。国民が少しずつ知るようになったのは、すでに回復不能なまでに環境が破壊された後のことです。
 
 私たちは今、目の前で展開されている風力発電という国策事業の現状に、過去何度も繰り返されてきた過ちと同じものを見ています。
 「地球温暖化防止」「CO2削減」というスローガンのもと、巨額の国費を注ぎ込んで進められる大規模風力発電事業は、本当に公益性の高い、価値のある事業なのでしょうか。地球環境にとってプラスに働いているのでしょうか。
 この国は、前世紀に犯した過ちを、今も繰り返していないでしょうか。

 風が安定せず、中山間地が7割を占める日本列島に、すでに1,500基を超える風力発電用設備が建設されています。現在の主流は、全高が100mを超える、定格(最大)出力が2,000KW、2,500KWといった超大型風車です。
 すでに建てられた施設には、地元の行政や土地所有者に適切な説明をせず、「最初に建設ありき」の姿勢で工事が進められた例が多数あります。国定公園内に建てたものや、水源涵養保安林指定を解除して森林伐採や地形改変を進めたものもあります。しかし、これだけの無理をして建設した1,500基の発電実績は、全発電量の1%にもなりません。用地の選定においても、建設後の運営においても、すでに様々な問題を露呈しており、しかも、これらの問題は簡単に修整が効くものではなく、根本的なものです。このまま、さらに無理を重ねたとして、発電実績を数%のレベルまで引き上げることが可能でしょうか。日本の風力発電は果たしてどれだけの「有効な電力」を作りだしているでしょうか。稼働した分、本当に化石燃料の使用が減っているでしょうか。
 
 「風力発電は発電しなくてもいいのです。補助金をいただけるから作るのです」と言ってはばからない事業者がいます。故障して長期間止まったまま、中には事実上修理が断念され、ただのオブジェとして放置された風車もあります。
 稼働している風車のそばでは、20Hz以下の「耳に聞こえない低周波音」が原因と思われる深刻な健康障害に苦しむ住民がいます。不正出産や奇形が多発する家畜。すみかを追われ、里に下りてきて農作物を荒らす野生生物。羽根に巻き込まれて命を落とす野鳥。水源が破壊され、涸れたり汚される川や井戸。こうした被害の実態は、なかなか報道されません。一方で、冷静な検証や考察がされないまま、「CO2削減のために必要不可欠な風力発電」というメッセージだけが、繰り返しメディアを通じて流れていきます。

 やみくもに「推進」を叫ぶのではなく、すべての国民が「環境問題の本質とは何か」を冷静に考える時間を持つ必要があります。そうした思いから、私たちはここに、共同メッセージを発します。

日本政府、および各行政機関のみなさんへのお願い
 風力発電推進を既定の政策と位置づけず、一度立ち止まって、日本における風力発電の実態を正確に把握し直してください。「風力発電推進は必須である」という前提を一度リセットし、ゼロから、真剣に検証し直してください。
 その結果、疑いの持たれるデメリットや予測可能な被害に対して、あらゆる予防手段を講じてください。「科学的に証明できない」「基準値を超えていない」「問題はないと理解している」……そうした杓子定規な対応が続く限り、被害者の苦しみは今後も再生産されていきます。少なくとも、現在被害者が苦しみを訴えている地域の施設については、住民の命を最優先させ、すぐに稼働停止を指導してください。

風力発電を応援している企業へのお願い
 環境問題を「イメージ広告」の材料として安易に扱わないでください。みなさんが援助している風力発電事業の実態を正確に知ってください。
 日本には、深刻な公害時代に多くの企業が立ち向かい、低公害技術を開発してきた歴史があります。誤りを訂正する勇気と知恵こそ、日本が世界に誇れるものです。
 未来につながる実効性のある技術や事業とはどんなものか。先人たちの努力を無駄にせぬよう、困難な課題から逃げずに、見つめ続けてください。

すべての人々に向けてのお願い
 すでに建設された巨大風車群を、一度、ぜひご自分の目で見てみてください。先入観を持たず、静かな心で、変わってしまった風景を見てください。そこで感じ取れる素直な気持ちを出発点にして、風力発電にまつわる様々な情報に、改めて向き合ってみてください。

 人間が、生物本来の正常な判断力や危険察知の本能を取り戻すこと。
 風力発電問題に限らず、これからの時代を生きていく上で、これが基本的な出発点だと、私たちは思います。
 私たち人間を含め、地球上のすべての命を育み、活動を保証してくれた、かけがえのない自然。自然が発する大切なメッセージを、私たちはいつの間にか正しく受け取ることができなくなっているのではないでしょうか。ここで一度立ち止まり、自然のメッセージ、水の心、土の心、風の心を、正しく読み取る時間を持ちませんか。

 様々な立場にいる私たちですが、以上のことを、まずは共通の、心からの願いとして、ここに発信いたします。
2010年4月30日
風力発電全国情報ネットワーク

★私たち風力発電全国情報ネットワークは、風力発電開発に疑問を抱く市民、実際に風力発電施設からの被害を受けている市民、これから被害を受けることを懸念している市民が、情報共有化のために結成したネットワークです。

南伊豆風車紀行(1)2010/01/22 14:49

南伊豆の風車現場を見てきました。
日帰りのつもりだったのですが、風車が目の前に建ち、もはや住めなくなってしまったご夫妻の家に一泊させてもらえることに。
これが泊めていただいた離れの中↑
できたばかり。細部にまでこだわりを感じられるすばらしい家です。驚くことに、これは全部自力で、何年もかけて作ったものなのだとか。
将来、お母様の隠居所として造った離れなので、ベッドはひとつ。トイレ、キッチン、シャワールームがついています。母屋も含め、材木の多くは、近隣の林の間伐などで切り倒した木を自分で製材して使ったのだそうです。
ものすごいエネルギーだなあと、ひたすら感嘆するばかり。
川内村の友人たちも、家は自分の手で作ったというケースが多く、「家は自分で建てるもの」という感覚には慣れてしまっているのですが、母屋も含め、これは、今まで見てきた中でも、特選クラスの「作品」です。

夕方出発したのですが、伊豆半島の付け根から先端までは、どう頑張っても2時間以上かかります。着いたのは夜9時近かったでしょうか。
真っ暗で風車は見えません。山の上に警告灯が点滅していて、ああ、これか……と分かっただけ。
闇の中でも、距離があまりないことだけは感じられました。
数日前まで、ぶんぶん回っていて、家の中にはとてもいられない状態だったそうです。ところが、昨日今日はピタッと風がやみ、嘘のような静けさに。まだ試験運転中ということもあり、風車群(2000kw×15基)の大半は止まっていました。
ほっとしたような、経験できずに残念なような……。
おかげで、この夜はしっかり安眠できました。

……で、翌朝、窓を開けてビックリ。

カーテンを開けると、いきなり目の前に風車が……


外に出て確認してみる。はああ~……


直線距離は440m


かなり大型の猛禽類が一羽、のんびりと止まった風車にまとわりつくように飛んでいた


これじゃあ、バードストライクも起きるわけだよね


遊んでいるつもりなのか、偵察のつもりなのか……




風車からの送電線と鉄塔は、ヘリコプターが空中輸送して建設したものです。
ああ、これが……と、見上げながら、昨年(2008年)3月末、ケータイから打たれた11KB(400字詰め原稿用紙20枚以上!)のメールを受け取ったときのことを思い出しました。あまりに悲惨な内容に、思考が停止してしまうほどの衝撃を受けたものです。
一部を抜き出してみます。(転載についてはご本人の承諾を得ています)


私の家は海から1.5km程離れた小さな山合い、風のよく通る谷に位置します。
ホールのように円く山に囲まれた地形なので、鳥のさえずりがそのホール状の谷をサラウンドし、夜には洋上沖を通過する船の音が風に乗って届いてくるところです。
何もない、手つかずの小さな自然の残る地です。

私達夫婦はIターン組、つまり移住者です。

こつこつと自分達の手で何年もかけて建てた家で、住みながらつくりました。
なんだかんだと十数年経ちまして、やっと落ち着いた日々となったところでした。年老いた母もゆっくり住めるようにと、次につくり始めた2棟目ができたばかりのところです。

1年前のある日、どうも山がざわつく、何かおかしい。こちらからは見えないが山の裏で何をやっているンだろう?…と気付き、町に尋ねて初めて、風力発電施設建設位置が自宅から近い事を知りました。
すぐさま事業者を呼びつけ問い正したところ、なんと、石廊崎から大瀬という地域にかけて、小さな山並の尾根を広大に削って風車が17基。それも景観にそぐわないほど巨大な風車(ベスタス・2.000kw・120m高・ブレード直径80m)を建てると言うのです。
その17基のうち6基が我が家の1km圏内にありました。

冬に吹く強い西風をあてこんで建てられる風車群の真東に我が家は位置しているので、全ての風車の風下となります。

そのうちの1基は家の正面目の前、190m高しかない小さな山の頂上を削って建てるとの事、そこから家までの間に遮蔽物は一切ありません。風車からの距離はタワーの中心ポイントから測って、たったの440メートルです。遮蔽物のない小山なので、体感距離はもっと近く感じます。

我が家は全窓西向き、西を正面とするので、全部屋のどの位置からもその巨大な風車1基は、すぐ目の前にそびえ覆い被さる形となります。
その風車のすぐ後ろに自宅から800mの距離でもう1基。正面左手には1kmで2基、正面右手にも1kmで2基と囲まれます。
(中略)
その上、こちらから問わなければ事業者は何も明らかにしないので、しばらくは知りませんでしたが、17基全ての風車が発電した22,000ボルトの電気を送る「高圧線」が、その目の前の山から走るとの事。
風車で満杯になってた頭の中に、追い討ちをかけるように「30m高の送電塔と送電線」までもが、自宅から200mの距離で正面から右手を囲むように数基建てられる事を知った時には本当に打ちのめされました。

私達は目の前に回転する巨大な人工物を建てられ、後ろに5基も控え、その風車群に囲まれた上に22.000ボルトの高圧線と送電塔にまで囲まれるのです!!

その後、その送電塔を建てる方法がヘリコプター建設である事を知ります。

目の前の山の後方に仮設ヘリポートができ、部材を吊り下げた低空飛行のヘリコプターが半年近くも往来するわけです。
なんと!我が家はヘリルートにすっぽり入っておりました。

(中略)

不安とやって来る苦痛を訴え続け、危惧の大きい号基の取りやめと送電塔の移動を申し入れ続けた1年でした。

いよいよ事業者側の工期が差し迫ると、こちらの要望は軽くはねのけ、「これ以上話をしても協議にならないと判断した。工期として進めないといけない時期に来たので、そろそろ工事に入る事を通告する」と一本の電話をよこしたきり、いきなり翌々日から目の前の山の岩を砕く物凄い音が谷合いをサラウンドし始めたのです。
この3月頭の話です。

現在、風車が来る前にもう既に耳の奥が痛い毎日です。
(後略)



人間、ひどい光景を見たり、あまりにも理不尽な話を聞いたりすると、ああ、これ以上知りたくない! と、拒否反応を起こします。あのときの私は、正直そんな感じでした。
ひどい話、悲しい話、やりきれない話は、世界中にいくらでもあります。アフリカの難民が飢え死にしているというようなニュース映像に接するときも、私だけでなく、似たような反応を示す人は多いと思います。
自分には何もできない。たとえ何か小さなことをしたところで、原因を作っている根本の部分(為政者の横暴や、権力者の金儲けのために弱い立場の人々の暮らしや命が犠牲になる社会の構造などなど)が変わらない限り、理不尽な不幸は際限なく再生産される……。
しかしこれは遠い国の話ではありません。同じことが、今、自分の住む村にも起きようとしている。
自分がそうなったときはどうすればいいのか、と想像するのが精一杯でした。

あれからまだ1年経っていません。風車群は完成し、昨年末から試験運転に入りました。
今、目の前に見えているのがそれです。
この日の穏やかすぎる天候と、のんびりした鳥の動きが、悲惨な現実とどこか乖離していて、「どうしようもないなあ」という、諦めの気持ちがどんどん広がっていきました。


母屋の玄関から見る風車


今日は回っていないので、猫ものんびり


リビングの窓から見える風車


移り住んで十数年。住みながらこつこつ自力で建てた家


この朝は風車が止まり、無事、朝食の準備もできたけれど……

このお宅で、今何が起きているのか……。
風車が回り始めると、このLDKにはいられなくなるそうです。
先日いただいたメールにはこうありました。


からだに与えられる風車からの影響は予測以上のもので、勿論…もはや安全・安心・健康なる居住空間ではなくなり、住める状態ではないというのが現実です。 (略) 生活環境だけでなく、生活基盤が根底から覆されています。 冬場の現在、伊豆半島はほぼ西の風となるのですが、我が家は風車全機の東側に位置し、生活時間が一番長い中心スペースであるリビングとキッチンが酷い環境となってしまいました。 私は船に弱いのですが、リビングとキッチンで船酔いです。脳みそから揺らされている感覚で頭の中が一杯になるので、キッチンにいると食事を作る段取りさえ組めなくなるのです。目と胸が圧迫され続ける感覚が、船酔いの上に乗っかる感覚で、吐き気が襲って食事が取れず、まだ症状がそう酷くない主人に頼んで毎回外食をしに連れ出してもらいます。 寝室は、不思議なことにキッチンやリビングほど、ぐるぐると撹拌されている感じや圧迫感は少ないのですが、全窓が風車に向かっている為、これがまた夜中の風切り音で眠れないのです。風切り音が弱くなって眠りにやっと着いたと思ったら、1時間もしないうちに再びジュワッ・ジュワッという刻み音に起こされてしまいます。
音は大きかろうと小さかろうと、同じ箇所で針が飛んで繰り返し戻るレコードor CDを聴かされているようで、自分の意思でOFFにできず毎晩眠らせてもらえないのは拷問だなぁ…と実感しています。
現在の回避策として眠る為には毎晩夜中に車を使って音源から離れる以外にありません。


実は、お宅を訪問する直前、「今から少し家を出ています。到着される頃までには戻りますので……」というメールがあったのですが、後で聞くと、ちょうど風が出てきて風車が回り始め、LDKにいるのが耐え難くなったために一時的に家から離れていたのだというのです。
お二人は、もうこの家を捨てて出て行くことを決断しています。それはそうでしょう。

自らの手で作り上げた家を捨てるというのは、単純にお金で換算できることではないでしょう。
しかし、事業者が補償に応じるのかどうかという基本的な問題すら、今は何も見えてきていません。
60代に入ったご主人は、どこかでまたゼロから始める気持ちは十分あると明るい顔でおっしゃっていました。
すごい人だなあと感嘆するばかりです。僕にはとてもとても、そんな元気はありません。
(その2へ続く)

川内村用パンフレット第二弾2009/10/12 20:20

川内村および周辺の住民に説明するためのパンフ第2弾を作成しました。印刷するのに5日ほどかかるので、先にWEB上でPDFファイルにてダウンロード可能にしました。↓クリックするとダウンロードできます。 http://no-windfarm.net/kawauchi2.pdf

経産省に風力発電への補助金凍結要望書を提出2009/10/12 11:26

増子輝彦経産省副大臣に要望書を渡し、内容を説明する加藤登紀子さん
副大臣室で増子輝彦経産省副大臣に要望書を渡し、
内容を説明する加藤登紀子さん(09/10/07)


2009年10月7日、私たちは、加藤登紀子さん(国連環境計画特使)の呼びかけに応じ、経済産業省に対して、以下のような要望書を提出いたしました。
経済産業大臣 直嶋正行様

■風力発電施設への補助金交付制度の抜本的な見直しを要望いたします

 ここ数年、日本各地に大型風力発電施設が次々に建設されるようになり、それに伴い、深刻な自然破壊、騒音・低周波音等が原因と思われる近隣住民への健康被害が報告されています。
 定格出力が2000kwを超えるような大型風力発電施設建設は、世界的に見ても、ごく最近始まったものであり、ましてや日本においては、法規制が事実上ないに等しい状態です。
 その一方で、「環境に優しいクリーンなエネルギー」「地球温暖化対策に不可欠」といった理由で、補助金制度や、発電した電力の高額買い取り義務などの法制化を先行させたため、事業者は「発電実績は二の次で、建ててしまえば勝ち」という姿勢で、各地に強引な手法で建設を進めています。その結果、風力発電施設が原因と思われる被害を受けても、住民は事業者にも行政にも見捨てられ、途方に暮れているのが現状です。
 風力発電は「CO2削減」という名目で国策として推進されていますが、実際には無風状態では発電せず、いつどれだけ発電できるか、人知でコントロールすることがまったくできないという致命的な欠点をもっているため、電力の安定供給を維持するためには、火力発電など、他のバックアップ電源が不可欠です。というよりも、風力発電を主軸に電力供給をすることはできません。このことは欧米の専門家たちも繰り返し指摘してきており、「風力発電を増やせば、実際にはそれに起因する出力変動を補うための火力発電所を増やす必要があり、資源浪費につながる」という主張を展開するメディアも、ヨーロッパを中心に複数存在します。
 風力発電施設建設に関して、以下の大きな問題が存在しているにもかかわらず、建設にあたっての法律、条令などの制限がないことが無秩序な建設につながっています。風力発電のガイドラインを明確にし、早急に法的整備をしてください。
 
 1. 風力発電施設建設による地形の破壊、森林の喪失
 
 風力発電施設建設に際し、送電塔の建設、道路の拡幅、資材置場や掘り出した残土の捨て場などのために、貴重な森林の大規模な伐採が行われ、その結果、土砂崩れ、土壌の流出、飲料水や海水の汚染などの深刻な環境破壊が始まっています。
 近隣住民のみならず地域全体の住民への被害、多様な生物への悪影響、景観の破壊による観光への悪影響などが想定されますが、風力発電施設は環境影響評価法(アセス法)の対象事業になっておらず、そのため、環境への影響を適切に測ることなく建設された風力発電施設が多くあり、被害が多数報告されています。
 
 2. 巨大風車の回転による近隣住民への精神・肉体両面への深刻な影響
 
 巨大風車からは低周波・超低周波音が発生し、近隣住民に健康被害をもたらしています。現実に、巨大風車周辺住民には、抑鬱、無気力、極度の不眠、頭痛、血圧上昇、嘔吐、耳鳴りなど、様々な健康被害が発生していて、事故などで風車が止まれば症状も緩和、あるいは消えるということが分かっているにも関わらず、「(風車との)因果関係が証明できない」「騒音公害の基準値以下の測定値である」などという理由で、被害住民の訴えは完全に切り捨てられています。
 その他、風車の回転するブレードが作り出す影、夜間の航空標識灯のストロボ現象による不快感、圧迫感は、実際その現場を見ない者には想像を絶するストレス源となっています。 救済策がない状態のまま、人家のそばに巨大風車群の建設を許すどころか、補助金をつけて国が奨励している現状は、まさに国民不在の政治と言わざるをえません。

 3. あまりに簡単に起きる事故
 
 すでに建設された風力発電施設では、現在、多くの風車が事故や故障で止まっています。風速60メートルの風にも耐えるといわれている風車のブレードが、実際には風速20メートル程度でも簡単に折れたり脱落したりしているのです。中には、無風にもかかわらず、風車が根元から倒壊するというお粗末な事故さえ起きています(青森県東通村)。
 風車の耐用年数は15~20年とされていますが、実際には試験運転中に羽根が脱落するなどしており、中には修理を事実上断念しているのではないかと思われるケースも多数あります(御前崎港町営風車、三重県ウィンドパーク美里など)。
 台風が少なく、安定した偏西風が吹くヨーロッパで設計された風車は、風が安定せず、山地が多い日本の風土に合っていないからだとも言われますが、巨大風車がもつ根源的な脆弱性とも考えられます。樹脂製の羽根の弱さだけでなく、絶えず変則的な力を受ける発電機の寿命も短く、トータルで考えたときの発電効率、コストパフォーマンスに大きな問題を抱えていると言わざるをえません。
 耐用年数を過ぎて巨大な処理困難ゴミとなった廃風車を撤去する費用をどこが出すのかという基本的な問題さえ確認しないまま建設された施設も多数あります。最後に責任をとるのは誰なのでしょうか。
 
 4. 出力変動が大きすぎるという根源的弱点

 風力発電は、風が吹かなければ発電量はゼロであり、風がいつ吹くかは誰にも予測できません。電力使用量の少ない夜間に強風が吹けば、「いらない電気」を作り出すだけで、買電義務を負わされた電力会社は、ただでさえ余剰電力対策に困っている夜間の出力調整に苦労させられます。いちばん電力を必要とする真夏の日中は無風であることが多いため、風力発電がどれだけの定格出力をもっていようがまったく関係なく、風力からは電気が来ないために、従来通りの火力、水力など、他の発電施設をフル稼働させるしかありません。
 出力変動の問題を解決するには巨大な蓄電施設の併設などが理論上考えられますが、これは費用対効果の点でまったく問題外です。
 風力発電施設を増やせば増やすほど、その出力変動に備えて、既存の火力発電所は発電と停止を繰り返す、極めて燃費の悪い運転を強いられ、結果としては資源の浪費になります。計画発電していれば最大限の燃費で運転できる火力発電所が、風力発電が系統につながれてしまうと、燃料を無駄遣いしなければいけなくなるのです。
 実際に、ドイツでは風力発電施設の増加に伴い、何十箇所もの石炭火力発電所が増設されているとの報告もあります。現在PRされている「風力発電によるCO2削減政策」には、こうした実態が一切隠されています。
 
 5. 生物多様性へのとりかえしのつかない悪影響
 
 風車が野生生物に及ぼす影響としては、いわゆる「バードストライク」(野鳥の衝突死)が有名で、実際に日本国内でもすでに多くの事例が確認されています。
 バードストライク以外にも、風車建設地が山地である場合は、野生生物が棲めなくなり、里に下りてきて農作物に被害を与えたり、繁殖地を奪われて地域内で種が絶滅するなど、計り知れない悪影響があります。国定公園地域内や、水源涵養保安林をわざわざ解除して建設するなどの事例も数多くあり、すでに日本の山間部は巨大風車で多大な環境破壊を受けています。
 
 
 以上、大まかにまとめましたが、上記の理由の他にも、風力発電施設の建設には慎重にならざるをえない要素、未知なる問題点が多数存在します。こうした深刻な問題点を放置し、いたずらに税金を投入して推進することは、取り返しのつかない結果を招きます。まずは冷静に風力発電事業を見直すことが必要です。そのための好機とすべく、風力発電施設への補助金交付制度の抜本的な見直しを以下のように、強く要望いたします。

一. 風力発電施設建設に対する補助金交付制度を即時凍結し、風力発電が多額の税を投じる価値のあるものかどうか再検討してください。

二. 補助金申請が採択され現在建設中の風力発電施設について、補助金申請に関わる手続きの不備や違法行為、近隣住民の低周波音被害、野生生物への影響、自然破壊などの問題がないかどうかを早急に調査し、問題のあるものについては採択決定を取り消し、審査をやり直してください。

三. すでに設置された風力発電施設について、補助金申請にかかわる手続きの不備や違法行為、近隣住民の低周波音被害、野生生物への影響、自然破壊など問題がないかどうか早急に調査し、問題のあるものについては、交付された補助金の返還を命令し、風力発電施設の速やかな撤去と建設地の原状復帰を指導してください。


呼びかけ人 加藤登紀子(嶺岡平久里の風力発電を考える会 代表 千葉県鴨川市大山平塚乙2-732-2 電話0470-99-9011)
賛同団体・賛同者 福島県自然保護協会(福島県)、嶺岡平久里の風力発電を考える会(千葉県)、千倉の風力発電問題を考える会(千葉県)、残土産廃問題ネットワークちば(千葉県)、きさらづ市民ネットワーク(千葉県)、市原市民ネットワーク(千葉県)、袖ヶ浦市民ネットワーク代表(千葉県)、反焼却市民の会 横浜(神奈川県)、逗子考える市民の会(神奈川県)、熱川風車被害者の会(静岡県)、風車問題を考える住民の会(静岡県)、伊豆半島くらしと環境を守る連絡会(静岡県)、三筋山風力発電を考える河津町民の会(静岡県)、南豆の和(静岡県)、ドンキホーテの会(静岡県)、風車からふるさとを守る婦人の会(静岡県)、風車から健康と環境を守る住民の会(静岡県)、伊豆山並み景観研究会(静岡県)、伊豆の自然を考える会(静岡県)、伊豆熱川風力発電連絡協議会(静岡県)、風力発電を考える会(愛知県)、五並地区の環境を守る会(愛知県)、M&D風力発電被害者の会(愛知県)、五並女性の会(愛知県)、日本野鳥の会和歌山県支部(和歌山県)、宇久・若いもんを支援する会(長崎県)、三盛山の風力発電に反対する会(長崎県)、ふるさと自然の会(長崎県)、水俣・風力発電を考える会(熊本県)、たくきよしみつ(作家/ノーウィンドファームネット・福島県)、小塚勝昭(高田島農縁/檜山高原風力発電を考える会・福島県)、大塚しょうかん(建築士/木こりの家プロジェクト・福島県)、池田守(木工・福島県)、浅田正文(あぶくま農業者大学校・福島県)、飯田裕子(写真家・千葉県)、寺本怜子(千葉県)、永六輔(放送タレント・東京都)、前川真帆香(東京都)、吉田正人(東京都)、竹内晶洋(自営業・東京都)、槌田敦(物理学者/環境経済学者・神奈川県)、鶴田由紀(フリーライター・神奈川県)、小林悦子(神奈川県)、鹿島佐貢子(神奈川県)、今大地晴美(敦賀市議会議員・福井県)、久保哲夫(福井県)、岡安純子(長野県)、川上昭一郎(静岡県)、小沢祐子(岐阜県)、工藤省三・直子・櫻子(静岡県)、加嶋尚美(静岡県)、小針兼人(静岡県)、杉山智之(建築家・静岡県)、英みどり(静岡県)、横田純一(静岡県)、今井弘司(自営業・静岡県)、橋本裕子(有機農家・愛知県)、坂口のり子(風力発電・産廃「お勝手口」・愛知県)、沖章枝(愛知県)、大羽康利(愛知県)、渡辺則子(豊橋市議会議員・愛知県)、大河剛(愛知県)、伊藤善規(愛知県)、丸山直希(愛知県)、北河伸太良(愛知県)、海住恒幸(松阪市議会議員・三重県)、武田恵世(三重県)、波戸賢一(自営業・兵庫県)、津野修一(和歌山県)、白井修司・綾子(和歌山県)、白井信彦・久美子・文代(和歌山県)、白井孝志(和歌山県)、武内敏雄・千寿・かずへ・啓和・雅志・直人(和歌山県)、藤田俊児・よし子・紫恩・奏音(和歌山県)、高垣由美子(和歌山県)、黒田街子(和歌山の“いのち”と“景観”を危惧する者たちの会代表・和歌山県)、永山伸一(自営業・山口県)、大岩康久(愛媛県)

ストップ!風力発電

ストップ!風力発電 鶴田由紀・著

かつて北欧を旅行したときに見た洋上風車の風景に感動し、環境問題に目覚めて、帰国後、市民風車への献金をしようとした著者が、風力発電の恐ろしさ、馬鹿馬鹿しさに気づき、隠された真実を、今、淡々と報告する。「大変な問題なのに、ほとんどの人はまったく知らない」ことの恐ろしさを訴えるために。
全国の「風車ファン」必読の書。もちろん、風力発電懐疑派のかたにとっても最良のガイドブック。
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風力発電の不都合な真実

風力発電の不都合な真実 風力発電は本当に環境に優しいのか? 武田恵世・著

三重県で長年自然環境調査活動を続けてきた著者は、当初は広くPRされているように「風力発電は化石燃料を使わない、CO2を排出しない「環境に優しいエネルギー」だと信じていたが、目の前で展開される巨大風力発電施設建設のでたらめぶりに驚き、調査を開始。11年を経て、この事業がいかに欺瞞に満ちた詐欺的なビジネスであるかを知って戦慄する。
現在推進されている風力発電ビジネスは、CO2排出を増加させ、健康被害を引き起こし、補助金政策に頼り切る「使いものにならない」事業だった。原発震災に揺れている今こそ全国民が「正しいエネルギー政策」を考える第一歩として必読の書。
アットワークス刊、2000円+税   注文はこちらから  

このブログについて

環境条件がまったく合わないのを無視して、巨大風車群を無理矢理建設し続けることにより、日本は破壊されている。日本における風力発電ビジネスの実体に迫る。

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