二酸化炭素温暖化説の嘘を伝えるテレビ番組、ニュースの動画集2009/09/12 12:54

youtubeに寄せられている、世界で報じられた「二酸化炭素温暖化説の嘘」にまつわるテレビ番組やニュース報道の動画リストです。
欧米ではすでにたくさんの報道がされていることが分かりますが、日本ではこの危険なプロパガンダは過熱化するばかりで、「もっと冷静な目で見る必要がある」というあたりまえの報道をするメディアはほとんどありません。特にテレビはひどいものです。
関西圏の地上波民放で武田邦彦氏を一種戯画的キャラクターとしておもしろおかしく扱っている番組がありましたが、武田氏も、乗せられているのか脇が甘すぎるのか、かえってマイナス効果になりそうな番組でした。
『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』(洋泉社)におけるペットボトルリサイクル率の数値を意図的に操作しているという指摘を受け、それをインターネットテレビの番組で開き直りに近いような説明をする場面もあり、これもがっかりさせられます。そんな無理をしなくても、まともな態度で主張し続ければ、多くの人には伝わる問題なのですから、これ以上テレビによって戯画化されるのはやめたほうがいいと、不遜ながら申し上げたいと思います。

欧米の番組などは、概ねまともなものが多いようです。このレベルでの番組作りがなぜ日本ではできないのか、本当に悲しくなります。
しかし、欧米でも、こうした映像が流れていたのは2007年くらいまでで、現在では「報道規制」が以前よりも強まっているという見方もあるようです。実際はどうなのか、分かりません。

ともあれ、こうした番組が流れていたということを知っておくことは必要でしょうから、ここに、検索しやすいようにまとめておきます。YouTubeへアップロードされたものばかりですので、リンクがいつ切れるかはまったく分かりません。

The Global Warming Swindle(地球温暖化詐欺)

2007年3月にイギリスのチャンネル4で放送されたドキュメンタリー番組だそうです。
MXテレビ『博士も知らないニッポンのウラ』で、「英国BBCも放送していた」と話していたのはこれのことではないかと思われます。であれば、BBCではなくチャンネル4が正しいようです。 1/8

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米国CNNで放送された「地球温暖化詐欺」の告発ニュース

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http://www.youtube.com/watch?v=2FBgKQXWesc

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http://www.youtube.com/watch?v=qhpPyJIbz1o


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http://www.youtube.com/watch?v=SlHKa46jGc0


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http://www.youtube.com/watch?v=CFCwCTHkCZs


ジョン・コールマン(イギリス出身、アメリカ国籍取得の著述家)が語る地球温暖化説陰謀論

2007年、アメリカABCで放送されたものらしい



スペンスマーク(デンマークの科学者)が解く、気温と宇宙線量、そして雲の関係


(総合埋め込みリストは⇒こちら)
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黒点がなくなった!? テレビ東京『WBS(ワールドビジネスサテライト)』(2009/8/3放送)

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2/2は⇒ここ  

(解説)
2009年2月2日の日経新聞(12面)に
「昨年の気温、21世紀で最低、地球の気候、当面『寒冷化』、自然変動が温暖化抑制? 」
というニュースが掲載されました。
地球の平均気温の上昇が頭打ちとなり、専門家の間で気候は当分寒冷化に向かうとの見方 が強まってきた、というもの。
テレ東のWBSでは、能天気にそれがビジネスにどう関係するか、どういうビジネスチャンス(要するに金儲けの種)があるか、というような話に持っていっていますが、ようやく「これからは徐々に寒冷化する」という気象学会の世界的な見解が日本のテレビにも登場し始めたということで、ピックアップしてみました。

丸山茂徳(東工大大学院教授 地質学者)がインターネットテレビに登場

プレートテクトニクス論で世界的に有名になった日本を代表する地質学者・丸山茂徳氏がインターネットテレビの番組『博士も知らないニッホ?ンのウラ 39 地球温暖化CO2犯人説のウソ』に登場。
バラエティ番組などでおちゃらけたキャラクターを演じた武田教授とは対照的に、ほとんどの人が見ていない番組の中でも、言葉を慎重に選びながら、地味に語る姿が印象的。
「人間が減らなければ問題は根本的には解決しない」という主張はまったくその通りなのだが、メディアで言えない。
必見!
まとまった再生リストは⇒こちら

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「風力発電は発電しなくてもいいんです。補助金がいただけますから」2009/09/18 14:01

「風力発電は発電しなくてもいいんです。補助金がいただけますから」

『ストップ!風力発電』(鶴田由紀・著、アットワークス刊)は、今、日本国中の風車建設現場で何が起きているのかを、誇張なく、詳細に報告しています。
かつて北欧を旅行したときに、洋上に浮かぶ風車群を見て「すごいなー、さすが環境先進国だなー」と感心し、帰国後、市民風車に出資しようとしたという著者によるリポートは、マスメディアが語りたがらない現実を、分かりやすく、公平に記述しているところが、他の類書とは違って、感心させられました。
その中の第3章「青山高原(三重県)で起きていること」の中に、非常に興味深い話が紹介されています。
内容をまとめると以下のようになります。

ウィンドパーク美里(中部電力の子会社、株式会社シーテックが建設・運営。2000kw×8基。2006年2月運転開始)は、山頂に自衛隊のレーダー基地があるため、風の当たらない東の中腹に建設されています。このエリアでは北西から西の季節風がいちばん強いのに、わざわざその風が当たらない反対側の斜面に風車を建てて、使い物になるのでしょうか?
青山高原には、美里ウィンドパークに先立ち、2003年3月に運転を開始した「青山高原ウィンドファーム」(750kw×24基。うち4基は津市が所有するもので久居榊原風力発電所といい、1999年5月に運転開始。現在の運営は株式会社青山高原ウィンドファームという、シーテック、津市、伊賀市が出資する第三セクター)というものもあります。
こちらは750kw風車ですから、現在主流の2000kw以上の大型風車に比べると小振り(とはいうものの、羽根の直径は50m)ですが、この24基は建っている間隔が狭く(150m程度~)、互いに干渉しあって効率的な発電ができていないように見えます。
こんな建て方をしていて、まともに発電できるのでしょうか?
──誰もが抱く疑問に対して、事業者は「風力発電は採算が合わない。補助金があるからやる」と答えているというのです。

この話の真偽を確かめるため、取材源者に直接確認をしてみたところ、本当でした。

ウインドパーク笠取(三重県)建設に際して実際にあった話

株式会社シーテックは、美里ウィンドパークに続いて、青山高原(布引山地)の主峰である笠取山の北の尾根に、新たにウィンドパーク笠取(2000kw×40基)を現在建設中です。
このウィンドパーク笠取の環境影響評価準備書段階で、現地で鳥類を中心とした生態系調査に関わってきた日本野鳥の会・会員から「予定地中央にクマタカがいるから建設しないように」という意見書が提出されたのですが、2007年3月、シーテックの本社課長、三重事務所所長、調査を請け負った日本気象協会の担当者の3人が、その意見書を提出した人のもとを訪ねてきて「すでに買収や借地の手続きが終わっていて、補助金の期限が迫っているので、敷地内に巣でもない限り、断固建設したい」ということを訴えたそうです。
その際、課長は

「三重県内の風況のよい山地すべてを風力発電所で埋め尽くして、日本一にしたいと思っています。国立国定公園内でも規制緩和でドンドン建設できるようになる情勢でもありますので」
と豪語したそうです。
風力発電は、発電では採算が合わないのではないかと質したところ、
その通りです。しかし、補助金をいただけますので、建設するのです
という驚くべき答えが返ってきたそうです。さらには、久居榊原風力発電所(青山高原に最初に建設された風力発電所(1999年))の発電実績で計算すると、建設費をまかなうのに14年かかる計算になるのではないかと確認したところ、
「あれは古い小さなタイプ(ブレードの直径50.5m)ですから、ダメです。発電機の寿命は13~14年です。私共のウインドパーク美里のように大きなもの(2000kw級。ブレードの直径80m)ならもっと発電効率はよいのです」

と答えたというのです。
風力発電事業者の感覚がいかに麻痺してしまっているかを如実に物語るエピソードと言えるでしょう。
風力発電が発電手段としては使い物にならないことは、事業者がいちばんよく知っています。しかし「補助金がいただけるから建設する」というのです。

この課長が「もっと発電効率がよい」というウインドパーク美里(2000kw級8基。ガメサ製)は、前述のように、風のあまり当たらない尾根の東斜面に建てていて、とてもまともに発電しているとは思えません。効率云々以前に、2006年の完成直後から故障が頻発し、80%が停止していることが半年続くといった状態が何度も繰り返されています。今年も2月から8基中6基が停止したまま。中には、昨年9月からずっと停止したままのものもあります。
さらには、2009年8月中旬には、強風や落雷などの目立った原因もないまま、突然ブレードが「自然落下」するという事故が起きたようです(公表されていないようですが、目下、メディアの記者が調査中)。
要するに、まったくお話になりません
取材した新聞記者によれば「故障した風車については、どうも修理する気はないのでは?」とのこと。
既設施設がこうした惨憺たる状況にもかかわらず、さらにその隣りにウインドパーク笠取18基の建設をしていて、さらに47基(!)の建設計画を申請しているというのです。
この47基の建設計画(青山高原ウインドファーム増設計画)に際して、事業者が県職員に繰り返し語っているのが、
「建設さえすればいいんです。発電しなくてもよいのです。補助金をいただけますから」
という言葉なのだそうです。
これは、シーテックだけでなく、すべての風力発電事業者の本音でしょう。
税金投入、つまり、補助金を止めれば、日本の風力発電事業は最初から成立しない事業なのです。

補助金以上に問題な企業からのPR目的の援助金

しかし、国からの補助金は建設費の3分の1です。残りの3分の2はどうするのでしょう。
実際の建設費に水増しをして請求しているのではないかということは容易に想像できます。NEDOでは、
「補助金申請の書類をチェックして、過大なものではないか調べることはしていないし、する予定もない」
とのことだそうです。
それにしても、建てた後、ほとんど止まっているような風力発電施設では、いくら国が電力会社に高い価格で買電義務を負わせたところで、売電の売り上げだけで施設を維持できるものなのでしょうか?

この疑問をずっと抱いていたのですが、どうやらその裏には答えが2つありそうです。
まず、ほとんどの巨大風力発電施設は、10電力会社の子会社化されていたり、資本下に置かれています。
風力発電が出した赤字は、親会社が吸収してうまく処理するのでしょう。国は「温暖化対策」「環境保全」の名目で多額の金を原発に援助していますから、電力会社としては、原発の巨額の援助は必要だが風力はいらない、とは言えないのです。
基幹電力会社が親会社になることで、風力発電施設の惨憺たる採算性、効率の悪さは目立たなくなります。表向きには、これだけの発電能力があります、これだけ発電しましたという数字だけをPRし、実際の電力供給現場で風車から無秩序にやってくる電気がどれだけ貢献しているかは考えさせないようにできるからです。
風力発電事業が完全な独立事業であれば、成立しえないのですから、最初からやる企業などありません。
独立系の事業者は、施設を建設した後は電力会社や他の大手企業に売却、子会社化して、その後の赤字リスクから逃れようとします。
例えば、CEFはCEF白馬ウインドファーム株式会社とCEF白滝山ウインドファーム株式会社の2つを、きんでんに株式売却し、きんでんの子会社にしました。
きんでんは、関西を代表する大手電気系ゼネコンであり、関西電力関連の工事などを一手に請けています。CEF南あわじウィンドファームなど、風力発電所の建設も行ってきました。
しかし、最近では、きんでんも、これ以上CEFとつきあって、買電実績が見込めない風力発電所を傘下に置くことのリスクを分かってきたようで、CEFと決別したがっているという話も聞こえてきます。
民主党政権が風力発電事業の実態に気がつき、政策変更を匂わせれば、一気に風力発電業界は様変わりし、独立系事業者から順番に淘汰されていくことでしょう。これ以上、各地に被害を広げないために、一刻も早くそうなってほしいと願っています。

もうひとつは、他企業や個人からの援助です。
グリーン電力証券をはじめ、風力発電事業には他の企業から多額の金が注入され、無理矢理存続させられています。
企業はそのことで「我が社は環境にやさしい企業です。地球温暖化に貢献しています」とPRできると思っているため、「広告費」「PR費」として処理しています。
アサヒビールなども大々的にPRしていますが(⇒こちら)、これを知って、我が家では今後、アサヒビールがこの過ちに気づき、姿勢を変えない限り、アサヒビール製品は極力買わないことにしました。
横浜市では「ハマウィング」という2000kw級風車を建てて、大々的に「地球温暖化防止」を謳っています。
この風車も、単独で採算をとることは無理なため、企業や市民から金を集めて、無理矢理回しているという構図です(⇒こちら)
発電云々よりも、「新エネルギー」の広告塔という役割が大きいもので、実際、夜間には目立つようにライトアップされていたりします。このハマウィングには、キリンビール、日産自動車、新日本石油、ファンケルグループ、日本郵船、三菱地所、セガ……といった、そうそうたる有力企業が出資し、「グリーン電力証書」という名称で企業や個人から援助金を募って「新エネルギー」発電施設などに渡す日本自然エネルギー株式会社もバックアップしています。
これだけの援助を得て動いているハマウィングですが、東京新聞が、横浜市にハマウィングの発電実績データを求めたところ、「発電量が目標に達しておらず、議会で追及されてしまう恐れがあるので公開したくない」と拒否してきたそうです(東京新聞2009年10月8日付「こちら特報部」)。データ公表を拒否する理由が「議会で追及される恐れがあるため」というのですから、これまたお話になりません。市民からも協賛金を募って建てた風車なのですから、どの程度世の中に貢献しているのか、きちんとデータを公開する義務があるのはあたりまえのことでしょうに。
実効性のある発電を行っていない施設に、イメージ先行で企業や個人からの援助金を注ぎ込むことは正しいことでしょうか。

こうした協賛金、援助金が、環境破壊のシステムである風力発電事業を支えているのです。
CEF南あわじウィンドファームを例にとると、関西グリーン電力基金というところが、平成17年度に1200万円の助成金を与えています
関西グリーン電力基金はその2年前、平成15年度(2003年度)には、ホテルニューアワジ(兵庫県三原郡南淡町)の2000kw風車に1900万円を援助し、2004年3月に完成させていますが、この風車は翌2005年11月29日に、ブレードが根元から裂けて垂れ下がるというお粗末な事故を起こして停止しました(神戸新聞記事)。
幸い怪我人、死者は出ませんでしたが、すぐ下には道路が通っており、巨大なブレードがちぎれて落下した場合、どんな惨事になっていたか分かりません。
最近では、テレビでも「この番組は環境に優しいグリーン電力で製作・放送されています」などという許し難いPRをよく見聞きしますが、こうしたPRに接したときは、「へえ、感心だなあ」と騙されず、「許せない!」と声を上げることが大切です。
日本の環境を取り返しのつかないまでに破壊し続ける風力発電に金を出す企業には、不買などの行動ではっきりとNOを突きつけましょう。

八ツ場ダムのような悲劇を繰り返さないためにも、新政権には、真っ先にこの馬鹿げた事業をやめさせるべく、動いてほしいと願っています。

日本の風力発電事業の実体は、少し調べればすぐに本質が見えてきます。
政治家だけでなく、「新エネルギー幻想」を抱いている多くの国民に訴えます。
私たちのなけなしのお金を、こうした大規模環境破壊詐欺に注ぎ込む政策はやめてください。また、そうした政策を国民が後押しするような悲しいことはやめようではありませんか。

風力発電が使い物にならないというこれだけの証拠2009/09/20 14:55

風力発電が実際に使い物になっていない証拠

前原国交相が八ツ場ダム建設中止を発言したことで、メディアは「地元が一斉に反発」などと書いていますが、間違えてほしくないのは、こうした事態を招いた責任者は今までの自公政権であるということです。地元はもともと建設反対だったのを、57年もの気の遠くなる時間をかけて懐柔し、脅し、無理矢理にここまで建設を進めてきたのは前の政権と官僚たちです。それを間違えないようにしてほしいものです。

小沢鋭仁環境相は、温暖化対策に寄与する新エネルギー事業である太陽光や風力発電には積極的に金を出すと発言したようですが、この人と、党内で最も「温暖化対策に熱心」と言われる岡田克也外相には特に、すり込まれた間違った情報と認識を早急に改めてもらわないと、日本の環境も経済も破壊されてしまいます。

最近ようやく、無茶な風力発電事業開発で住民が健康被害などで苦しみ、貴重な自然が破壊されていることに注目が集まるようになりましたが、ほとんどの人たちは「それでも風力発電事業そのものは地球温暖化対策のために絶対必要だ」という思いこみから抜けられないでいます。
まず、地球が多少温暖化しても、メリットのほうがデメリットよりはるかに大きいということ(大きな戦争が起こったのは寒冷化のときであるということは歴史が語っています)、ここ数十年の温暖化傾向は昨年あたりから頭打ちで、今は放っておいても小さな寒冷化傾向にあるらしいこと、温暖化が続いていたとしてもそれはCO2のせいではないということ(温暖化は人為的発生のCO2が急増するよりずっと以前の1800年頃から始まっている「自然現象」です)……こうした認識がないままに、多くの人たちが温暖化プロパガンダにころっと騙されていることが大きな問題ですが、それらを全部「おいておいて」、風力発電事業というものが資源節約に寄与するのかという点だけに絞っても、根本的にダメなのだということを理解してほしいのです。

風力発電から買い取らなければならない電気はこんなに不規則

最初に下のグラフを見てください。

ハマウィング時間別発電量


これは横浜市が市民に地球温暖化対策をPRするために建設したという「ハマウィング」という定格出力1980kwの風車が、1日にどのように発電しているかを時間別に記録したものです。
これは『ストップ!風力発電』(鶴田由紀・著)の75ページから借りてきました。
風力発電の時間別発電量データを見れば、風力発電がいかに使い物になっていないかが一目瞭然なのですが、それゆえに、風力発電業者はデータを表に出そうとしません。そこで、情報開示義務がある公営風車のデータを出してもらったわけです。
しかし、このデータが入手できたのは幸いで、その後、東京新聞の取材班が横浜市に「ハマウィングの発電実績データを見せてほしい」と要望した際、「発電量が目標に達しておらず、議会で追及されてしまう恐れがあるので公開したくない」と拒否してきたそうです(東京新聞2009年10月8日付「こちら特報部」)

さて、このグラフで、ピンク━━━━が4月1日、赤━━━━が7月1日、水色━━━━が10月1日、緑━━━━が2008年1月1日です。偏見や恣意的操作が入らないよう、年度初めの4月1日から3か月おきに各月の1日を抽出しています。
これを見てまず分かることは、定格出力1980kwといっても、その最大出力を得られている時間がないということです。4月1日未明(真夜中の1時過ぎ)に突出して発電量が多くなっていますが、この極端なピークでさえ、980kw程度で、定格出力の半分に過ぎません。
その他、ほとんどの時間帯では、0~200kwあたり、あるいはせいぜい500kwを一時的に突破している程度です。
次に、4月1日の突出した発電ピークが真夜中であることに注意してください。夜中の1時過ぎから明け方4時くらいまでにせっせと発電していますが、この時間帯は1日のうちで最も電力需要がなく、原子力発電以外を止めてもまだ夜間電力が余るので、揚水発電に回しているという時間帯です。電力があり余っている深夜の時間帯に突然風力から電気が送られてきて、それを高額で「買い取らなくてはいけない」という状況が、どれだけ電力供給システムにとって迷惑なことか、誰でも簡単に理解できるでしょう。

世の中で最も電気を使っているのは昼間、具体的には朝の10時くらいから夜の10時くらいまでです。グラフの中に薄い黄色の四角で囲った部分がその時間帯ですが、最も電気が必要なこの時間帯にハマウィングがまともに発電していないことは一目瞭然です。特に10月1日と1月1日は、電気がいらない真夜中に発電し、電気がほしい昼間は発電しないというあべこべの図式がはっきり見て取れます。
また、どの日も、出力変動幅が大きく、しかもめまぐるしく変わっていることが分かります。これほど激しく変化する風力発電の出力に合わせて、他の発電設備(主に火力)を細かく調整するなどということは無理ですから、結局は火力発電は風力からの電気がゼロ状態に合わせた形で常に稼働していなければなりません。
次の図は、1日の電力発電量の変化に、各発電手段がどのように対応しているかを示したものです。

時間別発電手段変化


これを見ると分かるように、まず流水型水力や地熱というのは、投入エネルギーの調整ができない発電なので、常に100%出力で稼働させます。
原子力も同じで、出力変動させるには燃料棒の抜き差しという非常に危険な作業を伴うため、一旦稼働させた後は100%出力で動かし続けます。これらが不変のベース電源となり、いちばん下(土台部分)にきます。
実際にどうなっているかを示した実例が以下のデータです。データが2000年4月といささか古いのですが、現在では火力の割合がもっと増えています。
出力変動に合わせた電源対応


これを見れば分かるように、原子力などのベース電源を止められずに余った夜間電力は、揚水発電所というダムに送られ、下のプールから上のプールに水を電気ポンプで(つまり電気を使って)汲み上げることに使われます。汲み上げた水は、昼間、電力使用量が増えたときに、下のプールへと放水し、その水力で発電するという仕組みです。
つまり、一度作った電気を位置エネルギーに変換させて溜めておくということになります。そこから再度電気にしたときは、当然のことながら、最初に発電したときよりも効率は著しく落ちます。しかし、余った電気を捨てるわけにはいかないので、このように苦肉の策で処理しているわけです。
風力発電が夜中に突然大出力で動き出せば、ただでさえ余っている夜間電力の処理に深刻な問題を与えます。もちろん、夜間に風力発電から発生させた(というよりも、風が吹いたために、人間のコントロールできないところで勝手に生まれてしまった)電気は、まったく役に立ちません。
昼間の電気が必要なときにも、風力からの電気は変動が大きすぎるため、火力発電所がその激しすぎる変化に対応するには燃料カットでは無理で、「空焚き」や、極端に悪い燃費での運転を強いられます。
それでも出力変動調整が追いつかない場合は、風力から来た電気のおかげで、供給される電気の周波数が不安定になり、電気を使う現場では電気機器の動作不調などの問題が起きます。わざわざ大金を使って使えない発電施設を作り、その結果、電気の供給を不安定にさせる。 これほど馬鹿げた発電手段が他にあるでしょうか。
そもそも、人間が発電時間や発電量をまったくコントロールできない機械を「発電施設」と呼べるのでしょうか。社会はお天気任せで動いているわけではないのです。雨が降っても、風が吹かなくても、人間は定時に起きて、活動し、電気を使います。それに合わせて電気を作り、供給するシステムが発電施設であって、お天気任せの発電施設を増やせば増やすほど無駄が大きくなることくらい、小学生でも分かることです。

風力発電をすればするほど化石燃料が無駄に使われる

そもそも、日本における発電手段の割合はどうなっているのでしょうか。
下のグラフがそれです。


この図では、風力発電は地熱を除いた「新エネルギー」に入りますが、他のものと合わせても「新エネルギー」なるものは0.4%に過ぎません。この0.4%の中で、時間別に激しく出力変動して使い物にならないというのが風力発電です。
「温暖化防止のために、風力発電などの新エネルギーの割合を増やさなければならない」と主張する人たちは、本気でこの0.4%をこれから他の発電手段並みに伸ばせると考えているんでしょうか。まともな感覚なら「到底無理だ」と分かるはずです。
次のグラフは、発電手段の年次別変化を示したものです。

2004年から2009年(見込み)への変化として、火力と水力が減った分、原子力が増えています。これはひとえに、「地球温暖化対策」が叫ばれ、火力発電が悪者にされた結果でしょう。
火力発電を必要以上に悪者扱いするのは危険な思考です。
石油はエネルギー資源であると同時に工業原料、素材資源であり、また、貴重な移動動力用エネルギーですから、火力発電で「生炊き」するのはもったいないことです。 ただし、石油火力発電で使われるのは重油ですから、工業製品原料としての石油や、輸送用燃料としての石油が使い続けられる限り、その分の重油は必ず生じます。
原油を精製すると、成分の軽いものから順に、
LPガス → ナフサ → ガソリン → 軽油 → 灯油 → 重油 → アスファルト
……という順番で精製されます。
精製後の量を割合で表すと、いちばん多いのが重油で約29%、次いでガソリン24%、軽油16%、灯油12%、ナフサ8%……となります。
この比率を人間が勝手に調整することはできません。つまり、ガソリンとナフサはたくさんほしいけれど、重油はいらないよ、というわけにはいかないのです。原油を精製すれば、必ず29%は重油になるのです。
重油からはプラスチックを作ることはできませんし、移動用燃料にも向いていません。いわば、燃やすしか使い道がないものであり、その重油を燃やして発電することは極めて理にかなっているとも言えるのです。

天然ガスは石油に比べると埋蔵量が莫大で、そもそも地下においてどういう仕組みで天然ガスが作られてきた(あるいは現在も作られている)のか、詳しくは分かっていません。
日本は、もっと真剣に天然ガス発電を考える必要があるでしょう。今はパイプラインがないため、液化天然ガスにしてから輸入しています。その結果、液化する段階でエネルギーが使われる分、エネルギー効率が落ちていますが、これをどう改善していくか。日本の領海内に天然ガス資源は見つからないのか、といったことを真剣に考える必要があります。資源大国モンゴルなどの近隣国との友好を深めておくことも重要でしょう。

石炭は燃焼効率が石油に比べれば落ちるためにCO2発生量が増えるということで悪者にされますが、日本は脱硫技術は世界一ですし、かつてのような規模の大気汚染は引き起こしていません。CO2そのものは無害な気体であり、石炭火力を「CO2」だけを理由に圧殺するのは馬鹿げた自殺行為です。
プルサーマルなど、事故を起こしたら取り返しのつかない危険性を伴うことを推進して、技術がほぼ確立している石炭火力を封印するというのはどういう神経なのでしょう。

現在の、CO2悪者説は、いたずらに火力発電を悪魔に仕立てすぎています。
特に、石油よりも可採年数がはるかに長い(豊富な)石炭や、パイプラインで運べばいちばん理想的な発電用エネルギー源である天然ガスから電気を得るという発想は間違っていません。特に天然ガス火力は、今後最も有望な発電方法であるということについては、資源物理学や経済学、地質学など、あらゆる分野から見て異論はないところでしょう。

日本を守る、国民の命を大切にする、限りある資源を有効に使う、これからのマイナス成長時代を少しでも幸福感を持って生きていけるための新しい生活習慣、価値観を模索し、築いていく……こうした視点に立てば、CO2温暖化説という詐欺が引き起こしている現在の危険な状況から一刻も早く脱却し、国民全員が覚悟を持って新しい未来像に向かっていく努力が必要です。そのリーダーとなるべき人たちが、真っ先に温暖化説による危険な思想・思考に染まり、国を間違った方向に誘導していくのを見るのは、悲しく、恐ろしいことです。

CO2による地球温暖化説というのは、もともとが原子力発電推進の理由として考え出された方便であることは業界人や学者たちの間では常識ですが(補助金や研究費をもらっているため、表だってそう言えないだけのことで)、まさにそれを裏付けるような推移になっています。
私は原子力発電の存在を肯定していません。核廃棄物という、処理できない毒物を生み出す発電には依存してはいけないと考えます。しかし、CO2温暖化説による地球温暖化防止キャンペーンが進めば進むほど、原発依存度が上がっているという現実を、反原発の人たちはどう考えているのでしょうか。これこそ産業界の「思うつぼ」ではないですか。
リサイクル幻想と同じで、風力発電が明るい未来を切り開くといったでたらめ情報を流布することで、実際にはより多くの金が動き(つまりそれだけ余計なエネルギーが使われ)、一部の巨大企業に金が集まり、環境は破壊され、生活格差は広がっているではありませんか。
現実に、データを見ても「新エネルギー」が増えていないことは一目瞭然です。これは、いくら補助金をつけて推進したところで、基本的に使い物にならないものは使えないという当然の結果にすぎません。
この1%に満たない、最も優遇された発電手段が他の発電手段の代替になるなどと考えることは妄想以外のなにものでもありません。
太陽光は晴れた日以外にはまともに発電できませんが、それでもまだ、電気を必要としている昼間に発電し、需要が落ちる夜間には発電しないというパターンが分かっている分、風力よりはマシです。風力はその逆(昼間は止まっていて、電気を必要としていない夜中に突然発電を始めるパターン)であることが多いばかりか、30分先の発電量も予測不能という、どうしようもない代物です。
いくら補助金をつけて、あるいは国民や企業を騙して援助金を集めて運転し続けたところで、タチの悪い冗談、お遊びでしかありません。いい加減、こういう馬鹿げたものを「環境保護」「省資源」などといって真顔で論じるのはやめようではありませんか。時間とエネルギーの無駄です。
最近では、放送メディアもようやく風力発電の負の面を報道するようになりましたが、それでも「風力発電は温暖化効果ガス削減のためになくてはならないものですが……」という前置きを必ずぶちあげてから本題に入ります。その前置きは根本的に間違っています。

すでに報告しているように、風力発電事業者は別に温暖化だの省資源だのという理想を信じて日本の山の中に巨大風車を建てているわけではありません「建てさえすれば、発電できなくてもいいのです。補助金がいただけるから建てるのです」という姿勢でやっているだけなのです。
鳩山由紀夫さん、菅直人さん、岡田克也さん、小沢鋭仁さん、前原誠二さん……みなさんには特にこのことを知っていただく必要があります。
風力発電事業に税金を投入することは、日本の国土を破壊し、限りある化石燃料を無意味に使うことに他ならないということを。

想像してみよう! わが村の山に巨大風車が建つ前に2009/09/28 20:58

想像してみよう! 生コン車三千台分のコンクリートが山に流し込まれることを

今日のテーマは「IMAGINE」です。ジョン・レノンの歌を口ずさみながら(別に口ずさまなくてもいいけれど……)、これから起きようとしていることを「想像して」みてください。
↓滝根小白井風力発電建設現場 09年9月15日撮影
滝根小白井風力発電建設現場 09年9月15日撮影

全国各地で、住民の強力な反対意見に押される形で、自治体首長が風力発電建設計画受け入れ拒否を表明し始めています。当然のことです。
しかし、わが福島県川内村では、未だに「なぜ計画が止まっているんだ。せっかく金が入るチャンスなのに!」「風車反対のやつはとっとと村を出て行け」などと言って、風車誘致にムキになっている村民がいます。
こうした人たちは、目先のはした金と引き替えに、どんなものが山に建ってしまうのか、イメージできていないようです。
彼らがネットで巨大風車のことを調べるとは到底思えませんが、ここでは、巨大風車とはどういうものなのか、少しでも実感していただきたいと思い、例を挙げて説明を試みてみます。
全国の大多数のみなさん、つまり、ご自分の家の周囲に風車など建つわけもない場所に住んでいらっしゃるみなさんも、どうぞしばしおつきあいください。

幸いというか能天気にと言うか、横浜市のWEBサイトに、横浜市が建てた「ハマウィング」という1980kw風車について、かなり詳しいデータや写真、動画があります。
ハマウィングは、瑞穂ふ頭という、住宅街からは遠く離れた海の中に突き出した人口埠頭に単体で建てられていますが、これがごく一般的な日本の山村、つまり、人家にほど近い山の上にずらっと並べて建てられる場合のことを想像してみてください。
まず、風車を建てる土台に流し込まれるコンクリートの量。
ハマウィングの建設風景がこちらに写真や動画と一緒に出ています。これを参照すると、土台に使われたコンクリートの量は約530立方メートル。生コン車(コンクリートミキサー車)延べ106台により運搬されたとあります。
1980kw風車1基の土台に使われたコンクリートがミキサー車106台分です。
川内村に隣接(モリアオガエル繁殖地として国の特別天然記念物指定を受けている平伏沼から約2km)して建設中の滝根小白井風力発電は、2000kwが23基です。1980kwのVestas社製風車の土台1つに使われたコンクリートがミキサー車106台分ですから、単純にこれに23をかけ算すると、2438台分。1基110台分とすると23倍で2530台分。まあ、ざっと計算して、ミキサー車2500台分、1万数千立方メートルのコンクリートが、水源地の保安林解除で強行建設されている山に流し込まれる(すでにほとんど流し込まれてしまった)のです。
この場所が水源涵養保安林として指定されていたのは、清流として知られる夏井川や千翁川の水源地だからです。周辺住民にとって重要な生活用水を守っていた、なけなしの保安林を解除して、今そこに数十メートルの穴を掘り、大量のコンクリートを流し込んで工事は進められています(写真参照=09年9月15日撮影)。
大津辺山・黒佛木山の山頂を含む約500haに2500kwを26基といっているCEF福島黒佛木ウィンドファーム計画の場合は、さらに大きな風車が26基ですから、山に注入されるコンクリートの量は、生コン車3000台分を超えるのではないでしょうか。

想像してみよう いわきマリンタワーの2倍の高さの風車が並ぶ山を

いわきマリンタワー=高さ約60m の頂上展望台から見下ろした風景
↑いわきマリンタワー(高さ60m)の展望台から見下ろした風景
2000kw風車はこの2倍、2500kw風車はこの2倍+15mもの高さ

福島県民は、日頃、あまり高い建物を目にすることはありません。
この写真は、いわき市小名浜港のそばにある「いわきマリンタワー」という観光用の展望台の展望室から下を見下ろしたところです。左下に見えている影はタワーの影です。まだかなり日は高かったのですが、すでにこの程度の範囲で地上に影を落としています。
港の近くににょっきりと建ち、遠くからもすぐに分かるこのタワーの高さは60mです。
滝根小白井や檜山高原に建設中の2000kw風車というのは、羽根の頂点までの高さがざっとこの2倍あります。CEFが川内村に作ろうとしている福島県黒佛木ウィンドファーム計画では、さらに大きな2500kw風車が26基です。
浜通りに住んでいる人でも、いわきマリンタワーは見たことがないというかたはいらっしゃるでしょう。では、福島県でいちばん高い人工建造物である、郡山駅前の「ビッグアイ」という高層ビルと比較してみましょう。このビルは一度くらいは見たことがあるはずですから。
ビッグアイは高さが約133mあります。CEFが大津辺山と黒佛木山という水源地を約500haも使って建設しようと計画しているCEF福島黒佛木ウィンドファーム事業は、2500kw風車が26基というとんでもない計画ですが、この2500kw風車の全高(羽根の先端まで)が、大体このビッグアイと同じくらいです。
雑木林で覆われた川内村、いわき市にとって重要な水源地である2つの山を埋め尽くす形で、26基の「ビッグアイ」が山頂にずらずらと並ぶ光景を想像してみてください。
2500kw風車の大きさとは……

GE社製2500kw風車のカタログはこちらにあります
羽根直径:100m ローターハブ地上高:75/85/100m
(羽根を取り付けた全高は125/135/150m)
2500kw風車の寸法図
2500kw風車の寸法図 人の大きさはあまりに小さいので拡大表示
画像参照 千倉の風力発電問題を考える会

今のうちにまともな感覚をとりもどせ 計画が進み始めたら止められない

それでもイメージできない場合、親切にも動画を公開してくれている横浜市に感謝しながら、ハマウィング建設の様子を見てください。
こちらで見られます。
「風車が来ないと、森の枝伐採の仕事が入らなくなって困る」と言っていたAさん。「自然を守って生きていければいいですけど、そうはいきませんよね」と言っていたBさん。「低周波は空の上を伝わっていくから、下で住んでいる俺たちには関係ない」と、事業者の馬鹿げた説明を鵜呑みにしていたCさん。
みなさん、軽口を叩く前に、しっかり想像してみてください。こういうとんでもないものが、私たちが生活するこの村を侵食することを。
みなさんの両親、子供、隣人……みんな巻き込まれるのです。そして、こんなものをあっさり受け入れた村に愛想を尽かし、あるいは風車病のストレスや隣人との軋轢に耐えきれず、ひとり、またひとりと村を出て行くでしょう。もちろん、そんな村に外からやってきて骨を埋めようという新住民も現れません。
残った土地を売ろうにも、不動産価値は激減し、もう売ることさえできません。
建設工事の下請け、孫請け、あるいは工事のときのちょっとした臨時収入と引き替えに、死の村にしていいのですか?

あと1年もすれば、まずは滝根小白井に23基の巨大風車が建ち、嫌でも生活の中で目にしなければなりません。さらに1年も経てば稼働し、やがて付近の住民に風車病の兆候が出始めるでしょう。そのとき、いくら後悔しても、もう遅いのです。
滝根小白井風力発電を誘致した旧滝根町は、「町の観光資源になる」などと言って、嬉しそうに風車が完成するずっと前から町の観光マップに風車のイラストを入れたりしています。↓

工事のために大幅拡幅された道は風車のすぐ下を通っています。かつてツツジの名勝地として知られた精九朗壇から大滝根方向に向かう山沿いの緑は破壊され、風車がずらっと並ぶのですが、ここに一般車、ハイカーが自由に入れるようにするつもりなんでしょうか? 観光してくださいと言って。
欧米では巨大風車の周辺は一般人立ち入り禁止が当たり前になっています。なにしろ危険ですから。
現実に、日本でも風車は建てた先から羽根がちぎれて公道をふさぐように落下したり、中には青森の東通村のように、風車がタワーごと根こそぎ倒れるというお粗末すぎる事故も起きています。
阿武隈山系は、風がないときはゼロ。吹くときはとんでもない強風という極端な風況の土地ですから、稼働後、羽根がちぎれて落ちるなどという事故は時間の問題で起きるでしょう。
滝根小白井や檜山の風車が「観光資源」になると言って立ち入り禁止にもしないのであれば、これはもう、肝試しスポットとしての観光資源ですね。低周波を短期に体感してみよう! 羽根は落ちないかな? 精九朗の祟りはあるのか……。そういうPRなら、成功するかもしれません。

ともかく、ここまで来たら稼働までは突き進むのでしょう。
さあ、保安林を解除した田村市長。しっかり責任を取る準備をしてくださいね。命ある限り自治体の首長として、被害者の補償問題や、ゴミとなった後の撤去問題などに対応してください。
風車万歳、雇用増大だ、経済効果だとおっちょこちょいな提灯持ち発言をしたあなたもですよ。この村がこれから先どうなっていくのか、残りの人生、しっかりとここに踏みとどまって、見守ってくださいね。

ストップ!風力発電

ストップ!風力発電 鶴田由紀・著

かつて北欧を旅行したときに見た洋上風車の風景に感動し、環境問題に目覚めて、帰国後、市民風車への献金をしようとした著者が、風力発電の恐ろしさ、馬鹿馬鹿しさに気づき、隠された真実を、今、淡々と報告する。「大変な問題なのに、ほとんどの人はまったく知らない」ことの恐ろしさを訴えるために。
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風力発電の不都合な真実

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三重県で長年自然環境調査活動を続けてきた著者は、当初は広くPRされているように「風力発電は化石燃料を使わない、CO2を排出しない「環境に優しいエネルギー」だと信じていたが、目の前で展開される巨大風力発電施設建設のでたらめぶりに驚き、調査を開始。11年を経て、この事業がいかに欺瞞に満ちた詐欺的なビジネスであるかを知って戦慄する。
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このブログについて

環境条件がまったく合わないのを無視して、巨大風車群を無理矢理建設し続けることにより、日本は破壊されている。日本における風力発電ビジネスの実体に迫る。

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